地元でかねてより懇意にしているスペシャルティーコーヒーの店に行ってきました。ここへは月に一回程度通っており、日常がぶ飲みできるようなお値段ではないので、休日ゆっくり味わえるときに頂いています。
僕の顔を見るなり「○○さんの好きそうな味の豆入りましたよ。お時間があれば飲んで行ってください」と言ってくれたので、時間もあるしお言葉に甘えたのです。「コスタリカ、サンタテレサ2000」。以前コスタリカを頂いたときに、好みの味であることを伝えておいたのを覚えていてくれているのです。(ちなみに以前ここで頂いたパプアニューギニアも忘れがたい。)
ここのお店の試飲は、よくあるような紙コップに半分とかそういう類ではなく、その場で挽いて入れてくれ、ソーサー付きのマグカップになみなみと入って出てくる。そして店内のテーブル席に腰かけてゆっくりできるのであるから、もはや試飲の範疇を超えている。
一口、口に含んだ瞬間、甘みと酸味が程よく入った、まさに僕好みの一品であったので、「どうですか?」と尋ねられ、「やっぱりプロが淹れると違いますね」「いやいや、誰でもこの味が出ますよ」と会話が続き、何時もより少々高いが購入することにした。すると、「これは、日本初上陸です。」と補足してくれた。これは心してかからなければと思っている。