アウトレットなんかに行くと結構スウォッチのショップなんかがあって、値段も手頃なので、集めている人も多いと思う。
我が家は集めているわけではないけど、それなりにある。今回壊れたのは恵比寿の三越の中に昔、出店していたときに、家内とペアで購入したものだ。
春先から、本体とベルトを止めているピンがずれてくるので、その都度指で押し込んでたりしたが、いつの間にかすべて外れてしまい、肝心のピンもどっかに行ってしまったのである。
ピンなんか数百円で直るだろう、と高を括って量販店(BC)に行ってみた。一目見るなり「スウォッチは特殊なので無理ですね」と即答。ここでスウォッチの厄介さに気が付くのである。
「量販店は既製品だからダメなのかも、昔からある街の時計屋さんなら何か工夫してくれるかも」と思い直し行ってみた。もうかれこれ40年以上は活躍している職人さんで、色々試してくれたけど、「やはり特殊なので」とあきらめてしまった。
ここまで来れば、本家スウォッチに行くしかない。渋谷のスウォッチで見せたところ、「ピンだけはありませんので、ベルトごと交換ですね。デザインも変えたらいかがですか」とお姉さんがいくつかのベルトをトレーに乗せて持ってきた。お値段5,400円。
ベルトごとの交換か、どこに行っても直らないんだから仕方がない、と思い決断したのだが、加工の時間が予定より掛かるとのことで、その日は帰ってきて、何となく行きそびれたまま時間を刻んで過ぎて行った。
今週の初め、「スウォッチ ベルト ピン」の検索を試してみた。するとこのブログがヒットしたのです。(たぶんこの問題に直面したときにも、同じような検索ワードは掛けていると思うのだが)
そして、いてもたってもいられなくなり「東急ハンズ」へ。「シリコンチューブありますか?」「あそこの上にありますので販売員に切ってもらってください。」見てみると、1M216円である。そんなにいらない。そして、販売員に「これ切り売りですよね。M単位ですか?」と聞いたところ、「10cm単位ですよ」とブログの情報通りの回答が。「じゃ10cmで」と注文し(21円)「1mmのステンレス棒ってありますか」「あそこにM単位でありますよ」「M単位ですか?」「M単位です」・・・・残念なことにこちらはこれ以上切り売りにはならないらしい。
すべて合わせて391円。しかも、今後何回か壊れたとしても補修部品(今回購入の2点)はまず無くならないだろう。それにしてもこんな特殊な材料がワンフロアしかもほぼ隣同士といえるほど近くにあるとは東急ハンズはさすがです。
作業メモ
ピンの幅は21mm、ホーザンのc-217ワイヤー(ケーブル)カッターで切断
シリコンチューブを端から刺す。ゆるゆる。使っているうちに力が入って開いてしまったのが今回の原因とみられる。
3段目になかなか入らないので見てみると、劣化したチューブが入っているので取り出しその外側から入れる。
つまり、端から入れて真ん中で一度切ったわけです。普通のカッター使用。間は切り込みを入れただけ。
勿論、普通のプライヤーで、程よく圧をかけ固定しながらです。
本体とベルトを合わせ、ピン(自作)を刺す。切り込みを入れただけの所が通りにくいようでプライヤーのお世話になる。逆に抜けにくいような気がする。
作業時間は5・6分であった。ちょっと硬い出来上がり。
お断り:下記のブログを参考にさせて頂き、リンクを貼らせて貰いましたが、承諾を取る手立てがページ内に見つからず、無断でのリンクとなっています。
もし、ご本人様「kkato」様が迷惑でしたら、お手数ですがコメント欄よりご連絡ください。修正いたします。
参考「Weblog::kkato 沖縄暮らし日々のメモ」より「6/19 スウォッチ 革ベルト交換」投稿日:2012年6月19日