京都神社巡り2019(11/3の続き)②

脚が強くなり始めたのと同時に、一行は店に飛び込んだ。
ここの店の前は、さっき車で通ったところだ。
「先ほど電話頂いた方ですか?」
Ns氏が「6人です」と応える。

「そちらのテーブルをお使いください。(テーブル)付けますか?」と言うので、「はい」と言いながら、自分たちで付けてしまった。

店内は椅子がやたらとカラフルで、カウンターとテーブルの間に余裕があり、先客もいたが、ゆったりした気分になれる空間である。
この時間なのに、後から2人組が2組入ってきたから、まあまあ流行っているのだろう。
「すみませんね」と言いながら水を持って来てくれた。
ここだけの話、この水が、校庭の隅にあるホースから直接飲んでいるような味で、大変まずいのである。

飲食店は大抵業務用の浄水器を使っていると思うのだが、不味すぎて飲めなかったのであった。のどが渇いている身としてはこの状況はつらい。

バリエーション豊富なメニューから各自、注文をする。

鮪削節の醤油や、まぜそば、海老らーめん、焼き飯など。
メニューによって細麺、中太麺などを選ぶように尋ねてくる。

僕は、地鶏の塩ラーメンを注文。
「中太麺と平打麺ができますが」と言うので
「中太麺で。あっ固めでお願いします。」と付け加えた。
でかいハッシュドポテトが載った、まぜそばが最初に運ばれてきた。
しばらくして出された、塩ラーメンは可もなく不可も無い味で、トッピングのタケノコが印象に強く残る。
だけど僕の地元だったら、この値段設定はないなぁと思った。
食べ始めてから、この味だったら平打麺のほうが良かったかも、と思った。

3時になり、店内が暗くなった。壁のメニューもいつの間にか隠され、
「ラストオーダーありますか」と聞いてきたタイミングで、勘定に。ここは、Ns氏が全員分持ってくれた。
店を出ると、雨が運よく止んでいて、裏手の駐車場まで歩き車に乗り込む。

御金神社
御金神社

御金神社も近くのパーキングに留める。15:30分を少し過ぎた時間だ。

「今(S先生が乗っている)ベルファイアが行ったね」
と誰かがつぶやく。
「ギリギリセーフ。」
「危ない危ない」

などと次々に感想をもらす。
僕がこの2日間、一緒に行動しているグループはS先生から小言をもらう率が高いので、良かったよかった。と皆ほくそ笑んでいる。
角を曲がり、神社の方を見ると、大通りの角まで大変な行列である。(写真向かって左方向にずらーと並んでいる)
これを見て、同行のTkn氏も何度も
「金の亡者がいっぱいだ」と感想を漏らす。
そして、「この近くに住んだらご利益があるかな?」と矛盾した発言をするのである。

「あれ、こんなに並んでいるんだ」と7月の同じ時間帯に来たというNs氏がその時の画像をスマホの画面で見せる。
「平日だとこんな感じだったけど休日はすごいな」
おしゃれな洋食屋さんの入り口には、“ここには並ばないでください。”
という貼り紙があるが、皆さん無頓着に並び続けている。
並ぶこと10分強で、鳥居をくぐる。

入ると見慣れぬ光景が。
すぐ左で皆さん、お金を洗っているのである。
そして、幾重にも掛かっている絵馬を見て「金の亡者がいっぱい」と、またもやTkn氏が漏らす。

参拝は反時計回り。

参拝を済ませたら、左にある社務所でお財布を買い、手水舎でお金を洗う順路である。
Ns氏によると、この布製の財布は1年ごとに買い替える必要があるとの事。
「年会費1000円と言うところか」と誰かがつぶやく。
順路はスキップすることもできるらしく、僕は財布をパスし、早速1000円札を洗ってみる。

お札ってこんなに濡れたっけ?

と思うほどびしょびしょ。

同行のメンバーも皆同じ感想を持ったらしい。

Hr会長は10000円札。先ほど買った1000円の財布に入れて、神棚に置いておくそうだ。

びしょ濡れの札をダッシュボードで乾かしながら、次の目的地へ向かう。

やはり、入れ物として布製の財布を買っておくべきだった。
(注)次回でラストにしたいです。

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