漫画にはまって引きこもり?!

フーのプレミアム会員になってからかなり経つ。
元はと言えば、10年ほど前までは、ヤフオクで5000円以上の商品を「落札」をするためにはプレミアム会員になる必要があったのです。
「出品」ではなく「落札」でです。

今では考えられないシステムでした。

で、そのまま放置、毎月500円程度の会費が引かれていっているのです。

まあ、たまにはyahooショッピングで買うので、その時には通常よりも還元ポイントが多いという特典があるのですが。
アマゾンなんかだとプライム会員になれば動画が見られるとか、配送費が無料になるなど特典があるので、ヤフーのプレミアム会員も他に何か特典がないかな?と調べたところ、「マンガ読み放題」というのを年明けに、見つけてしまった。(メールにも案内がいくつか来ていた!)
(著作権の関係があると思うので、画像は加工しちゃいました。同じ理由で、漫画の紙面も載せません)

yomihoudai
yomihoudai

漫画を探す。
ドカベン(ない( ;∀;))こち亀(ない( ;∀;))など・・・無料なだけに有名な作品は無い様である。
そんな中、昔リアルタイムで読んでいた、「ブラックエンジェルス」を見つけた。

気弱を装った主人公が自転車で旅をしながら、必殺仕事人のように、こっそりと悪人を退治するので、自転車に乗っている身としても、当時、読んでいたのである。

スポークを武器にするんだけど、走行中のスポークをいきなり外すのは「絶対」無理。
シートポストに吹き矢を仕込んであるのは、かっこいい。
バックでの走行シーンもあるが、これは、10キロ程度の速度だったらピスト系の自転車で可能だ。
実際、僕が学生時代に所属していた自転車部にはレース部門の他に、「サイクルサッカー」という競技をする部員もいて、バックに漕いでゴールを死守したりしていた。

そういうわけで、この漫画、最初は良かったのだけど、途中から(神父さんが出始めたあたり)ややこしくなって、読まなくなっていた。
今回、全部読んだけど、やっぱり読まなくなってしまった理由が分かった気がする。
しかも、戦闘場面の描写がリアルで、スプラッターホラー状態。
少年誌に連載されていたとは、今では考えられない表現だ。
似たようなバイオレンスもの漫画を探していたところ、今回すっかりはまって、休日を丸々つぶしてしまった作品に出合ったのである。

かなり古い成人漫画で、「さそり」という。
何となく聞き覚えのある名前だ。
作者は篠原とおるさんで、こちらも聞いたことがある。

タイトルでググってもらえば、相当の数の「ネタバレ」ブログ等がヒットするので、説明は簡単にしますが、松川ナミという女性が、ひょんなことから女囚刑務所に入れられ、そこで、嫌がらせを受けた囚人や看守に数々の復讐をするんだけど、すべて計算通りにうまくいくのです。
まあ、脱走は2回したけどどちらも失敗。でも、その中で看守に復讐を果たしたりしている。
舞台が刑務所だし、街の描写も多くは夜。そして、雨のシーンが多い。
そう、全体的に冷たく暗く、陰湿感が半端ないのです。(作者の計算通りか)
そして、主人公の表情が、これまた、とてもクールで、ゴルゴを彷彿とさせる眼つきをしている。
狙撃はしないけど、仕掛けのタイミングが成功していくあたりは、ゴルゴ同様いっぱしのテロリストと言えるのである。

読んでいくと、憂鬱な気分になり、かなり滅入るのだ(そういう意味ではお勧めできない漫画である)が、一つ一つの細かいピースがうまく組み合わさって、思い通りに行く様は痛快で、そこで気分が救われる。

そんなことで、1話ずつ読むとか1巻ずつ読んでいこうかな、とか思っていても、「次はどうなるの!」と寝食を忘れるほど!すっかり引きずり込まれて、こんなに天気も良かったのに、1日「ヒッキー」になってしまった。(コロナが流行っているから丁度良かったかも。)

また、なんか他に面白いのがあったら、紹介しますね。

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