空気の入れ方を長年間違っていた!ことが判明!!

宅にあるスポーツ車用のフロアポンプは、購入してから、もうかれこれ10年以上経つ。
7~8年前には、本体と取っ手の部分が外れてしまい、引き上げることができなくなったのでボルトで固定する加工をしたり(写真上)して延命してきた。
(ということは20年近く経つのだろうか)
パナソニック(パナレーサー→以下:パナ)の「らくらくポンプBFP-GBG」というやつで、かみさんと渋谷へ出かけた折、ハンズで見つけて購入したものだ。

しかし、使ってみると5気圧ぐらいまで入れるのがやっとで、携帯ポンプとほとんど変わらないのである。

しょうがないので、月に1・2回、ハンズへ行き、店頭に置いてあるポンプ(ここ最近はサーファス200)で満足する圧までしっかり入れている。

コロナの影響で、ハンズも営業時間が8時までになっているし、緊急事態宣言中は土日祝日も休業だったので、休日にはYsRさんへ寄って空気入れを借りていたりした。

近いうちにきちんとした空気入れを買おう、と思いながら、延び延びで来ていたが、この状況なので、本腰を入れて購入する運びになったのです。

候補はハンズで使い勝手が良かったサーファスFP-200。

自宅で、5気圧ほど入れたチューブにそのまま差し込み(下記の①の下準備が不要)、軽く3回ほどポンピングするだけで6気圧が入るスグレ物だ。

購入するため、いつものようにBカメラのHPで物色すると、税込みほぼ4,000円だ。
定価と変わらないが、送料も入っているし、ポイント10%還元がある。

何色にしようか、などと見ていると、同じページにパナのBFP-04 AGA3という物があり、これより安い約3,600円で売っているのを見つけて目移りしてしまったのである。
(同じページに販売終了品として、家にある「らくらくポンプ」も載っていた。)

サーファスFP-200は使い勝手がわかっているが、ここで第2の候補が発生してしまったのです。
パナは一応国内メーカーで信頼できることと、補修部品が充実していて安心だ。

どんなもんかなと思って、パナのHPを見ていく。

panasonic空気入
panasonic空気入

検討しながら掘っていると、今、家で使っているBEP-GBGのマニュアルを発見してしまった。

そして、何気なく“使い方→「バルブ別使用方法」”を「今更ながら」見たところ、タイトルにあるように長年使い方を誤っていたことが判明したのである。

マニュアルによると

2.バルブ別使用方法(ご使用のチューブのバルブ形式を確認してください)
〇仏式バルブ
バルブキャップを外す
①バルブの小ネジを開ける。
小ネジの頭を指で軽く押して空気の通りを良くしてから仏式バルブ用アダプターをバルブにねじ込む。
②口金を、バルブにねじ込んだアダプターに差し込む。
③ロックレバーを倒して固定

という手順だ。(図参照:画像の文字が見づらいので書き起こしてみました。)

僕は、ずぅーと、先にアダプタをホースの口金に取り付けてから、左手でバルブにおさえ込みながら右腕でポンピングしていた。(図の①と②の順番を逆に行っていた。)
あるいは、バルブアダプタへ英式のクリップを挟み込んで入れる方法もとっていた。
当然、空気が入りにくいので①の「先に空気を少し抜いておく」作業は必然的に行っていたけど。

昔のフレンチバルブ対応のホースの口金は押さえながら入れるタイプだったから、何の疑問もなく、このように使っていたのだ。

そんな使い方をしていたので、アダプタについているOリングが外れてしまい、アダプタを買い替えたりもしていた。
そういえば、この空気入れを買った当初、付属していたアダプタは樹脂製だったような気がするが、失くしてしまったまま引っ越しをした。

ということは、やっぱり購入してから20年は経過している。

しかも、今回このブログを書くにあたり、正確性を期すために、もう一度マニュアルを見たところ、何とバルブを固定した後にロックレバーを下げるのである。(図の下の左:「1.ロックレバーの取扱方法」参照)

これも(携帯ポンプを含め)、他のポンプとは逆なので、間違えたまま過ごしていたのかと思い、この通りにしたが、この図が間違っているようで、レバーを引き上げた状態ではアダプタは入っていかないのである。

気を取り直してしっかりと嵌った状態で入れてみる。

圧が上がるにつれて、力がかなり必要になるけど、このポンプの気圧計で目標の6気圧が入った。(サーファスのとかだと、刺した時点で、メーターが5気圧あたりを指すが、このポンプの圧力計はバルブに刺した時点ではほとんど動かないし、ポンピングをしないと正確な位置を差してくれないので、当てにならないが、タイヤの固さは満足なものになった。)
マニュアルによると仏式で700kPa(約7気圧)まで入るという事である。
僕は6気圧なので何とか使えるということだ。

物が増えると、かみさんの目もあるので、買い替えをせずに済んで良かったのです。

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