緊急事態が解除されたかと思ったら、すかさず、まん延防止法~(「まんぼう」と略すのは良くないとの事)が発令されて、3週間くらい経つが、相変わらず飲食店が20時までの営業になっていたり緊急事態宣言のときと変わらない生活様式で、両者の違いが分からないでいる。
こんな中で、外出をするのも気が引けるが、今日久しぶりに近所にある小規模なホームセンターに行った。月に2回の5%OFFの日でもあるし、雨の予報もずれ込んだこともあって、ちょっと出かけることにした。
カミさんが、ガーデニングの所で品定めをし始めたので、ボクはカー用品や工具のあるコーナーで時間をつぶす。
特に目新しい物も無かったのだけど、センターゲージを自作するために何か適当な棒があればいいな?と思い、改めて見たところ、丁度手頃な長さの棒を売っていた。(写真上参照)
しかも、何と数か所にネジ穴が開いているし、一定間隔で穴が空いている。
クローゼットの中に棚を付けるための支柱であるらしかったが、これぞ求めていたモノ?と値段も税込みで364円と、実験に失敗してもダメージがないので、即購入してしまった。
最後にホイールを組んだのが約1年前(「新規ホイール手組作業!?」20200508参照)それまでにも何組かのホイールを組んでいるが、全てブレーキ目安、そして、スポークテンションの手の感触だけを頼りに組み上げたものにすぎない。
まあ、乗っていて、不都合はないのだが、どの程度センターがずれているか、計ってみることにした。(当然修正が前提)
ここで、センターゲージを知らない方もいると思うので、簡単に言うと、「洋服のハンガーを大きくしたようなイメージで、本当に1本の棒状の工具」なのです。
安い、といっても3000円程度の物は板のようなもので作られていて、5000円以上になると、鍛造の重量感のある安定した製品が手に入る。
中には1万円前後の物まであるのです。
年に何回使うかという代物なので、買う気にはならなかったのです。
実際ハンガーで事足りるのでは?と思うくらいだ。
さて、通常、市販のセンターゲージは“センター部分”にある「ボルト」で高さを調整する物が大半だけど、要は「リムの縁までの距離がハブ軸を中心として、左右均等か」ということが分かればよいので、センターの部分にはあえて何も付けず、縁の部分にボルトを取り付け合わせることにした。
ボルトを通す穴では、リムの両端にうまく合わないので、棚板をつけるために15㎜間隔で空いている楕円形の穴を使う。
家にあるネジ(釘)箱を漁るとこの穴に合う3㎜のボルトが見つかり、しかも長さも長めだ。(8本入りで200円弱だったと思う)
ボルトの長さを固定するためにナットを上下2カ所に取り付ける。
センター部分でこの板を押して固定しながら、ナットを調整しリムの高さに合わせ固定する。(「自作」にもなっていない。)
この微調整に手間が掛かるが頻繁に行う事ではないので妥協する。
反対側のセンターに合わせると、ボルトが浮いてリムに触れない。
約、2mm弱ずれていることが判明したのだ。
作った甲斐があった。
これで十分である。