メガネフレーム交換

の終わりの頃に(今日もまだ暑さが続いていて、今まさに夏の終わりの季節感だけど、8月の後半の出来事です。)耳がかゆくなってきたのです。
正確に言うと、メガネの「つる」(テンプルというのか)、耳にかけている部分が「痛、痒い」という症状で、触ってみると皮膚もかなり荒れてしまっていた。

メガネの「つる」の部分を見ると、何やら汚れが…。

僕は、ほぼ毎日クリーニング(店頭の超音波洗浄機)に、マメに通っているのにおかしいな、
と思い、この汚れを取ろうとしたところ、汚れではなく、錆だということが判明したのです。

このメガネは、7月に新調したメガネ(「jinsめがねで、新調!」20190703参照)である。
計算上、1ケ月ちょっとで、錆びてきたということになる。
かゆみ、炎症は金属アレルギーに相違ないのである。

「あれっ?チタンって錆びるんだっけ??金属アレルギーになるんだっけ???」

気になったので、公式ページで同じモデルを調査する。
金額や素材、タイプを絞り込むが、同じモデルが出てこない。

そこで、「jins 鯖江 チタン」と検索しなおした。

やっと同じモデルを探し出すと、フレーム素材のとこに「フロント:チタン  テンプル:メタル」とあるではないか。

レンズのフレーム(前)部分だけが「チタン」だった。
せっかくの鯖江ブランドなのに、これは大変残念だ。

下の方に口コミもあったので見てみると、9件のレビューがあり、一番左上に☆ひとつ「残念ながら」のタイトルで掲載されているコメントがなんと「購入後3か月ほどで 耳があたるところの塗装剥げてきた」という、まさしく今回のこととと同じ内容であったのだ。
口コミページに飛び続きを読むと、この方は、その後も3か月ほどで同じ症状になったようで、保障切れだったのか再度の交換までは書いてない。

その後、以前使っていたメガネを引っ張り出し、使用していたが、まだバリバリ保証期間内なので、昨夜、交換に行ったというわけです。(今までかけていたメガネに戻したところ、1週間ほどで、痒み、炎症は収まった。)

店内へ入る。平日の夜、閉店間際ではあるが、相変わらず流行っている。
1階のカウンターへ行き、手が空いた若い女性のアジア系の店員さんに、おもむろに持ってきたメガネを差し出しながら、「このフレームのテンプルの部分、メッキが落ちたようで、錆が出たので、テンプル交換してほしい」と訴えた。
名前を聞かれ応えていると、隣にいた、やはり若い女性のアジア系の店員さん(7月に商品を渡してくれた方)が「フレームの保証は初期不良だけです。お客様が落とした場合は保証になりません。」
と言うので、「落ちたというのはメッキが落ちたということを言ったので、落としたわけではないのです。」
と説明した。
なにせ、このJINSの中で一番高いフレームを購入したのだから、保証が受けられないのはもってのほかである。

上(2階)で確認して来るので、座って待っていてください。と言うので、展示してあるフレームを見ていた。
今回のと同じのも飾ってある。
同じコーナー(18000円のとこ)に似たようなのがあって、値札のところに「フロント:チタン  テンプル:チタン」と明記されているモデルもあった。
「こんなところに書いてあったのか。」と思いながら、再び自分のと同じモデルを見ると、そこには何も書いていなかった。

店員さんが戻ってきて、商品棚の下にある保管庫をあけながら「錆びていたようなので、お取替えします、ただ、在庫がないので、展示品になりますがよろしいでしょうか?」
と言うので、「つるが錆びただけだから、このつるの部分だけ変えてくれればいい」と言うと、それはできなくて、フレームごと交換となった。

後日取りに来るつもりだったが、「そこで、座って待っていてください。」と言うので待っていると、目の前のカウンターのところでレンズの入れ替え作業を始めた。

持って行ったフレームと重ねながら、テンプルの角度などを微調整している。

10分も経たぬうちに入れ替えた新しいメガネを持ってきて、
「掛けてみてくれませんか。下を向いて、緩さとかありませんか?」
と問われ、下を向いて頭を左右に振ってみたが、特に不都合なことはなさそうだから、これでいい。と応じる。

ホッチキスで留められた新しいレシート(保証書)を示しながら、「今回の交換で、あと1回の交換となります。6ケ月の保証は作られたこちらの日からになります。」
と下になっている購入時のレシートも示しながら補足する。(写真参照:新しくしてくれたフレームと2枚のレシート)
「もう錆は出ないですよね、」と尋ねると、
「原因が分からないので何ともわかりません」

RIM TITANIUM - MADE IN JAPAN
RIM TITANIUM – MADE IN JAPAN

新しく直してもらったメガネをかけたまま店を出たが、「また錆が出たらどうしよう」と考え、古いメガネを着用した。

思えば、この古いメガネも含め、これまでのメタルフレームの「つる」の耳の部分には、プラスチックのカバーが付いている。
このJINSのフレームは耳にあたる部分も金属で、うまい具合にデザインされている。
プラスティックの物より、見た目がスマートでおしゃれ感が高いが、日常使うには不向きだったようだ。