USBメモリーはこれまで(特に最近のものは)いくつも、数年(1~2年)でダメにしてきた。
最安値で買ったノーブランドのものや、超小型のスイングタイプだったりと、「壊れて当たり前か」と納得いくものであった。
USBメモリーは日頃よく使う大事なデータを保存するので、今回は、安定性を求め「IOデー○」の大きさも結構大き目の昔ながらのスティックタイプを購入した。
価格も対容量比では割高な方であったが「安心料」と考えた。
何かあったら困るので、それまでは都度PCへ、バックアップを取ったりしていたのであるが、安定感からの安心感で、バックアップもおろそかになっていた。
今日、出先で利用した折、アクセスランプがやたら急点滅をしているので、胸騒ぎを起こし、帰宅してからPCへつなぐと、今度はアクセスランプが、「蛍の発光」のように、ゆっくり点灯するのである。
始めて見る現象である。
ためしにUSBポートを変えてみるが×
最近バックアップをおろそかにしているので、ちとアセル(^^;
データが認識されないので、いくつかリカバリーツールに掛けてみたのだが、そもそも、windowsの「ディスクの管理」にも、ドライブレターが認識されていないので無理な話なのである。
USBメモリ内部の接触不良が原因だと考え、”かなり”気休めであるが、分解してみることにした。
メモリ(チップ)の足のはんだが浮いていたりしたら厄介である。
可能性が大きいのは、くり返しの抜き挿しが原因の、USB端子と基盤の接触だと考えた。
分解。
ケースは接着剤など一切使っておらず、はめ込み式の安っぽいものである。
開いていくと容易く分解できるのである。
基盤の表裏に「サンディスク」の8Gメモリが載っていて、片側はコントローラーチップが載っている。(写真参照)
USE端子接続部分を見ると”汚れが”・・・
あくまでも気休めなので、綺麗に拭いてみる。
そのまま、PCのUSBへ挿してみたところ、通常の発光状態で、いつもと同じように認識されたのである。
(拭いたことによる回復とは考えていない。拭くという行為によって接触部分がどうにかなったのでしょう)
「これは最初で最後のチャンス!」とばかりに、早速バックアップを取って一件落着した。
交換保証もついていたので、購入日を確認するとちょうど1年が経過してしまっていたのである。
今回も寿命は1年だったということで、メーカーは上手く作るものだと感心している