2020年12月の「ちば市政だより」によりますと、85~89歳の認知症発生率は44.3%、90歳以上は64.2%だそうです。(厚生労働省調べ)。一方、10月7日の会員用ブログに報告しましたが、千葉市の統計を基に計算すると、あすみが丘5丁目の85歳以上の人数は85人になります。大雑把にいうと、この半分の40人ほどが認知症ということになります。本当にこんなにいるのでしょうか。認知症の症状を調べてみると、次のように思えてきます。
一番ひどい症状は、外に散歩に出ると家に帰ってこれなくなる。息子や娘の顔が分からなくなる。こんな人は多くても数人でしょう。さらに、東京まで出かけると、乗り換えが分からなくなる。こんな人はもっと沢山います。
次は今まで毎日、ルーチン的にやっていたことが出来なくなる人。例えば、料理が出来なくなる。冷蔵庫に同じものをたくさん買ってきて、腐らせてしまう。カギのかけ忘れ、ガスの消し忘れ。もっとたくさんいます。
性格が独りよがりになり、怒りっぽくなり、ルールを平気で破るようになる。これも、認知症の典型的症状だといいます。このような人が公的役職に就くと、困ったことが起きます。
高齢者には、運転免許証更新の時に認知症テストが課せられます。85歳以上になると、免許を返上する人が増えてきます。このように考えると、4丁目に認知症の人が40人いるかもしれないというのが理解できそうです。
認知症で困っている方は、まず土気駅前の「千葉市あんしんケアセンター」に行って下さい。親切に相談に乗ってくれます。自治会、ボランティアグループの福祉委員会の会合にも参加されています。IT委員会武山
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