平成28年2月24日(水)
あすみが丘第一自治会
福祉委員会
認知症サポーター養成講座議事録
開催日時:14:00~15:00 第一自治会集会所
参加人員 会員15名
講師:千葉市あんしんケアセンター土気 佐藤(主任ケアマネージャー)
:布施所長、加藤主任
1.資料
・認知症を学び地域で支えよう・千葉市認知症ケアパス・千葉市あんしんケアセンター
・「もしかしたら認知症?」・今後の高齢者人口の見通しについて・市町村高齢者人口
・認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)
参考 千葉市高齢化率:23.9% 土気圏域:あすみが丘18.0% 大木戸町:45.1%、大椎
町:43.9%
今後の高齢者人口の見通し:65歳以上の高齢者人口 2015/3,395万人(26.8%)
2055年/3,626万人(39.4%)、75歳以上の高齢者人口 2015/1,646万人(13.0%)
2055年/2,401万人(26.1%)
新オレンジプラン:2017(平成29)年度末旧プラン600万人→新オレンジプラン800万人
2.千葉市あんしんケアセンターについて
正式名称=地域包括支援センター 全国7000箇所
千葉市あんしんケアセンター24箇所 緑区3箇所
千葉市あんしんケアセンター土気:あすみが丘1-20-1バーズモールC棟1階
3.認知症を理解する
認知症とは、いろいろな原因で脳の細胞が死んでしまったりして、脳の司令塔の働きに不都
合が生じ、さまざまな障害が起こり、生活する上で支障が、およそ6ヶ月以上継続している
状態を指します。
認知症を引き起こすおもな病気:脳の細胞が死んで、委縮する
①アルツハイマー病
②レピー小体型認知症
③前頭側頭型認知症
認知症の症状→中核症状と行動・心理症状
症状1:記憶障害 物忘れ
症状2:見当識障害 時間、場所、人物 見当識とは、現在の年月や時刻、自分がどこにい
るかなど、基本的な状況を把握することです
症状3:理解・判断力の障害 ふたつ以上のことが重なると処理が出来ない等
症状4:実行機能障害 計画を立て、段取りが出来なくなる
症状5:その他 感情表現の変化など
認知症の人への対応の心得 “3つの「ない」”
1.驚かせない
2.急がせない
3.自尊心を傷つけない
具体的な対応の7つのポイント
まずは見守る 余裕をもって対応する 声をかけるときは1人で
後ろから声をかけない 相手に目線を合わせてやさしい口調で
おだやかに、はっきりした話し方で、相手の言葉に耳を傾けてゆっくり対応する
4.認知症サポーターとは
認知症について正しく理解し、偏見を持たず、認知症の人や家族に対して暖かい目で
見守ることがスタートです。認知症サポーターは「なにか」特別なことをする人ではあり
ません。認知症の人やその家族の「応援者」です。
「オレンジリングは認知症サポーターの証 “地域で支えよう”」
5.その他 ビデオ視聴:2本「認知症対応者の応対事例」「若年性認知症者とその家族」
受講者アンケート
皆さんが非常に参考になったとのお言葉、ビデオ視聴でインパクトが強かったようです。 もっと若い方にも受けて頂くとよいとのお言葉もあり。平日でもあり、日程等も今後の課題です。
ご協力ありがとうございました。
以上
認知症のお話しをきいて、認知症にも色んな認知症があり、対応のしかたや声のかけ方の勉強になりました。また!機会があったら出席したいと思います。