No.265 [塩屋崎灯台]

 相方の実家は福島県小野町という所なのだが、そこで法事があり、甥っ子の車に便乗して行ってきた。
 一切を無事に済ませての帰り、どこかへ寄りましょうかということで、美空ひばりの記念碑がある、塩屋岬に行きたいということを申し出てそこへ寄り道することになった。

 私も初めてであり、灯台もおととしの三浦岬の灯台以来である、楽しみに行った。
 着いてみるとさっそく美空ひばりの記念碑があり、塩屋岬を舞台にした「みだれ髪」のメロディーが流れている。
 今回は彼ら夫婦とも一緒に写真に納まった。

 で、灯台まで行こうということで歩き出すと、何と「喜びも悲しみも幾年月」の記念碑があり、ここの職員の手記が元で、この映画が作られたという説明がされていてびっくり、大変に古い歌なのであるが、私はもちろん知っており、思いを新たにしたね。


 灯台に登ると最近は高所恐怖症なのか、ぞぉっとしたがあいにくの曇り空、遠くがかすんでもったいなかったね。
 平日で観光客は少なかったが、それでもマイクロバスから年配の人たちが降りてきて写真に納まっていた。
 それらを満足しての戻り、お昼を食べようということになり、地元では有名なのだという「メヒコ」に寄りましょうということになった。
 もちろん私は初めてなのであるが、ここの蟹ピラフがおいしいという。テーブルの横に水族館というのがあり、海がめが気持ちよさそうに泳いでいる、それらを眺めながらの食事であった。

 腹も満たされ後は帰るのみ、常磐自動車道を走りながら、こっちはゆったり眠り、運転手には申し訳ない。
 利根川を越えたあたりから車も多くなり、気温も蒸し暑くなってきて日常の生活に戻ってきた。
 それでもあちこちに寄ったりして、昨日からの二日間のことなのだが、何日も過ごしたような充実した日であったなぁー。
 今回は便乗させていただいた相方の甥っ子夫婦に感謝の二日間でありました。

7月7日、七夕である