338・昭和演歌

先日2月16日、久々に池袋で飲む機会があった。
まずは、サンシャイン前のサウナ、レスタというサウナでゆっくりと汗を流した。なかなかいいところだね、露天風呂っぽいところがあってそこへつかっていると雪が降ってきてちょっとした温泉宿の気分である。今夜は冷えて冬真っ盛り・・こんな寒い夜は居酒屋で一杯、演歌が似合う・・
 で、外へ出て歩くと飲み屋街「美久仁小路」があるではないか・・まさに「池袋の夜」演歌そのものである。
いいねぇー、外は雪が待っている、この白いのは雪である。
 実は以前ここに来た時には昼間で、入口もネオンの管であったような気もしたが、そんなことはどうでもいい。
 この美久仁小路の居酒屋で一杯飲むのが夢だった「池袋の夜」1969年のヒット曲とある、私が東京に夢を抱いていた頃宮崎の故郷で聞いていたなぁー。
 今夜は楽しく飲めそうだ、居酒屋のカウンター席に座って焼酎を飲む、外は雪・・いいねぇーまさしく演歌だね。
少し飲んでほろ酔いとなったところで近くになじみのスナックがあるという、いかない手はない。
 このスナック街もビルの二階でスナックが軒を並べているところである・・うん、うん、昭和だよ・・
入るとお客もちらほらさすが池袋・・なんかわからないが妙に感心したりして・・
 歌を進められると、先週の詩吟の稽古でのどがつぶれたのにもかまわずにまずは「池袋の夜」最高だね・・。他のお客も年配の人が多くて歌う年代があい、なおさら調子に乗ったよ。なぜだか「メランコリー」
キーも出ないのにアキラ節までやっちゃってどうなってるのかね。
隣には鹿児島出身の人もいたりしてなおさら盛り上がり、帰る機会がつかめない。
 でもここは、池袋、山手線品川とは対極のところで相当に時間がかかるだろう、案の定、山手線で途中二度ほど降りて休憩をした。
 品川についたころは、最終電車の頃だが何とか戻ってこれたが、久々に調子に乗って痛飲したね。
それほど楽しい夜だった。
 演歌の世界で育った私には歌の舞台となったところへ行くのが嬉しくてしょうがないのである。
歴史の史跡を訪れたような気持にもなって嬉しいのである。
最後に池袋駅前で、フクロウの前で写真を撮ったことを報告して楽しい夜のお開きである。