388・銀座・新橋界隈

2月14日、銀座で飲もうという約束があり出かけてきた、奇しくも聖バレンタインデーではあるが、そんな楽しい話ではない、一応仕事、仕事。
 銀座2丁目というから4丁目から少し離れたところだね、行く途中お稲荷様があって大変懐かしく思えたね。この裏に「朱鷺」というスナックがあって・・・もう30年前にもなるであろうか、私が役者の勉強をしていた頃に三輪という映画監督の三輪塾で昼間この店で勉強をしていた頃があった…ひたすら懐かしい。この年になると、若いころの一コマ一コマが走馬灯のように浮かんでは消え浮かんでは消え・・なのである。
 もちろん今は近代ビルディングに姿を変えその面影はない、ただ、このお稲荷様が以前のままに残っているのに感動したのである。
 そういう思いをしながら食事へ向かッたが、そのレストランの前に銀座発祥の碑を見つけてここは1枚撮っておかねばなるまい。
普段からカメラを持ち歩き、何かあるとカメラに収めブログなどで紹介をしている、今夜もその例にたがわず記念が撮れた。
 
 夜の銀座はネオンキラキラきれいだねぇ、写真では今一だが実際はもっときれいであった。
九州の田舎にいるころは、当時流行の歌の中に銀座がよく出てきて花の都にあこがれたものだった。
 渋谷、新宿池袋、そういうところも行ってはみたが銀座は雰囲気が違うねぇー、人が多くてもごみごみしていない、若者がゴロゴロするようなところではない。
 古い表現だがハイカラな雰囲気があるところである、、当然私とはミスマッチである、このくらいは自覚をしているが、こんな私でも背伸びをしてもたまにはいいじゃないか。
 食事の後は新橋のサウナに入るのが今回のコースである。
烏森口のサウナはいつもサラリーマンでいっぱいである。
ここはのんびりできてリーズナブルで気に入っているね、人出が多くなっているように感じたが、実際に政権が交代してからは明るい材料でよくなってきているのだそうだ。
 いいことではないか、景気がよくなって皆さんの懐もあったかくなって、空手を始める人も多くなれば嬉しいというものである。
 今夜は、気候も暖かくコートを持参しなかったが、心ウキウキワクワク~・・ン?昔の歌の文句である。
今年は明るい展望となりそうである、そんな思いで帰路についた聖バレンタインデーであった。

387、鎌倉大仏様

「鎌倉や みほとけなれど 釈迦牟尼は 美男におはす 夏木立かな」  与謝野晶子
今日のハイキングコースの終点、鎌倉高徳院である。通称大仏様で有名だが、奥のほうへ行くと与謝野晶子の歌碑が立っている。
 昔は大仏様も屋内であったが、1334年、1369年の大風で損壊してそれ以後は露座となっているらしい。
与謝野晶子は大仏様を美男と称しているが実は阿弥陀如来で女性らしいが、ま、ここでは野暮はいいっこなしだ。
 いつもは正面から写真に納まっているが、今日はちょっとハス斜めから写ってみた、これも一興。
 先月のB級グルメの会での鎌倉訪問は八幡宮のほうであったが今日はすこしずれて北鎌倉からハイキングコースをたどり、結構歩いて歩数計で約17000歩弱、久々の歩数である。
 大仏様も何回も来ているのでそれほど見るわけでもなく、ぶらぶらと歩きだして、途中おいしいというレストランで松花堂御膳をいただいた。
江ノ電で鎌倉へ戻り、ちょっと土産などを買って横須賀線に乗り換えて、横浜で京急線で蒲田まで来て、お疲れ様。
 夜は横浜駅で買った弁当を食べながら今日一日を振り返って、素敵な一日であったということでお開きである。
今日も良き一日に感謝!  である。

386、北鎌倉

2月11日(月)祝日ながら何とものどかな天候となったものだ。
「どこかへ出かけたいね」手ごろなところで鎌倉はどうでしょうか、話はすぐにまとまり一路北鎌倉へ・・・明月院本堂からの朝の眺めが素晴らしいとかで早めに行ってみることにした。
明月院、アジサイ寺としてあまりにも有名だが、もちろん今はその季節ではない。
 早めに行ったので人出はそうでもなく、ゆっくりとみることができた、本堂からの眺めはさすがに素晴らしいものがある、ここは私も初めて・・かな?
 このお寺には北条時頼公の墓があり、私たち詩吟愛好者にとっては「春流」という歌碑もあってこたえられないところでもある。
 相方の所属する六郷岳精会が吟行会で来た時にはここで合吟をやったのだそうだが、私は心の中で一吟、というところか。
 北条時頼の物語で「鉢の木」がありその物語には感動するのだが、どんどん話がずれていくのでここではこれくらいにしておかなくてはいけない。
ちなみに、この近くに「鉢の木」等料理屋があるのだがこれにちなんだものだというのは疑いのないところだろう。
 お参りを済ませて、ハイキングコースへと向かい途中浄智寺へ寄ってここも一回り、そこを抜けて源氏山公園へ行って頼朝公の銅像を探したがわからず近所の人に聞いてようやくたどりついた。
 私も自称、源氏の末裔を標榜するからには一度は来てみたかったところである、写真に納まって満足・・。
 それからコースに戻って銭洗弁財天へ行ったがここは、何十年前であろうか・・40年近くにもなろう・・来た記憶があるか無いかぐらいにしかない。
 しかし、今日はしっかりとお参りをしてわずかに残っていた小銭を洗ってきたが、おもしろい看板には思わず笑ったね、やはりこの中のお金を持って行く不届者もいるんだろうねぇ。
 ここで甘酒などをいただいてしばし一服・・・。
改めてコースへ戻り、近くの佐助稲荷神社へと向かう。
 道も狭い、人家の背戸を通り抜けているような感覚である。
稲荷神社らしく赤い鳥居が数多く並ぶ、結構人出があるのには驚いた。謂れを読むと面白いものがある、こういう所へ来て、名前の由来や土地の謂れなどを読むのが楽しみである。
 それらを読むと感動するものや不憫な思いに駆られることもある、ここは、キツネの恩返しにちょっと感動。
ここを出ていよいよハイキングコースも終盤へ、目指すは、高徳院鎌倉大仏様!もったいぶるわけではないが、写真掲載も多いので次項へと続く・・・

385、2013年新年会

今年の日防連新年会を東京都大田区蒲田において開かれた。
今回は、月間空手道3月号において出版を紹介された「武道のすすめ」の著者吉澤先生にもおいでいただき、武道家としての心構えなどを説いていただくなどいつもとは一風変わった新年会であったが、若手が多い当連盟では大変有意義な講義であった。
 その後、場所を移しての懇親会となったが普段はなかなかまじかで話をできない大先生方の話を聞くことによって各人も大いに勉強になったことでしょう。
 今回は錬誠舘からも五十嵐、若林両先生も出席していただいて、にぎやかに行った。
締めにはなくてはならない五十嵐先生の歌を交えての中締めにはピシッと決まったね。
 その後、何人かは残ってまた盛り上がったそうである。
家族的な雰囲気のある日防連は今年は更に計画も進んでまた一段とステップアップしそうである、飛躍的な進歩はないが一段、また一段ですね。
 昨年は審判講習会の日程が取れなかったが、今年は早めに・・そうだね6月の初めころには行って神奈川県大会、千葉県大会に備えたいと思っています。
 今年も日防連では皆さんとともに楽しく明るく進んでまいりましょう。