450,第12回神奈川県空手道選手権大会

7月26日、毎年恒例の会場の神奈川県立武道館において行われたが、今年は連日の真夏日の中、この日も猛暑となってこれだけでも記憶に残る日となった。
 大会審判員も集中力が欠けたこともあった、ズボンに塩が吹いたなどと初めてのことである、というようなことを後日言っていた。スタッフの皆さんもいつも以上にご苦労されて感謝申し上げます。
 本部席にいても暑かった。熱中症で搬送され子がいるのではないかと気なって見守っていたが幸いにもそのような子が出てこなくて何よりであった。
 主催者としては、けが人が無く無事に終了することが一番なのである。
今回は全部門の形試合から始まったので子供も時間ぎりぎりに来る子もいたりして運営には影響なかったが、通知を徹底すべきであった。
 千葉県大会のように一般の形、組手が終わってから子供の形試合かと私が勘違いしていた、反省である。
一般の部では、上杉会館が形試合、一般女子、男子有級、有段と4部門にわたって優勝をしたんだね。
いやぁ、全制覇とは記憶にない。またそのようなことも考えたこともなくて成績表を見て気付いたが、特に初出場で優勝に輝いた戸塚教室の稲川さんは大したものである。
 有級部門では8名の参加があり、育心会館さんの壁を破るのは大変だと思っていたが見事やってのけた。大したものだ。
 女子組手では、蒲田教室の山田さんが大阪から特別参加をしてきた板東さんを退け優勝、形試合でも昨年に続いての優勝である。
一般有段参加の小関選手は以前全国大会の覇者であり、技術は相変わらずで、元神奈川県大会で優勝した小林選手を退けて決勝に進んだものは大したものだが、全国大会昨年の優勝者の藤田選手には紙一重の戦いで負けた。しかし、これで勝負勘を取り戻して来たら逆だったかもしれないね。
今年暮れの全国大会にはまた稽古を重ねてくるだろう、ハイレベルな大会が期待されるねぇ。
 中学生の池田君にはびっくりである、1年生ながらもあれよあれよという間に勝ち上がって、高木君と堂々と戦っていたがもう少しテクニックを磨けばそのうえでも望めるだろう。
 
 他会派で目立ったのは小学6年生優勝の狭間君(育心会館)である、今、当会でも教えているがスウェーバックやダッキングなどを使いこなしているのにはびっくりしたねぇ、組手のセンスがありそうだ。
決勝では、全国大会でも優勝経験者のとびぬけた実力の青木君を破った松永君(育心会館)である。
 堂々と戦い見事優勝したがこれも素晴らしい試合であった。
当会の6年生も佐藤君や富村君も頑張っているが今一つ及ばなかった。ま、また稽古で頑張ればいいがね。
 神奈川大会は全国レベルでもあるので勝ち上がっていくのは容易でないね。逆にここで優勝すると全国大会も視野に入ってくる。


 このあと、11月8日(土)に同じ場所で神奈川県ウェイト制大会が開かれこちらは学年よりも体重である。これはこれでまた面白いところがあって小さい人にも楽しみではないだろうか。
 大会が終わってしばらくは大会はもういいか・・などと思ってくるのだが、頑張る子供を見るとやっぱりこちらも頑張るか、となるところが不思議なものでる。
 大会が終わって隣のファミレスで来賓の吉澤先生と少し話して別れたのだが、大会をほめて頂くと・・ねぇ。
来年は春に移っての大会である、少しは気が楽になるかもしれない。
 
 それはともかく、この猛暑の中皆様本当にご苦労様、ありがとうございました。

449,椿山荘・ほたるの夕べ

7月3日(木)、東京メトロ・江戸川橋で降りて椿山荘へ向かい「ほたるの夕べ」へ参加して食事をしてきた。
久々である。何年か前に細君と春の桜満開の頃、同じように江戸川橋駅から歩いてきて食事をして以来のことである。
 昔から椿山荘のほたるの夕べは知っていて一度は来たいと思っていてようやく実現した次第である。
 若いころ・・40年にもなろうか、観光バス助手のバイトをしていた頃、ここへは何度もお客の送迎をしていた、また、中でのパーティーでは、今夜のスタッフのように会場は違うがホテルの制服を着て従業員としてせわしなく働いていたなぁ。
 いつかはお客としてきたいものよ・・心ではそう思いながら働いていたものである。あれから40年・・・我ながら感慨深いものがある。
   閑話休題
ここ椿山荘は1300年代の南北朝のころから「つばきやま」と呼ばれ、明治に入り山縣有朋公爵が名園として造り上げたそうである。
 明るいうちについたのでしばらく庭園を散策することができた。


三重塔はここのシンボルだね、とりあえずはここで1枚でしょ。一回りしてから五階の会場へ行くとたくさんの人が待っている。一応テーブル番号もあるので席の心配はないのだがそれにしても大変な客である。
 おなじみのバイキング料理であるが、フリードリンク制というのがいい、と、言いながらもそれほどは飲まないのだが以外と水がおいしかったりして何回もお代わりをした。
 しばらくすると舞台では、料理の演出を初めて、アイスクリームを作るらしく炎がめらめらと立ち上るところが面白い。
私のカメラではうまく取れないが雰囲気は伝わるかな?
そうこうするうちに、早めに出てスポットライトで照らし出された庭園を散策しながら戻って行ったが、都会の喧騒を離れてしばしの休憩、いい気分転換になったねぇ。
肝心のほたるか、さすがに庭園では見かけなかったが飼っているみたいでそのような場所で見ることができた。カメラで撮るとフラッシュをたくと映らなくフラッシュを使うと御覧のようにフラッシュだけが映る、それでもフラッシュの下に小さい灯りが見えるがわかるかな?。
小さいころ田舎ではこの時期はいつでも見かけたものであるが今では、その田舎でも見るところが限られているそうである。ホタルの光窓の雪・・遠い現実ですなぁ。
 
 それよりも「恋し 恋しと鳴くセミよりも 鳴かぬ蛍が身をこがす」な~んてね、どうも寅さんのセリフになっちまう・・・
だけど青春の一コマなんだなぁ。
 
下へ降りて電車に乗ると現実に戻るのだが、同じ都内でもそう遠くはない、たまにはこんな夜もまた一興。
またの来場を期して、現実で頑張るとするか。