344・朝日接骨院

20年前から、上杉会大会として名前が代わりながらも毎年大会を行ってきたが、最初の大会からずっと大会ドクターをお願いしている滝沢先生である。
 私の詩吟の先生が、最初の大会の時胃痙攣をおこしたのをその場で直し、以来横浜瀬谷区から埼玉県桶川市まで毎月一回通院していることは聞いていた。
 私も一度はお願いしたいと思っていたが、何しろ場所が埼玉県の桶川市である、また、大して悪いところもなく診てもらうほどでもないのでずっと通ったことはなかった。
 今回は、先週詩吟の先生の見舞いに一緒に行き、相方も同席して滝沢先生の施術を見舞いの時にじかに見て、二人で行こうか、ということでようやく実現できたのである。
 大宮にも分院を出しているということなので、より近いかな、と思って今回は大宮での施術を受けることにした。
 ここ大宮は、連盟顧問の坪山先生のお祝いなどでも駆けつけた時の乗換駅で二度ほど来ていて少しはなじみがあるのである。
 近くで食事をごちそうになり、いざ診療所へ・・途中には趣を感じさせる教会やロケット型の建物などもあってそれなりに楽しい街である。
 接骨院なども久々である、入ると人骨の標本があり、これに出会ったのは小学校の理科室以来ではないか?世間話をしてさっそく施術を行ってもらった。
 体のゆがみや、顔のゆがみなんと頭蓋骨の矯正なども行ってもらったが、痛いこと痛いこと・・もう少し商売っ気を出してゆるくやらないと一般の人は足が遠のくでしょう・・余計な心配をしたね。
 全身の整体や針なども打ってもらって約二時間、すっかりリフレッシュとなったようである。
この手の先生はうさんくさい話をよく聞くので、かかる人もよく見極めないといけないが長い付き合いのある滝沢先生は長年の実績で確かなのだが、あまり宣伝も行わないのでもったいないような気がする。
 今月発売の月間空手道「温故知新」のエピソードでは、先生の技術の高さなどを紹介している。ぜひともご覧いただきたいものである。
 数々の空手大会でもお願いされているので空手会事情にも詳しく、また先生ご自身も「龍山泊会館」を主宰して活躍されている。
 埼玉県桶川市と大宮駅近くで開院されています、あちこちでかかってもよくならなかったという人は一度通院されることをお勧めします。
                          4月24日、本日は晴天なり

343・ワンコウざんまい

4月21日(土)、のどかな日我が家のワンコウ、名前はクウというのだが私のパソコンの傍らで気持ちよさそうに横たわっていたので、たまには写真でも、ということで一枚撮っておいた。まさかこれが記念になるとはだれが予想していたことだろう。
 それがその夜、稽古から戻ってくつろいでいると、相方が急に「クウの散髪をしよう」と言い出した。昼間お店に友達がワンコウとの散歩で店に寄った時、きれいさっぱりにしていたそうでやりたくなったそうである。
 私どもの会話でもそのうちにやりましょう、と言っておいたものだから、私も強くは反対できない、ましてや、向こうが散髪をするのである、従うしかない。
 我が家に子犬で来てから約一年、足の指の間など伸びた毛を切ったことはあったが全体的なカットは初めてである、当然犬も長い時間じっとしているわけがなく、私の出番となるのである。
昼間撮っておいた何ともしまらない写真がカット前の思い出の写真となった。
 カットに一時間以上もかかるので事前に気持ちの準備もほしかったのであるが、そんな私の気持ちにお構いなくバリカンが進んでいく。
 この雑記も長いこと記載しているがプウチャも含めて、ワンコウが主役の稿は無いと記憶している。常に私か風景がバックに写っているのである。
 たまに年賀状などで、愛犬の画像だけと文章でいただくこともあって、こんな人の気持ちがわからない、と強く思っていたものだが、その気持ち、強くわかるようになった。
 それでもそこまでは私はすることはない、と思うのだが断言はできない。
もしも、そういうことがあったならば「上杉も愛犬家の一員になったものだ」と暖かいご理解のほどをお願いしたい。
 今回は、散髪後のクウがご褒美を喜んでほおばっている写真の掲載になるが、ご理解のもとにご寛容のほど切にお願いいたします。
                              雨のち曇りの4月23日早朝

342、花見

2012年4月9日(月)、絶好の花見日和である。
東京へ出てきて40年、あちこちの花見に顔を出したり、通ったことはあるけれど、ここ上野公園では席を設けての宴会は行ったことがなかった。
 今回姪っ子が出てきて花見がしたいということで、どうせやるなら上野でやろうということで以前からこの日に決めてようやく行った。
 上野公園での花見なんぞ昨日おとといの土曜日はさぞかし大変な混みあいでとてもとても場所など取れなかったでしょう。
 平日のメーン通りを外れた場所でもこのとおりである、帰る頃には続々とグループが来ていたので夜は満席であったと思われる。
私たちは、お昼に来て2時間ぐらいで切り上げたのでちょうどいいあんばいであった。
 何しろ初めてということで、まずは場所の心配もあったのでごくごく身内だけの宴会であったが、長年の友人日比野さんもこの日はあいてます、ということで急きょ参加して都合5人、こじんまりとした花見であったが、これはこれでよかった。
 
行楽に天候はつきものだが、今日は5月の気候で上着を脱ぐほどの陽気、快晴、絶好の花見日和である。
 満開の桜の花びらがヒラヒラと・・・飲みかけのコップに1枚浮かべておつだねぇー。
会場が混みすぎても嫌だがそこそこ人がいたほうが宴会気分になる。
そういう意味でも今日は本当に最高の日和であった。つい、仕事中の兄弟にも電話をするなど迷惑もかけたがそれくらいの満足感であった、今度は親兄弟を呼んで行いたいものだ。
 日比野さんが、サンシンを持ってきたが、こんなところで引くと大勢集まって収拾がつかなくなるだろう・・ということで、カラオケに行って楽しむことになった。
 さすが上野だよ、その手のボックスは至る所にある。
会員証を見せて2時間、平日の昼間料金ということもあって驚くほど安い、最後までお得感を感じて、誠に楽しい一日でした。
 この分だと来年は更に規模を大きくしていこうかね・・なんて考えたね。
ただ平日なので参加できる人は限られそうだが、仕事の関係もあって仕方がない・・というよりか平日だからこその盛り上がりかもしれない。
 春爛漫、天を見上げれば五月晴れ、私の心も日本晴れ、本当に最高の一日であった。

341・上野公園

のどかな春の日、来週の花見の下見に上野まで行ってみようかということで出かけてきた。
公園口で降りて西郷さんの銅像のほうへ歩いていくとちょうど格好の場所があった。本通りからは一歩入ったところだがここなら話もできて人通りもそれほどなくて落ち着いて楽しめるだろうということになった。ついでにあちこちと歩いた。西郷さんから彰義隊の墓へと参り、しばらく歩いたね。
 彰義隊の墓は見落とされがちだが最後まで江戸幕府に忠誠をつくした志士であろう、隊長の天野八郎まっすぐな性格からついたあだ名が「香車の天野」出身が意外や意外、上州とは恐れ入った。
 手を合わせて不忍池へと行き半周ほど回って弁天島を通って途中で一休み、缶ビールが500円、安くはない。
途中正岡子規記念球場を通ったが、ここで子規は野球の練習もしていたという。
ここ上野はたくさんの歴史を抱えている、通るだけでも楽しい勉強になる。
 桜並木も通った、桜も随分とつぼみがほころぶようだが何しろまだまだ・・今週末は最高の人出ではないのかぇー。で、私どもは平日の月曜日なので座れるだろうというずいぶん甘い予想を立てている。
 そこを後にしてレストランで食事をした後アメ横へと実に久しぶりに歩いてみた。
さっそくテレビで見たことのあるチョコのたたき売りをやっている並んだ人が次々に買い求めていく、いつの間にか並んでいたという相方もつられて買った、これで1000円確かにお買い得である。
 眺めていた私に、後ろでつまみのたたき売りをしていた人が声をかける「社長、社長、これだけつけておくから1000円で買ってよ」どうも、社長という言葉に弱い・・これで1000円、お買い得だし今度の花見のつまみに買っておいてもよいか・・・余計な荷物となって増えていく。
 段々と荷物が増えていく、早く帰ろうクウが待っている。
急いで家路についた。
今日も結構歩いた春のおだやかな一日、のたりのたりと過ごしたことであった。