283、2010年回顧

ホームページのニュースや、館長雑記などを読み返してみると一年の大体の流れがわかる。
今年も新年会から、昇段審査、各種の大会、k-2のグランプリは特筆される成績であった。
合宿も、盛り上がって素晴らしかった、昨年は中止だったがやはりやっただけのことはあった。
大会でも、納会でも、子供達が喜ぶ姿を見ると何とか続けたいものである。
 
 日防連でも今年も加盟団体が増え、九州からはわざわざ上京して確認を頂くなど、積極的な活動を頂いている。
沖縄県からも大会に参加していただくなど、画期的な出来事である、日防連の認識が全国に広がっていることを感じさせらた。
コツコツではあるが、素晴らしい成長をしていること思っている。
 来年は、更なる話もお届けできるのではないかと思っています。
また、空手映画の監督とも知り合いになり、違う世界へも広がりを見せており、楽しみでもあります。
 来年2月5日(土)公開の「KG」も応援して行きたいと思っています。
関東では、横浜ブルク13、新宿バルト9で上映予定であります。
また、監督には3月20日のジュニア大会にもご来場お願いしてあります。
 来年も、期待を持ちながら皆さんと一緒に進んでまいりましょう・
この一年、皆様の多大なるご厚情に感謝を申し上げます。どうぞ、よいお年をお迎えください。

282、五反田

五反田で忘年会をした折に、昔、もう25年くらい前になるのだろうか、勤めていた、レストランが近くにあるのでいって見ましょうということで、それこそ辞めて以来、初めて訪ねてみた。

 残念ながら、もう店は閉店時間となっていたが、外から垣間見れるので見てみたが大体の様子はそう変わっていないように思えた。
 懐かしいねぇ、会社員として勤め始めた頃、コーヒーショップのフロントマネージャーとして働き出したのだが、コックの店長とどうしてもそりが合わず、とうとう店長を脅して「ハイ、それまでよ」
あの頃は我慢ができず、喧嘩しては辞め、生活に困り果てながらもまた、次の職を探すという繰り返し・・・、辛抱症がなかったんだね。
池上線で蓮沼から大崎広小路まで、毎日通い、アルバイトが足りない時は、朝の8時から夜ラスト10時まで毎日働き、ヘルニアの手前までいった。

 それで、理解のない店長にぶちきれて、やめたのだが、ま、ここにも青春のひとコマがあった。
そんなことを話し合いながら、駅のほうへ向かって違う店に入ったのだが、五反田の活気も変わったような感じを受けた。
 これも年のせいなのかな・・。
                                   静かな18日である。

281、忘年会

 おかげさまで、月刊空手道、連載「温故知新」も何とか一年を迎え、忘年会をやりましょうということで担当のHさんと五反田に繰り出した。五反田でグルジア料理店を空手の先生が開いており、それも今月で閉店ということなので一度いきましょうということで、なれない五反田に行ってきたが、突然の訪問なので先生はいなかった。
 グルジア専門料理店というのは日本でもここだけではないのかな?それほどになじみのない国である。
聞いてみるとソビエト崩壊の時にグルジア民族が独立したそうで、地図で見て、ああ、このあたりか・・・と知ったくらいである(勉強不足で失礼しました)。
 何年か前、トルコ料理を食べたことがあるが、そんな感じを私はうけた。
ワインが有名だそうで、何々?「クレオパトラの涙」ここは一つ押さえておかなければならないところだ、う~ん、デリ~シャス!(わかってんだかどうだか・・)
そんでもって、Hさんと一通り味わって、ほろ酔い加減であたりをブ~ラブラ。
 30年前の五反田は、活気があったような記憶があるのだが、年末にしては寂しい人通りである。サウナに行こうと交番で尋ねると五反田にはないという、これだけの繁華街にしては珍しい。
 それで、どこかでもう一杯と思って探すと、目に付いたのがショットバーブルドッグ、雰囲気がよさそうなので入ってみたら、案の定落ち着いた感じで大人の社交場といおうか若者が来てガヤガヤとするようなところではないのでしばらくたたずんでいた。  カラオケも置いてあり、ほかに客もいないということで、今夜はしっとりとアキラ節、「惚れた女が死んだ夜は」「あれから」など大変マニアックな歌を聴いてもらった。
Hさん、どうだ大人の雰囲気でしょう・・
 落ち着いて話せて、歌えて、気に入ったねぇー、こんな場所でグラスを傾ける、とてもいい気分で後にした。
帰りは遅くもならず、いい一日であったとしみじみ思ったね。
                          まだ、その余韻に浸る17日

280、泉岳寺

12月14日は、赤穂浪士討ち入りの日で、47士が眠っている泉岳寺が大変に込み合うのである。
 私も何回かは行っているが、京急蒲田からは電車で一本、10分くらいしかかからないのでちょっと行ってきた。

朝早く行かないことには、今日ばかりは人と線香の煙だらけで目が痛くなるほどで、墓も誰が誰だかわからなくなるのである。
あいにくと小雨であったが、早めに行って朱印帳に記帳してもらうのが、目的でもあるのだ。
昨年も同じ日にいってもらったので今年ももらってきたわけだ。

 昔は、忠臣義士として私もあがめていたが、歴史を調べてみると、討たれた吉良上野介も地元では立派な殿様だったとか・・
以前、その討たれた吉良邸跡に行ってみた、法要はあったが泉岳寺に比べると寂しいものだったね。
 その他、「忠臣蔵」では有名なくだり、「南部坂雪の別れ」の舞台、南部坂を訪ねたこともあった。
いろいろ訪ね、いろいろな思いにふけって・・・この事件によってどれだけの家族が、どれだけ人間が犠牲になったのだろうかと思ったりもした。
 で、平和な世の中で、平凡に過ごし、寿命を全うする、これが人間一番幸せなのではないかと思ったりもしたね。
「平凡に過ごすことが、すなわち非凡である」というが、全くその通りで、私如きも小さいながらも人生山有り、谷有り・・・。
 
 京急線の駅のポスターに三浦半島の「佐島が丘」の分譲住宅案内が貼ってあるが、こんなところでワンコウと散歩をしながらのどかに余生を過ごせたら幸せだろうなぁー・・なんて、ため息混じりに眺めながら電車を待っていることでした。
                                 平和が一番・、のどかな15日

279、空手映画「KG」

空手映画「KG]の試写会が、人形町であり、出かけてきた。来年2月の公開なのだが、西監督の招待を受けて先に見させていただいた。
 前回の「ハイキックガール」と違って、沖縄のロケがあったりしてなかなか面白いようにできている。
主演の武田梨奈が主演で飛松陽菜さんが共演なのだが、二人とも日防連の大会にも出場して活躍をしていた。
こういう人が、活躍しているということは何かしら応援したくなるというのが、人情だろう。
 また、こういう身近な人が活躍をすることによって、私も・・・と挑戦する人が出てくれば、関係者にとって喜ばしいことである。

 試写会の次の日、西監督と新宿で飲み、いろいろ歓談をした。
また、そのうちに面白い話が出てくるのかもしれない。
 映画がヒットして、空手ブームが再び来るようなことがあれば、私どもも大変な喜びである。

現実を見ると、空手や格闘技関係もブームが下火になり、寂しいものを感じている。どうか、皆さんでこの映画を盛り上げて何とかヒットするようにご支援を、私からもお願いいたします。
                               12月13日、平年並みの一日である

278・12月8日

ビートルズのジョンレノンの命日だそうである。
皆さんには悪いが、私はビートルズには全然興味がなく、ファンでもないので全然知らないのである。
 小さい頃から我が家の月行事の黒板には「大東亜戦争開戦記念日」と記されてあった。
職業軍人であった父親には感慨深いものがあったのだろう・・。
小さい頃、毎日のように父親と風呂に入るのは私の役目であった、役目というと大げさだが、私が一番声をかけられたものだった。
風呂では、昔の猿飛佐助の話や乃木将軍、その他毎日いろんな話の中で、軍人時代、戦争体験の話もよく聞かされていた。
 
 昨日、戸塚に早く着いたので、駅前のビル内「有隣堂」によって何気なく本を見て回っていたら、「いわゆるA級戦犯」の本に目が止まり、つい買って今は読んでいるところである。
 A級戦犯を裁いた、東京裁判・・・つい、3年くらい前であろうか、飲み屋のマスターの知り合いに案内されて防衛庁へ連れて行ってもらったことがある。
 東京裁判に於いて、東条英機たちが立ったであろう場所に私も立ってみたり、三島由紀夫がバルコニーで演説をした後割腹自殺を図った部屋を見せてもらったりしたこともあった。
  いろんなことを思い出した、今年の12月8日であった。
いみじくも、今、北朝鮮問題や尖閣諸島問題・北方領土問題など、あわただしい状況である。
これからどうなっていくの注目をして行きたいと思う。