384・鎌倉

 1月17日、今年初めてのB級グルメの会、鎌倉へ参ろうかということになって、東神奈川で待ち合わせて、横浜乗り換えで鎌倉に降り立った、(降り立った、というほどでもないか)
 ちょうど昼時で近くの食事屋で食べてから八幡宮へ行った。今は小町通りが人気があるみたいで有名人が立ち寄った写真があちこちに飾ってある。
 
 八幡宮へ着くとようやく鎌倉も正月行事が落ち着いたというところか、人出がいつもの平日の人出になっていて御主印も並ばずにもらえ、お参りも並ばずにスイスイと行けて楽であった。
 それから近くの池のたもとで甘酒をいただいてしばし休憩、カモメが池に飛んで遊んでいるのにちょっとびっくり。
 その後、頼朝公のお墓とされているところへお参りに向かったが、途中の雪の下三丁目あたりに幕府が置かれていたそうで今は小学校などがあって、その面影はない。
 頼朝公の墓もひっそりとしていてなかなかお参りに来る人も少ないのかねぇ、さい銭箱などホントかわいらしいものであった。
 それからぶらぶらと駅へ向かい、おなじみのチェーン店の居酒屋があってそこへ寄ってしばし団欒である。
ほかにもグループがいくつかあったが、平日の昼間から寄れるのは年配者ということだね、そういうグループばかりであった、鎌倉は人気があるのだねぇ。
 帰りは学生たちの下校時間も重なってか、結構込み合っていたが、グループでいるので結構かまびすしい。
 こちらも一杯やっているのでいつも以上に声も大きく、うるさいおやじ連中だと思われているだろうなぁ。
 そうこうしているうちに電車は横浜駅へ・・そこで解散して無事終了。
そそくさと帰るのでこういう集まりは気楽である。
 今年の初詣は、元旦の地元蒲田八幡様に始まって4日の寒川神社、本日の鎌倉八幡宮と行ったわけだ。
寒川神社では厄払いも済んで、いい年になるのかな?

383・大雪

1月14日(月)、東京地方には大雪注意報が発せられ、今冬一番の雪が降って積もった。大雪といっても御覧の通りでそれほどの積もりかたではない。
北国の人に言わせれば笑われるかもしれないが、首都圏は大混乱なのである。
道行く人は転んで腕を骨折したり、チェーンを掃除していない車は追突事故を起こしたり、電車はストップはするは・・などで相変わらず雪や大雨に弱い首都圏をさらけ出したね。
 この日の私は、川崎駅近くの会場にて詩吟の「初吟会」があって出席してきたのだが、中ではそれらに気付かず皆さんがそれぞれに盛り上がって楽しい新年会であった。
 私たちの教場は、昨年NHKのど自慢に出て、「修学旅行」を歌って特別賞を受賞した人がいて、みんなでこの歌をワイシャツ姿で歌ったが、何しろ半世紀も前の青春歌である。
 だけど、今日、役員から発表があって、200人程の砂子吟志会の平均年齢が70,1歳、80歳代が36名、大正生まれが8名いての会なのである。
 私は今年60歳の還暦を迎えるが、まだまだ若僧なのだである。
この私が21歳でこの会に入り足かけ40年、よくぞここまでやめないで来たものだと我ながら感心するねぇ。
 それには宗家の暖かいご理解と応援があり、今は亡き細川先生の支えとご支援のおかげ、あるいは周りの吟友との暖かい交流のおかげだと心より感謝するのである。
 そんな吟友との楽しい交流を終えて外へ出ると周りは一面の銀世界、足元に気を付けながらそろりそろり駅前へ行って、吟友と中華屋へ寄ってから家路へ着いたが、外では今日成人式を終えた女性であろうか振り袖姿で雪の中を歩いてくるのを見て気の毒に・・今日は晴れてほしかったなぁ。
 わがマンションの芝生も御覧の通り銀世界だ、いろんな思いの中の大雪の1日であった。

382、ワンコウざんまい

久々にワンコウ三昧といこう。
クウの遊び相手ガブリエルを我が家に招待して相方が昼食でもてなした、初めてである。
 私がガブリエル、大天使である。ちょっと写真写りはよくないが本当はずっとこれよりかハンサムなのである。
クウよりも半年ほど早く生まれて、毎日のように芝生で追いかけっこをして朝の散歩を終える。おかげで寝坊ができない、たまに寝坊した時はガブの家の前につながれて、お母さんが家周りを掃除しているのでそこで会う。
 会えないときは雨の日ぐらいで、盆も正月も祝祭日も関係ない。大変だとは思うが、ペットを飼った人の責任でもある。
毎日飛び回って健康でいることが飼い主にとってもうれしいことで納得はしている。
 食事になると、テーブルに足をかけてさもほしそうに催促をする。この誘惑に負けるとメタボとなってワンコウ自身が大変なのである。
 ここはひとつ、心を鬼にしてあげないようにしているが、根負けすることもたびたびである。
 そうすると私までが叱られて、形無しである。
近い将来は三浦海岸の暖かいところの一軒家で大根畑の脇をのんびりと散歩したいとは思っているが果たしてどうなることやら・・。
 町内の集会場を借りて、近所の子供たちを集めて空手を指導しながらのんびりと過ごす、いいねぇー。
良寛さんの「余生」という詩が残されているが、果たしてそのような生活ができるかどうか、今後はどうなるのかねぇ。

381、寒川神社・2013

1月4日(金)、相方にとっては寒川神社が氏神様のようなのでお参りに付き合ってきた。正月3日を過ぎたとはいえさすが相模の国・一宮である。
昨年の夏に来た時とは段違いである。御朱印をいただいたが何か豪華になった感じがする。
飾り付け、人出、屋台まで出て何から何まで違うなぁ、今回もお祓いをやっていただいたが、今年は私は還暦で厄年なのだそうである。
 私はそういうのは信じなくて今までやってきたことはなかったのだが、本人に災いが及ばなくてもまわりに及ぶのだそうだ、そういわれて私もお祓いをやってもらった次第である。
 しかし、大人数である。まず順番待ちで40分はかかった、一度に200人くらいをこなし、名前を読み上げるのにも3人くらいが一気に読んでいくから私の名前なんかいつの間に読んだことやらさっぱりわからなかった、が、相方の名前はおそらく坊さんが息継ぎの時に改めて読み始めたのだろう、はっきりと聞こえたね。
 やっと終わって帰りは参道横で出店は並び焼きそばや、たこ焼きを注文して近くの大きな石に腰を下ろして食べてきた、こういうのも一つの風物詩なのであろうか、こういうところで食べるのだからおいしくいただく、ということもあるのだねぇ。
 しかし、今までは食べた後のごみが必ず後ろのやぶの中に捨ててあったものだが、今は捨てる人は誰一人としていない、近くのゴミ箱に持って行ってきれいに捨てている、ここにも日本人として誇れるものを感じた。
 私は世界を廻ったこともないのでテレビでしか知らないのだが、こういう文化は日本人として世界に誇れるものではないのかねぇ、うれしいものだ。
 帰りの気持ちもうれしくなって戻ってきた。
夕方には戻って、今日から空手教室も始まったのだが、厄払いも終えて今年はまた新たに頑張れそうである。

380・2013年、謹賀新年

2013年も静かにあけて、我が家ではマンション屋上を開放するのでそこから初日の出を見て謹賀新年。
 昨年は平凡な一年ながらも無事に過ごすことができて感謝の日々であった。
空手もそうながら毎日を健康で無事に過ごすことが、まず大事だということを思い直した年でもあった。
 今年は景気がよくなりそうで、そうすれば習い事にも目を向ける余裕ができて空手界も活性化されるのではないかな、大いに期待できそうである。
 希望を持って生きられるということは幸せなことだと思っている。年のせいか、大きな震災を見たから言うのか、おそらく両方だと思うが宗教家みたいな言い方になってきたが、別にそんなつもりは全くない。
 ただ、感謝の気持ちを持つということが大きなウェイトを占めてきたように思える。
かといって一人一人にお礼を言うのもなかなかできることはないがそういう気持ちでいることは知っていてもらいたいものである。
 今年も、この感謝の気持ちを持ちながら積極的に前進をしていきたいものだ。
どうぞよろしくお願いします、今年も明るく楽しい空手をやっていきましょう。