毎年8月15日の終戦記念日には靖国神社に出かけ手を合わせてきている。
朝早く出かけ、御朱印帳の窓が開く午前7時には待っている程である。
早くいかないとこの日ばかりは人がいっぱいで、参拝するのにもずっと並びこの暑さでは嫌になるのがわかっているので毎年早い時間に行っている。それでもすでに結構な人が出てきているのである。
何年か前に昼ごろに出かけて大変な思いをしたことがあるので早めに来るようにした。
明治維新よりこの方幾多の人の尊い命の犠牲の上に成り立っているのである。それを感謝してお参りすることは日本人として当然だと思っているので毎年欠かさないようにしている。
年配の人を良く見かけるが近親者を亡くした人たちなんだろうねぇ、この暑いのによくぞおいでくださるものと思っているが、親族の強い思いには私など計り知れないのだろう。
今年は戦後70年ということもあって人出の多さには正月の詩吟を能楽堂で吟じた時から感じていた。
正月にはこの能楽堂で詩吟を吟じたことが思い出されるがあの時は正月の寒いころ、今日は真夏の暑いころと正反対の感じ方だね。
帰りに九段坂に差し掛かるとこれから取り締まる警官も準備を始め、街宣車も続々と来ているようである。
そのころになると暑さと人出で取集がつかなくなるので早めの退散となるのだが地下鉄の出入り口では多くの団体が主張をしたり署名を求めたり、これもこれからもっと増えてくるのである。
今国会で、平和について議論されているが、祈るのは世界平和と安全な暮らしなのである。拉致被害家族の横田さんの放送も流れていたが、一日も早い解決をと願っている。
今の私たちが毎日平和で幸せな日に感謝をして過ごさなければいけない。
ややもすると毎日の生活に追われて忘れもするが、こんな日にでも思い出してみるというのも大事なことなんだろうねぇ。
帰りには、お土産屋で菓子を買い求めて急いで戻ってきた。