お伊勢参り(1)-②

松阪にあるホテルを出て、4人で伊勢神宮に向かう。私以外は何度も足を運んでいる上級者である。県道37号を30分ほど走り「外宮」に到着。
参拝に必要とのことで、「特別参宮章」を頂く。御正殿へ行く途中歴史を感じる大木がそこかしこに存在する。
御正殿で記帳を行い、中に案内される。
まずはお清め。そのあと宮司さんの後に続き参拝を行う。大変厳かな空気に包まれている。その後「月夜見宮」そして中にある「高河原神社」に参拝をすますといよいよ「内宮」へ移動する。
「外宮」は駐車場も比較的すいていたが、こちらは「満車」の表示がついている。それでもぎりぎり止めることができた。長い参道を歩く。「参道の真ん中は神様が通るところだから、端を歩くことになっている」とS先生から助言される。
なるほど、ラインのような石が並んでいる。そして、「太古の人はそこの川の水で手を清めていました。あなたもどうですか」と言うので、手を清め、水を口に含んでみた。おいしい。
見た目もかなりの清流だが、飲み水のなるのでは。と思いS先生に話すと、「明日は高野山で井戸水が飲めます。」とのこと。先生の中の予定では高野山に行くつもりらしい。本日のメインイベントの「神楽殿」での祈祷となった。
写真撮影禁止だったため、写真がないのが残念。
4人で広い神殿内に正座する。向かって左に男性の神主さん3人巫女さん4人、同じく右に男性の神主さん2人巫女さん3人、その他、お供えを運んでくれる巫女さんなど総勢10人以上での祈祷である。神主さん5人は主に太鼓、笛、琴など楽器を担当。巫女さんたちは主にお供え物を担当する。(このあたりの専門用語がわからない)。約30分ほど儀式が続く。後で話したところでは\15、000でこれだけの内容をしていただけるのであればたいへん安いものだ。ということに4人の意見はまとまった。
S先生の勧めで「木守り」を購入する。実際使用されていた木材から作られているので、ここでしか手に入らない。ということで、家族全員分、4本頂く。すぐ横にある「おはらい町」へと足を踏み入れると、有名な「赤福」が目の前に。
名物の「餅」と「ぜんざい」を食べる。正直おいしい。
その後、街を散策。
「おかげ横丁」もあり、かなりの規模のようだ。「月読宮」「倭姫宮」と回り、ほぼ網羅した形になった。
5時間ほど費やしたが、雨が降らなくてよかった。(風は強くて寒かった。)
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