屋上の南側一角に、睡蓮鉢を置いてある。もう何年もの間変わらぬ景色となっている。毎年この時期に綺麗な花を咲かせてくれるが、毎日眺められるわけではない。この週末も天気が安定していて、そこにある鉢植えに水をあげに行って気が付いたのである。
この睡蓮蜂は、もともと祖父の時代には「火鉢」であった。それゆえ、断熱効果に優れており、真夏の直射日光のもとでも、程よい温度を保っている。普段ほとんど手入れをしないが、生き物も住んでいて、夏になると「糸トンボ」が羽化したりするちょっとした憩いのミニビオトープとなっているのです。