我が家のトイレが年明け頃から何となく、時たま少しずつ水が流れることに気が付いた。
完全に止まっていることもあるし、気のせいかな?と思って過ごしているうちに“チョロ、チョロ”、“チョロ、チョロ”っと流れ続ける症状が続くようになってしまった。
ブルーレットの水なので、「何だか山奥の水源地のようだな~」なんて気軽に考えていて、段々と季節的に暑くなって来るにつれ、清涼感?さえ感じる有様であった。
しかし、立派な漏水であり、水道代もばかにならない。
パッキンかなんかで簡単に直るだろうと思い、タンクを開けて確認するが専用のメカが詰まっていて個人レベルではお手上げだ。
(コロナの状況は緊急事態宣言が出た時と同じ位なのに、)人々も動き出してきたので、近所の住設店の店主に見て来てもらったところ、部品もないので取り換えるのが良いと言う。
そこで、
「じゃあ、今と同じLIXILで」と言ってみた。
僕は、どちらかと言うと、みんなが買って安定しているトップ企業より、2番目・3番目の企業を購入したいタイプなので、最初に取り付けた時にもtotoを選んでよかったけど、わざわざINAX(現LIXIL)を選択したほどである。
ところが今回は「補修の際、部品も揃っているからTOTOの方がいいですよ」と言われ、また壊れた時のことを考え、しぶしぶ承諾した。
基本的にウォッシュレットがあれば、とりあえず何でもよかったのだが、既に時代は水までも「自動で流れる」ものが標準になっているというので汎用品(色も白系)を手配してもらった。
朝1番に新しい便器その他一式と、2人の作業員を引き連れてやって来ると、手早く取り換え作業が行わる。
いよいよ、清涼感のあった?「チョロチョロ~」漏水と別れる時を迎えてしまった。
(画像は、影響を考えてリモコン周りを中心にしておきます。)
使ってみると、人がいないときは節電されており、便座にセンサーが付いていて座ってから急いで温めたり、温水を沸かしていたり、かなり賢くなっている。
店主が言っていたように、節水が進化していて、「水のたまり面」が非常に小さい。
今までの常識では水が張ってあった場所にも水気がない。
かなりの節水だ。
ところが、ここも賢いところで、トイレのドアを開けたり、何かしらの気配を感じると「プシュー!」とスプリンクラーのように便器内を自動で湿らすのである。
しかもこの水が、ただの水ではなく「きれい除菌水」という電解水をトイレ内で自動で作成して撒き散らしているのである。
我が家は、「周りが汚れるから、男も座って!」と、かみさんが言うので、家の中では(多分息子も)座って用を足している。
そして、便座から離れるとブログタイトルにあるように自動で水が流れるのである。
離れるというか、ポジションを移動するために腰を上げると、それを感知してしまい途中なのに流れる。
ウォシュレットを使って、紙で拭いている間に流れる。
しかも、あっという間だから困る。
リモコンに「メニュー/戻る」ボタンがあったので適当にいじると、オート機能を変えるところが出現したので掘っていく。
すると、「水が流れるまで」の初期設定が“5秒”になっていた。
あっという間に流れたわけだ。
5→10→15秒と“5秒”単位で設定できる。
最大が“15秒”なので、設定を完了させる。
実際使ってみると、10秒の差は大きい。
出先で稀に、流すのを忘れている個室に出くわすことがあるが、自動で流れる環境に慣れてしまっているのだろうか。
当然、自動で流れない場所を使うこともあると思うので、できるだけ自動で流れる前にリモコンのボタンで流すようにしている。
そういえば以前、何かの犯人が、流していないという事件があったけど、犯人は自動で流れる環境にいたのでは、と思ってしまった。