100均のパンク修理キットはロード系のチューブには不向きでした

日、連続で通勤途中にパンクをしてしまった。

1回目は帰り道.

長い緩やかな坂を下り切ったあたりで、「プシュー」と派手な音がした(実際、先行していた若い男性も振り返ったくらいだ)ので、「あっ、やってしまった。」と思い、抜け切る頃合いを見計らって路肩に止めようとしたところ、なぜか走り続けていられたので、「あれっ自分じゃなかったのかな??」と錯覚をしてしまった。
そして、そのまま持ちこたえてくれたので家までたどり着く事が出来てしまった。

次の日も3気圧ぐらい残っていたためポンプで空気を入れると入れ切ったところで
「シュー」とエアが少し漏れるのだが、抜け切ることもなく落ち着いてしまったので、交換すればいいのに、圧が掛かったため、一時的にパッチが剥がれたものの、また塞がれたのだと推測し、そのまま出掛けたのである。

そしてなぜか、そのまま目的地まで着いてしまった。
一仕事終わらせ、乗ろうとしたら「ぺったんこ」になっていたので、ここでやっとチューブ交換を決心、交換作業をする。
2回目は、その翌週、朝の通勤途中、もう少しで目的地という所(2~3キロ手前)で、段差を超えたときに「ゴツッ」と来たので、「あれっ、圧が下がっているな、おかしいな」と進んでいたら、すっかり抜けてしまい、最後の1キロ弱は押して目的地まで行ったのである。当然すぐに交換した。

自転車のパッチ
自転車のパッチ

この2つのパンクの原因は思い当たることがある。

どちらもパンクする前日にエアを“たっぷり”入れたことと、これらのチューブの前回のパンク修理の際“100均”で買ったパッチを使っていたことである。
規模の大きい100均(「開店と同時に100均(Dソー)へ入店してみたところ…」20180408他多数で紹介済み)では、パンク修理セットだけではなく「ゴム糊」だけ(2本入り)や「サイズ違いのパッチだけのセット(8枚入り)」なんかが売られていて、1枚当たりの単価が、今までの物より安かったので買って使ってみたのです。(写真の左のゴム糊、周りがオレンジ色のパッチがそう)

このパッチが作業時に何だか、やたらと硬い印象だったのですよねー。
そして、今回、反省して、いつもの「マルニ」(写真の右側の黒いやつ)に、貼りなおすため、チューブに貼ってあった100均のパッチを剥がそうと試みたところ、若干オレンジの部分が残る物の、何と、いとも簡単に剥がすことができるのである。
空気が漏れるのも当然である。

「マルニ」のは、貼ったら最後、チューブとパッチのゴムが同化するので、ここがすでに違っていたのです。

この100均のパッチは「高圧(6気圧)空気を入れる25Cのチューブ」だから持たなかっただけで、一般車のチューブであれば使用は問題はないのだと思うことを、あえて付け加えておきます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です