IT委員会代表TT
最近、強力台風、豪雨など異常気象の連続、停電での熱中症の多発で、地球温暖化の議論が多くなされています。「あすみが丘」の周辺で、何時ごろから地球温暖化の議論がされていたか、歴史を3回にわたって、述べたいと思います。
最初に議論が現れたのは、12年前の「あすみが丘ふるさとエクスプローラ」の記事です。ちょうど、京都議定書が議論されていた頃です。その時、気象庁のデータ表を基に、我々が住んでいる「あすみが丘」の温暖化はどうなっているか知るために様々なグルフを作ってみました。その一つ、一日の最高温度が30℃以上になる真夏日日数の変化を示した図を示します。ただ、「あすみが丘」のデータはありませんので、近くの千葉(ポートタワーの近く)、茂原(海岸から10キロほど離れた内陸)、牛久(市原市の内陸、よく千葉県で最高温度を出す所)を代用しました。第3回で詳しく述べますが、内陸の牛久の真夏日発生が特に多くなっています。内陸にある「あすみが丘」のデータはむしろ牛久に近いと考えればいいでしょう。参考のために銚子のデータも上げました。よく見るといずれも、40年ほど前から気温の上昇が見られます。
しかし、今のような異常気象の発生は議論されていません。ただ、ゲリラ豪雨と関係があるののではないかとの懸念はありましたが。気温上昇による健康へのリスクの問題も議論されていません。もっぱら、紅葉や昆虫の生態観測に注意が集まっていました。
2.土気南中での国際交流機構主催の「地球温暖化防止講演会」208年11月
東大教授月尾嘉男先生「環境問題に挑戦する日本の技術と文化」
2008年に、南中学で東大月尾先生の講演会がありました。そこでは、異常気象による災害多発や高温化による熱中症発生の懸念はとくに取り上げられませんでした。我々素人だけでなく、専門家もまだ、切羽詰まったリスクを取り上げていませんでした。
3・昨今の期中温暖化に関係したリスク:熱中症と強力台風問題
地球温暖化問題が身近で議論され始めたのは、ほんの数年前に過ぎないように感じます。急に環境が変化しているように思います。
のんびりしていると、とんでもないことになりそうです。