あすみが丘第一自治会の歴史(13)あすみが丘の温暖化(3)

IT委員会代表

前2回で地球温暖化が、動植物の生態だけでなく、自然災害、健康問題、ひいては自治会活動に影響する時が来そうだと述べてきました。今回は、気象庁のデータを基に「あすみが丘」の温暖化を考えてみたいと思います。

表1は気象庁の重要観測拠点の長年にわたる気温変化についての資料を基に作表したものです。この表には、長年の気象の変化を平均化して直線(回帰直線)に単純化した図があります。この中から、千葉の1970年と50年後の2,020年の50年間の変化について比較し、作表したものです。

50年前には、最高気温が25℃以上の夏日はほぼ3か月でした。また、最高気温が30度以上の真夏日は約1か月でした。35度以上の猛暑日と最低気温が25℃以上の熱帯夜は例外的な観測値でした。表1

ところが、50年後の現在では、夏日が約4か月、真夏日は1か月半になっています。健康に影響する猛暑日熱帯夜もしばしば観測されるようになりました。

表2は千葉(ポートタワーの近く)と千葉県内でしばしば最高気温を記録する牛久(市川市の内陸)における猛暑日日数を比較した表です。気象庁のデータ表から作表しました。牛久では、21世紀に入ったころから、猛暑日数が急増しています。体温を超える37度の記録も現れ始めました。両地点は、あすみが丘からほぼ同距離です。2表

 

内陸にある「あすみが丘」は、牛久に近い気候かもしれません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です