あすみが丘第一自治会HP(4)ブログ型HPが必要になった経緯

IT委員会代表TT

従来型HPを始めたのは平成13年度でしたが、その後、技術的問題で平成18年度に一度閉鎖しました。一方、広報「あすみ」は平成21年度までは年5、6回で、ページ数も多く発行されていました。会員相互の交流の場として、新聞の文化欄・娯楽欄のような記事が結構人気でした。解説記事も必要に応じてありました。
ところが、平成22年度から広報「あすみ」の発行が年2回に減り、会員と役員会、会員相互の情報交換の場が極端に減りました。

この時代は会員の自治会離れの雰囲気がありました。『30年のあゆみ』や広報「あすみ」の記載にも、「もっとオープンにしたい」と2代の会長にわたる感想が記載されています。

その解決策の一つとして、平成26年度に現在のブログ型HPが新設されました。ブログには、「役員用」「会員用」の二つが作られ、前者は役員会の伝達事項、議事録などが中心で、後者は会員相互の情報交換が中心でした。当時の会長がIT技術に詳しかったこともあり、いいシステムでした。新しい時代のツールとして普及推進を図っていました。

ところが、平成28年度総会にブログ型HPの最大の特徴であるブログを閉鎖する提案が当時の会長名で出されました。当然、役員会で議論された結果だったのでしょう。総会での結果は、次年度にわたる継続審議となりました。29年度の役員会での審議され、28年度総会での提案は廃案となりました。

つまり、平成28年度の役員会で提案されたものが、29年度の役員会で反対意見が多数で総会で廃案になるという結論になりました。

28年度の提案の背景には、民主的意見交換の場として設けられていた双方向性に何か心配をしていたのでしょう。例えば、役員に対する誹謗中傷など。

なんでこんなことになったのでしょうか。記録を辿ってみると、当時の会長も役員もブログ型HPのことをよく理解せず、かつ、担当のIT委員会に相談することなしに役員会で決めてしまったのでしょう。

今でも双方向性および投稿者が一般会員にも開かれている民主的運営を心配している人がいると考えます。といって、平成28年度総会の愚を繰り返しをやるのは注意しなければなりません。

自治会を支えているのは、ブロック別防犯パトロールに参加し、日常の親睦を進めている一般会員です。一般会員の発言の機会は大切にしなければなりません。防犯パトロールや見守り隊を始めたきっかけもそのような一般会員からの発言だったと聞きます。

幸い、現在HPについてとくに問題になることは起こっていません。万一、誹謗中傷などの問題が起こっても記事を消去できる体制はできています。それでも、まだ心配があるかもしれません。

油断せずにより安全な対策を、関係する広報部とIT委員会で考えましょう。そのようにじっくり話し合うことが、HPを定着し、有効に使えるようにする唯一の道だと思います。

 

 

あすみが丘第一自治会HP(4)ブログ型HPが必要になった経緯」への1件のフィードバック

  1. その通りです。当然に便利な機能にはリスクもあります。しかし、開設から4年を経過していますが、何ら問題は起きておりません、最近はブログサイドに管理運営の規定も載せられました。自治会員の情報発信ツールとして、又役員会の会員への情報伝達手段として有効に利用してほしいものです。なんといっても、全くコストがかかっていないことが何よりです。地域への奉仕手段として、マクスタを探してきた前IT委員長MHさんは大ヒットです。さすが元IBM出身者だけのことはあります。体調の許す限り、支援してほしいものです。今は現IT委員長が利用頻度を高めるべく努力し、幕張のマクスタの勉強会にも参加されています。
    別件、ブログカウンターが復旧したことを確認致しました。ありがとうございました。

    福祉委員長 H

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