IT委員会武山
まず、次の論文を開いて下さい。著書は、元・千葉市副市長で、都市計画の専門家です。
林孝二郎『首都圏近郊都市のスポンジ化進行』
http://www.riu.or.jp/document/logical_report1802.pdf
この論文の2ページにあるグラフは「あすみが丘第一自治会30周年記念誌『30年のあゆみ』」に私が掲載したものです。このグラフを林さんに見せて、「20年前は年齢別にみて、二山分布だったグラフが、今は一山になっています。子どもたちはどこへ行ったのですかね』と尋ねました。「これは都心から30~40キロ離れたベッドタウンと言われた近郊都市の共通現象です。若い世代は、より都心に近い所に移ったためです」とのことでした。「これから若者がいなくなり、どうすればいいのですか」というと、この論文の4ページにあるように
「最近の動きとして、働き方改革やIT技術の発展でテレワークも普及しだしたので、期待しましょう」ということでした。
この論文は2年前に書かれたものです。1年前に林さんご夫妻が拙宅に見え、あすみが丘周辺を車でご案内しました。ご自分の主張が正しいか確認されているようでした。
最近、家内が林さんにお会いしたら「コロナでテレワークが増え、あすみが丘には追い風が吹いてきたのではないですか」と言われていたそうです。
期待しましょう。防犯パトロールで3人の現役世代の方と話していると、この夏はテレワークによる在宅勤務が増えたそうです。都心よりはちょっと広い家が便利でしょう。
写真をご覧ください。右上は、創造の杜交差点から北向けの公園通り写真で、左側3ブロック、右側4ブロックです。右下はあけぼの通りの写真で左側は4ブロック、右側は創造の杜公園です。左上は三丁目高台から見た2ブロックと3ブロックです。左下は2ブロック,3ブロックです。第一自治会地区は二つのメイン道路と大きな《創造の杜》公園に面し、あすみが丘でもっともいい条件の場所です。多大の社会資本と個人資産を投資したこの町が維持されることを願います。
幸い、家の建て替え・住み替えはありますが、まだ空き家は空き地のあるスポンジ化現象は目立っていません。
区画整然とした住みよい街で、空気もきれい。あすみが丘は5丁目が最初に分譲された場所と聞いております。初期のころはワンハンドレッドヒルズがチバリーヒルズと言われ、話題になったものです。昨今は5丁目の高齢化率が急激に進んでおります。皆さん、向こう三軒両隣、声掛けあい、支え合い、助け合い、自助、共助、公助、ご近助、安心安全なまちづくりに寄与していきましょう。「あすみ見守り隊」は地域に貢献すべく、活動を展開しております。引き続きご支援よろしくお願い致します。
福祉委員長 H