近隣の自治会の活動を纏めてみました。
あすみが丘第一自治会も含め、近隣の自治会活動の基本は、次の諸点です。いずれも、地域に密着して屋外活動です。
自治会ごとに、活動に濃度の差がありますが、第一自治会は歴史に支えられ、街の安全、福祉のために、トップクラスの活動をしています。歴史だけでなく、第一自治会管轄の地域の街並が整っているのも、これらの活動に有利に働いています。
1.各自治会の共通の基本は「防犯パトロール」。(筆者は週1回)
2.高齢化が問題になっている自治会ではそれに「見守り隊」。(筆者は月1回)
3.各自治体の管轄地域の公園等の「環境美化活動」。(筆者は年2、3回)
4.「親睦イベント」としてのサマーフェスティバル。(筆者は毎年寄付金を出し、ボランティア活動や行事に参加)
5.行政からの指導での「自主防災組織」編成。(筆者は年1回の避難訓練参加)
次に、自治会館の活用状態を見てみました。外部からの観察だけでは、十分な情報は得られませんが、玄関脇の予定表などをみていると、第一自治会は、よく活用していると思います。手持ちの施設をフルに活用することは好ましい限りです。広報誌、ホームページの活動は、第一自治会はトップクラスです。
高齢者親睦のための「いきいきサロン」の活用も好ましいことです。ただ、全体の会員から見ると、「いきいきサロン」の参加者はほんの一握りだと思います。
最近は、高齢者のライフスタイルが多様化し、自治会行事への参加は必ずしも多くはありません。自治会館の建て替えのような多額の出費を要することは、老朽化が問題化した場合は別にして、よくよく議論をした方が良いでしょう。
五木寛之の『百歳人生を生きるヒント』という本をお読みになった方もいると思います。その中に、「80代の自分ファースト」という章があります。我がままに生きろと言っているのではありません。現役時代は、多かれ少なかれ、人から命令され、人に命令し、窮屈な思いをしてきたが、人生残り少なくなったら、自分をもっと大切にして、残りの人生を楽しもうということです。私が常に思っていたことが書かれています。今の自治会は、窮屈なところがあります。
もっと自由なところで人生を楽しみたいと思っている人も多いのではないでしょうか。
連載ありがとうございました😊
参考になりました。