避難訓練・防災訓練問答集(3)土気南中学の想定避難者数は?

IT委員会武山

避難訓練は、平成23年の東日本大震災以降活発になり、平成25年には土気南中学避難所運営委員会が出来ました。その後、平成27年(2015年)までに、避難マニュアルの基礎が出来ました。それから5年が経ちました。本来、マニュアルは新しい知恵を入れて改善されるべきです。しかし、会員の意見を入れる目安箱が機能しなくなり、役員会の議論も形式的になって、初心を忘れ後退するようになっています。避難訓練風景
そのうちに、この避難所は、対象住民の何%が避難してくるかという基本問題も等閑視したままになっています。今までの記述を調べましたが、見付かりません。幸い、平成27年の九都県市合同災害時避難訓練の写真が、「新あすみが丘エクスプローラ」に残っていました。写真は、柔道場に集まって、AEDの説明を受けているところです。これを見ると、三密を避けて収容できる人数は30~40人です。この大きさの部屋が2つあります。対象地域の人口を3000人とすると、避難する人は人口の2%程度と想定されます。大分部の人は自宅待機です。災害発生時には、避難のほかに、自宅待機で備品準備も大切になります。次回取り上げます。

 

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