アーカイブ

自治会の歴史(15)避難所開設と運営委員会組織

IT会代表TT

都合により、12月末に投稿したものを削除し、新たに3回に分けて投稿し直します。
今回は、土気南中学避難所開設と避難所運営組織について述べます。

1.令和元年10月25日豪雨と土気南中学避難所開設
気が付かなかった方もおられるかもしれないが、10月25日の豪雨の際、南中学ほか、あすみが丘近辺の中学校、小学校複数校に、避難所開設の発表が千葉市からありました。平成25年度(井出自治会長時代)に、「土気南中学校避難所運営委員会」が設立されてから、初めてのことでした。村田川沿岸のの氾濫対策でした。避難対象の住民は、村田川沿岸の越智町・大椎町の一部でした。今回は、不幸にして板倉町で亡くなった方が1名いました。後で見てみると、避難路の確保には問題があったと思いますが、昼間で、対象人数が少なかったため、避難所運営の問題は少なかったかのように思います(実際避 難者がいたかどうかも確認していません)。
絶好の機会です。この機会に千葉市発行の「避難所開設・運営マニュアル」および令和元年「土気南中学避難訓練」と比較してみました。

2.千葉市発行の「避難所開設・運営マニュアル」
最新のものとして、千葉市のホームページから次の資料がダウンロードできます。

千葉市総務局防災対策課発行「避難所開設・運営マニュアル」(平成30年7月、A4、53ページ)

53ページの厚いものですが、要点は次の通りです。南中の避難所運営もこのマニュアルに基づいているか、確認する必要があります。
〇避難所開設は市長が必要と判断したときに行われる。
〇区災害対策本部と避難所運営委員会で話し合って運営する。
〇避難所運営委員会は,委員長・副委員長、施設管理者、市担当者、避難者代表で構成される。
〇委員長・副委員長のもとに、総務・施設・救護・食料・物資の各班を置かれる。
〇南中学の場合、施設管理者は校長・教頭である。
〇細かい手順は、20枚のチェックシートにまとめられている。
〇特別な項目として、要配慮者(高齢者・障碍者・妊婦・外国人など)、性的少数者、ペット対策がある。

3。令和元年9月1日の避難訓練との比較
昨秋行われた雛難訓練は、「集合場所から避難所までの移動」と「避難所の見学・説明」が主で、避難指示過程・避難運営委員会組織の説明はほとんどありませんでした。避難訓練の仕方の見直しが必要だと思います。平成29年度・30年度も大体同じスタイルの訓練でした。

4.平成27年度土気南中学校避難所運営委員会名簿
現在の避難所運営委員会の組織が分からなかったので、 平成27年度の避難所運営委員長の長谷部さん(当時、第一自治会長)から、27年度の運営委員会の名簿を頂きました。その内容は次の通りです。
本部委員14名のうち、第一自治会から3名(委員長を含む)が参加。この年は、委員長は第一自治会長、副委員長は他の自治会のガーデンコート、しらかし自治会長が当たっていました。施設管理者は校長先生と教頭先生でした。市担当職員が4名。幹事5名の構成です。
各班員として、23名のうち、第一自治会から8名が総務班・施設班・救護班・食料班・物資班に分散して、参加しています。8名のうち、6名が当時の自治会役員です。自治会員のほか、PTA・民生委員・青少年育成委員も参加しています。この構成が現在も続いているか否か確認の必要があります。
5.一般自治会員にも分かり易い説明を
避難所運営委員会は、自治会とは別組織ですが、第一自治会会長は運営委員会の委員長か副委員長をしているはずです。
また、複数人の自治会役員が運営委員会に出ているはずです。一般自治会員にも、必要最低限の情報は総会・役員会資料で開示して頂きたいと思います。

年末から正月にかけて土気地域に空き巣の被害が2件発生!!

空き巣イラスト
千葉南警察署の生活安全課から以下の被害情報が寄せられました。
*あすみが丘5丁目の戸建住宅:1階リビング掃き出し窓のガラスを割って侵入
*大椎町の戸建住宅:勝手口ドアのガラスを割って侵入
お互いに注意しましょう。
ITボランティアMH記

自治会の歴史(14)自主防災訓練

以下、防災訓練(創造の森)と避難訓練(南中学)を区別して話します。

1.記録によると、防災訓練が最初に行われたのは、平成15年度森山会長の時でした。阪神淡路大震災から6年後のことで、その重要性が叫ばれていました。その後、平成15年度、片山会長の時に実施した記録があります。
2.もっとも組織的に行われたのは、平成20・21年度、寺本会長の時でした。担当は村本さん。この時は、消防署の指導により、多数の家庭用消火器が集められ、多くの人が体験する機会がありました。また、三角巾の訓練や起震車体験煙体験も行われました、(南中学)。大変好評で、大勢の人が集まりました。詳しくは「30年の歩み」を参照ください。
3.また、この時期には、消防署の指導により、消火器・火災報知器の設置、地震対策として家具の固定の普及が進められました。
4.その後、平成30年度に防災訓練が行われていますが、近年は避難訓練が中心になっています。家庭用消火器に触ったこのがない人が増えていると思われます。

一度、消火訓練など防災訓練を、見直していかかですか。
次回は避難訓練。

 

土気町に『オレオレ詐欺』の被害が!!

千葉南警察署より次のような情報がもたらされました。
12月18日午後オレオレ詐欺零時15分頃から同日午後2時頃までの間 に
警察官になりすましの電話があり、
キャッシュカードが悪用されていると告げられた。
結果は封筒に入れさせたキャッシュカードを窃取された。
お金に関する電話は間違いなく詐欺ですから、だまされないようにしましょう。
ITボランティアMH記

『かよい場』運動で自治会活動の活性化を!!

かよい場2厚生労働省が高齢者の生活向上を目指して推進している『かよい場』という施策があります。

これは住民同士が、気軽に集い、一緒になって交流する「歩いて通う」、「心が通う」、「情報が通う」、「意識が通う」などを目指して支え合いの地域づくりの運動です。

あすみが丘第一自治会でも、『パソコン教室』などこの趣旨に沿った動きが多少ありますが、それほど盛んというわけではありません。

この運動の趣旨は『日本能率協会総合研究所』のウェブサイトに詳しく説明されていますし、全国色々な地方自治体でもこの運動を支援する具体的な綱領が策定されてウェブ上に公表されています。

あすみが丘第1自治会でも高齢化の波の中で公式な活動が難しくなっている中で、『かよい場』のような活動が盛んになれば、少しは自治会活動の活性化にも繋がるのではないかと思っています。

ITボランティアMH

あすみが丘に空き巣の被害が発生しました

空き巣12月7日午前8時10分から同日午後8時30分までの間にあすみが丘7丁目の戸建住宅に空き巣が入ったとの情報が千葉南警察署から寄せられました。
1階リビング高窓のクレセント錠付近のガラスを割り侵入してということです。お互いに注意しましょう。
ITボランティアMH記

NHKTVスペシャル番組『首都直下地震が起きたら』

被害想定図2019年12月2日より4日間、NHKTVで『首都直下地震が起きたら』というスペシャル番組が放映されています。

『あすみが丘エクスプローラー』ウェブサイトの編集子はこの情報をもとにして、万一首都直下地震が起きたらこのあすみが丘地域ではどのような被害が想定されるかシミュレーションしてみました。

その詳細は『首都直下地震が起きたら:あすみが丘地域での被害想定は?』をクリックしてご覧下さい。

ITボランティアMH記

 

「登下校時における見守り活動にご協力を」

千葉南警察署生活安全課より以下のようなお願いが届きました。

令和元年11月12日(火)午通学見守り後4時40分頃、青森県八戸市内の路上において下校途中の小学生が首を切りつけられるという事件が発生しました。犯人は逮捕されましたが、本県において、子供が被害者となる悲惨な事件が発生しないよう、登下校時における見守り活動をお願いします。また、お子様に対しては、

〇防犯ブザーの携行や使い方の確認

〇通学路等の暗い道や一人になる道の回避

〇複数人での登下校

などを改めて指導していただくようお願いします。

ITボランティアMH記

 

NHK・TVのクローズアップ現代を視聴して

11月7日夜のNHK・TVのクローズアップ現代:非正規公務員 を視聴してショックを受けました。

多くの地方自治体で公立学校の先生、児童相談所の相談員、福祉担当職員、災害対策職員等など住民生活に重要な役割を担っている方々の割合が,ある自治体では自治体の財政難から50%を超える程増加しているということです。

これらの非正規公務員は市非正規公務員民生活の安定に大いに貢献しているにもかかわらず、低賃金、不安定雇用の状態に置かれているようです。この様な状況の中で起こった今年の大自然災害では色々な問題が起きていることも報告されていました。地方自治体の昨今の人口減少、高齢化に起因する財政状況から非正規公務員の正規化ということは現実的に大変難しいこと考えられます。唯一の打開策は自治体とNPOの共同活動しかないとこの番組は結んでいました。

この観点から私たち自身のことを考えると、自治会・町内会の活性化が重要になってくると思われますので、自治体側は自治会・町内会の重要性について更に啓発活動をすべきですし、住民側では進んで自治意識を高める必要があると思います。

3丁目のMH

市長との対話会(配布資料)

IT委員会代表

福祉委員長の前報をご覧ください。

11月3日のあすみが丘ブラザにおける「市長との対話」で配られた資料を千葉市のHPで入手しました。下記をクリックしてご覧ください。

千葉市長との対話会資料

気になるのは、やはり高齢者施策。私が90歳、団塊の世代が75歳以上の後期高齢者に入る6年後の2025年のいろいろな推定値があります。千葉市全体での。

1.後期高齢者は、人口6人に一人。土気・あすみが丘地区、第一自治会はどうなるか?

2.65歳以上の5人に一人が一人暮らし。随分と多い印象?

3.65歳以上の8人に一人は認知症。これも随分と多い印象。多趣味で、実践的な生活を長年続けると人の多い街は認知症が少ないというデータがあります。

次回以降で、機会を見て議論します。皆さんもご意見を。