国立歴史民俗博物館

佐倉にある国立歴史民俗博物館へ。
国立なのに、ナショナルミュージアムなのに、なんだか地味な存在だ。
何度か来たことがあるけれど、
その度に興味の対象が違って、
目に入るものが異なってくる。
今回はどんなものが気になるだろうか。
まずは入ってすぐの古代コーナーで
縄文土器に興奮。

パワフルな縄文土器はやっぱりいい。
近くには土偶も。

もう一つ。

どちらも右腕を伸ばして左腕で組んでいる。
ここでは二つだけだけど、こういうポーズの土偶は
どれも左腕で組んでいるようだ。
この時代すでに「右」と「左」に意味があったということなんだろうな。
さて、時代をすっ飛ばして中世。
武士の館。

馬加城もこんな感じだったのかな?
と思いつつ、じっと眺める。
こちらは江戸時代の解体人形。

腸が・・・。
古代から江戸時代までの陳列に若干飽きてきたころ、
急に雰囲気が変わって「都市の暮らし」コーナー。
暗めの展示室のど真ん中に神社がある。

富士講のコーナーもあった。

前回は全くの素通りで、存在にも気づかなかったが、今回は興味津々。
ずんずん進みます。
近代のコーナーは実物大のセット。
そこの薬局にあった気になる看板。
「性具・衛生サック」とは何ぞや?

最後はコチラ。
ゴゴゴ・・・・・・

駆け足で観たつもりだったけど、
結局2時間以上かかってしまった。
やっぱり歴博は楽しい。

薬円台公園

「夏のベストショット」ではないけれど、
来年忘れないように記事にしておこう。
こちらは薬円台公園にあるプール。

いや、プールではなく徒渉池だった。
子どものみ水着着用。
大人は水着禁なのだ。
大人の膝丈くらいしかない。

ウチの子はこれくらいで十分。
また来年。

三代王神社にて

武石の猿田神社を見た後、一足のばして
三代王神社まで行ってみた。

武石の台地の南端にあるこの三代王神社、
今建っている場所はもともと馬加城の城域内だったのだそうだ。
三山の七年祭には産婆役で参加する由緒正しき神社だが、
普段はどうやらひっそりとしている模様。
急な石段を昇ると正面に社殿がある。

確かに誰もいないな・・・。
前もってネットなんかで調べたかぎりでは、境内には
とりたてて凄いものは無さそうなので、のんびりと写真を撮る。
木漏れ日なんか撮ったりして。

崖沿いに歩いていると、なんだか古そうな消えかかった石段を発見。

ちょっと降りてみようかな。
足元に注意しながら石段を降りると、石碑を発見。
よく見てみると・・・

なんと!小御嶽神社!!
降りるときには気が付かなかったが、
振り返ってみると木の根元が塚になっていた。

こりゃ富士塚だろうか?
塚の頂上の石碑にも何か文字が彫ってあったが、イマイチ判読できず。
「浅間大菩薩」と読めなくもないような気もするけど、どうかなあ。
塚を回りこんでみるとコンクリートの穴がある。

穴の中には何かの像が。

穴の前の碑には「食行身禄」とあった。
食行身禄とは、富士講の開祖・角行とともに崇敬を集める
富士講中興の祖だ。
そういえばこんな感じのが稲毛の浅間神社にもあったな。
どうやらこれは富士塚で間違いなさそうだが、
もっと確実なのが頂上のコレ。

富士山・・・。
やっぱりそうですか。
しかし三代王神社にも富士塚があるとは思わなかったな。
意外な出会いがあってかなりうれしい。
ちなみにこちらの富士塚、かなりの崖っぷちに建っているので
参拝の際はお気をつけてー。

船橋競馬場

ふと思い立ち、船橋競馬場に初めて行ってみた。
馬の写真を撮れるし、馬券も買えるし、空いてるだろうし。
こりゃあ楽しいに違いない。
今まで行ったことがないのが不思議なくらいだ。
まずは練習を兼ねてレースの写真を。
みんな日陰でのんびりレースを見てる中、
コースのすぐ脇で写真なんか撮ってるのは私一人だけ。
第6レース、スタート!

直線の叩きあい!!

う~ん、競馬の写真って難しい・・・。
その他、競馬場で気になったもの。
まずは、入ってすぐの予想屋さんコーナー

1レース200円でステキな情報をくれるようだ。
スタンドはガラガラ。

スタンド内にも予想屋ブースが並ぶ。

中山競馬場には無いので、最初に見たときはちょっとびっくり。
こちらはパドックにて。

新聞も無いので、パドックだけを頼りに馬券を買ってみたけど、ちっとも当たりゃしない。
最初に切り捨てた馬が一着になったりして、散々でした・・・。
うーん、パドックで馬の何処を見ればいいんだろ。さっぱりわからん。
次回はモツ煮とビールでのんびり過ごしてみよう。
おしまい。

武石の猿田神社

以前、開削前の花見川についての記事を書いた。
そのとき、地図を見ていて、もとは川であったろうカーブした道に沿うようにして
北へとのびるもう一本の道があるのに気が付いた。
そしてその道沿い、ちょうど幕張町と武石町の境に猿田神社なるものがある。

猿田神社というのは路傍の神様・道祖神とも絡むもの。
この道は結構古くからある道なんじゃないだろうか。
というわけで、その猿田神社を見に行ってみた。

上の写真の右側の道路が、北へとのびる例の道だ。
ひょっとしてこれが、けみ川道なのだろうか。
正面から。

鳥居は新しそうだ。
そして奥の祠には・・・
いました!
青面金剛王。

写真では見えないけど、下には三猿もいた。
たしか江戸時代の銘が刻んであったような・・・。
猿田彦がサルつながりで庚申塔と関係があって、庚申の神様が青面金剛王で、
だから猿田神社に青面金剛王がいて、
えーっと庚申信仰と道祖神がなぜだか関係があって、
えーっと、えーっと・・・、
ああ、なんだかよくわからない。
とにかく、幕張(むしろ馬加か)と武石の村の境に立って、
ずっと人々の往来を見守ってきたんだろうなあ。
猿田神社からさらに北へいくと、こんな風景だった。

ああ、カメラにホコリが・・・。
おしまい

猫もなか

浦安市中央公民館の近くにある猫実珈琲店にて
「猫実もなか」を購入。

肉球バージョンのもなかもあります。
かわいいので、かじるのは気が引けるけど・・・。
美味しゅうございました。
もなか購入後、おなじ浦安市にある若潮公園へ。

ここには交通公園や小動物園があって、変り種の自転車や動物のふれあいコーナーが
無料で楽しめる。
観光案内所のおじさんもオススメの公園だ。
動物園のカメ

涼しくなったらまた来よっと。

第5高炉解体中

郷土博物館を見学した後、蘇我にある第5高炉へ行ってみた。
夜の写真を撮りに行ってから随分経ってしまったが、はたして解体作業はどこまで進んだだろうか。
郷土博物館の展望室から見えるかと思ったが、いまいち見つけられず。
ひょっとして全部無くなっちゃったのかしら?と不安に思いつつフクアリの横を歩いていくと・・・
あった!

よかった、まだ残ってたよ。
熱風炉の上のコンベアが無くなって若干スッキリしたけれど、
本体はまだ残っている感じだ。
うーん、望遠レンズを持ってくればよかったよ。
下の写真は去年の4月の様子。

ああ、サグラダファミリアを造るみたいに、
凄くゆっくり解体してってくれないだろうか・・・。
第5高炉の過去の記事はコチラをどうぞ

千葉の城

千葉市中央区にある千葉市立郷土博物館へ行ってみた。
浦安市の郷土博物館は非常に充実していたが、
さて我が千葉市のそれはどうだろうか。
亥鼻の台地の先端に建つ千葉市の郷土博物館は、
ご存知のとおり「城」である。

白壁が青い空に映えるコンクリ城。
この地にはもともと猪鼻城というのがあって、その遺構も残っているそうだ。
しかしこんな天守閣があったかどうかは不明。
まあ、無かったという証拠も無いのだろうけど・・・。
本物じゃないとわかってはいても、近づいてみると結構な迫力。

入館料は60円。
って取る必要あるのか??
で肝心の博物館の内容はというと・・・、
まあ、もうちょっと何とかなるんじゃないかという感じ。
最上階は展望室になっている。

金網が邪魔だ。
ちなみに千葉城というのはこことは別で、近くの低地に建っていたそうだ。
関係ないけど、博物館と同じ台地上にある
給水塔がステキです。

おしまい。

円筒分水を見にいく

ちょっと時間ができたので、東金市にある円筒分水を見に行った。

円筒分水というのは、
貴重な農業用水を各地域の農地に公平に分配するためのもの。
これを見るためだけに、東金までやってきたのだ。美しい・・・。

上の写真は水が溢れ出て迫力満点な感じだが
実際は全周性に水が出ているわけではない。
これだとちょっと迫力不足だね。

水路が二重三重に連なる。

円筒分水の先の水路。

写真ではわかりづらいけど、上下に分かれて水が流れている。
なんかいいなあ。
涼しげな写真ばかりですが、
涼しげってだけで、ホントはかなり暑いです。
そして水は各地域に流れていく。

非常に見つけにくい場所にあるのだが、
道順自体はいたって簡単。
高速に乗ってしまえば、あとは一回左折をするだけで着いてしまうのだ。
また別のも見に行ってみようかな。
おしまい。