宮古島に降った雨のうち約4割は地表から
地下へと浸透していく。(本土では数%)
しかし島の地盤は水を透しやすいサンゴの石灰岩でできているため、
地下へと浸透した雨水の多くが海にそのまま流れて行ってしまうのだそうだ。
そんな海に流れていってしまう水を有効に利用しようとして考え出されたのが
「地下ダム」だ。
地下ダムというと地底の湖に水が溜まっているようなイメージだけど、実際はそうではない。
水はスポンジのような石灰岩の中に浸み込んでいる。
そしてその水が海に流れるのを堰き止めるため、セメントの杭を水を透さない地層にまで隙間なくぶちこんでいるのだ。
で、そのスポンジに溜まった地下水が見られる施設があるというので見に行ってみた。
それがこれ。
通常のダム湖と違い、地底のスポンジに溜まった水の量を把握するのは難しい。
それを可視化するために造ったのがこの施設。
ダム本体ではないけれど、なんか素敵な構造です。
地下ダムってのは世界的にも珍しいそうで。
ダムマニアでなくても見ておくべきでしょう。
せっかく南の島に来たのに、わざわざ見るべき施設なのかどうか
本当のところは疑問ですが・・・。
でもこの地下ダムのおかげで、島の農業が成り立っているわけで。
そういえば僕の後に若いカップルが見にきてたな。
やっぱりいいよね。じっくり見てってね~。
Live
こないだの日曜日、
サカナクションの幕張メッセ公演に行ってきた。
ライブなんて、前に行ったのはベンフォールズファイブのだから、
う~ん、十数年ぶりだな。
ライブが始まるまで2時間くらいずっと立ちっぱなしだし、
始まったら始まったでノリノリのお姉さんに弾き飛ばされちゃったりして
何かの修行じゃないかと思ったけど、
でもやっぱり楽しかったなあ。
あの心臓に響く重低音は生のコンサートじゃないと味わえないものね。
下地島空港 宮古島の旅4
フェリーに乗って宮古島から伊良部島に渡った。
まずは伊良部島の佐良浜港の食堂で腹ごしらえ。
海で遊ぶだけなら宮古島で充分なのに
なぜわざわざ伊良部島にやってきたかというと、
この伊良部島の小さな入り江を挟んだすぐお隣に下地島というのがあって、
そこの「下地島空港」でジャンボジェット機のタッチアンドゴーの訓練が
間近で見られるからなのだ。
伊良部島と下地島の地図。
すぐ隣、というか、ほぼくっついている。
とはいえ入り江に架かる橋以外ではやっぱりくっついていないので、
二つの島なのだ。
島の道を往く。
伊良部島の名所、佐和田の浜。
浅瀬に巨大な岩がゴロゴロ。
島と島の間の入り江というのはこんな感じ。
向こう側が下地島だ。
そしてついに下地島空港に到着。
日本で唯一の民間パイロットの訓練飛行場で、
定期便が離発着することはない。
ジャンボ機のタッチアンドゴーがすぐ目の前で見られるので
飛行機マニア垂涎の場所なのだ(私はマニアではないですが)。
今回の旅で、じつは僕が一番楽しみにしていたのが、この下地島空港で
飛行機の写真を撮ること。このためだけに望遠レンズまで持ってきてしまった。
ネットで調べたところによると、このときはプロペラ機の訓練期間だとか。
しかし飛行機は飛んでおらず、空港にあった。
お昼休みかしら。
と、周辺をうろうろしていると空港の職員が一言、
「土日祝日は訓練休みだよ」。
そうです、この日は日曜日。どおりで飛んでないわけだ・・・。
ほんとはこれに巨大な飛行機も写るはずだった・・・。
ほんとはタッチアンドゴーで飛び立つ飛行機の後ろ姿が写るはずだったのに・・・。
このまま帰るのももったいないので
伊良部島の渡口の浜で海水浴を。
さらば伊良部島と下地島。
また来るからね。平日に。
つづく。
伊良部島へ 宮古島の旅3
宮古島の旅のつづき。
宮古島の平良港から高速船で10分、カーフェリーで25分の場所にある
伊良部島に行くことにした。
船で30分弱というと、いまいち距離感がわからないけれど、
宮古島から見えるくらい近い島だ。
朝早くの高速カーフェリーに乗ろうかと思ったのだけど、
港についてみると連休中のためかかなりの混雑。
「高速船はもう乗れないよ」と言われてしまったので、
次に出港するカーフェリーに乗ることにした。
船の切符を売るのと船に乗る車を整理するのを
おじさん一人でやっているので、乗り場はかなり混沌とした状態。
船が着いた。
後から来た車が先に乗船したりして
ちゃんと乗れるのか不安になったけど、地元のオジサンは
「宮古ルールだから仕方ないさ~。」と涼しい顔。
車はバックで入れます。
宮古島とはしばしのお別れだ。
こちらはブリッジ
船長さんは子どもに手を振ってくれたよ。
乗船時間25分はあっという間に過ぎていく。
伊良部島はもうすぐだ。
つづく
西平安名崎と池間大橋 宮古島の旅2
宮古島の旅の二日目、
島の北にある西平安名崎と池間島へ向かった。
島に着いた昨日はどんよりとした天気で、
ホテルにチェックインした後、無理やり海に入ったものの寒くて震えてしまったのだが、
さて今日はどうだろう。
せっかく南の島に来たのだから、スカッと晴れた空とエメラルドグリーンの海を見てみたいものだ。
と期待したのだが、やっぱり晴れない。
池間大橋を望むビーチも閑散としていた。
うーん、海がきれいなのはなんとなくわかるんだけど、
やっぱりパッとしないなあ。
うろうろしてたら地元のオジサンにドラゴンフルーツをごちそうになってしまった。
西平安名崎(にしへんなざき)の風車。
「西」だけど、宮古島の北端だ。
このときはまだ曇っていたのだが、この後徐々に晴れ間が出てきた。
すると海の色が変わった!
向こうに見えるのは大神島。
聖地なのだそうだ。
池間大橋と池間島。
いますぐ飛び込みたいほどきれいな海だ。
今すぐ飛び込みたいが、橋の周辺は遊泳禁止なので
とりあえずお昼を。
近くの「すむばり食堂」でタコ料理をいただく。
タコとゴーヤのチャンプルー定食。
宮古島へ
台風15号が関東にやってきた9月21日、宮古島へと旅立った。
沖縄付近でぐるぐると迷走していた台風が急に速度を上げて北上し
関東へグングン接近中だったのだが、飛行機が早朝の便だったため
影響を受けずに飛び立つことができた。
出発前、雨の羽田空港。
ちなみにこの日の午後の便はほとんど欠航だったようだ。
乗り継ぎの那覇にて。
乗り継ぎと言っても、一度降りてまた同じ飛行機に乗り込んだだけなんだけど。
那覇で降りるときCAさんにも「このあとまたお待ちしてます」って言われてしまった。
那覇から宮古島へは40分くらいで着いてしまう。
離陸して、シートベルト着用のサインが消えて、機内サービスのジュースを飲んで
一息ついてると、じゃあそろそろ着陸しますよ、という感じ。
そして宮古島に到着。
パイロットたちが降りてきた。
お疲れ様でした。
ようやく島に着いたところで、できれば感慨に耽りたいところだが、
空港のロビーに出るなり予約していたレンタカーの出迎えが待ち構えていて、
そのまま送迎車に押し込められてしまうので、なんだか慌ただしい。
レンタカーの担当者はスタコラ歩いていってしまうが、
と、とりあえず空港を撮らねば、と一枚パシャリ。
なかなか素敵な建物じゃないですか。
島に着いたのは昼前。
レンタカーの手続きはしたものの、
ホテルのチェックインまではまだ時間があるし、
島での移動の距離感が全然わからない、ということで
腹ごしらえをしながら今後の作戦を考える。
古謝本店のソーキソバ
ソバ屋で練った作戦に従って、向かったのは
島の西側にある「川満マングローブ」というところ。
天気がイマイチだから海には入れなそうだけど、せっかくだから南の島の気分を盛り上げよう。
南の島といえばなんだろう。
そうだマングローブだろう。ということだけで選んでしまった場所だ。
レンタカー屋でもらったガイドブックにたまたま載っていたのだが、
ほかのガイドブックではほとんど見かけたことがない、かなりのマイナースポット。
でも海の上に遊歩道があったりして、ちょっといい感じです。
かなり水は濁っているけど。
つづく
ロケットエンジン
LE‐5エンジン。
千葉市科学館にて展示中のロケットエンジン。
機械のことはさっぱりわからないが、
この構造がいい・・・。
もうちょっとアップで。
最近工場の写真撮ってないなあ。
残波岬にて
残波岬の灯台とバスの売店。
近くにはちょっと寂れたレストハウスもある。
岬ってだけで、とくに何があるわけじゃないんだけど、
観光地として人が集まってくるのはなんでだろう。
縄文人のDNAのせいだろうか。
寂れてるって書いたけど、
そもそも、人がわんさか押し寄せて流行っていた時ってのはあったのだろうか・・・。
万座毛の夕暮れ
万座毛の夕暮れ。
水平線に沈みゆく夕陽を見たかったのだけど、
間に合わなかった・・・。
第一牧志公設市場
いきなりですが、
那覇市にある第一牧志公設市場へぶらりと行ってきた。
市場の周辺はアーケード街になっている。
アーケードの通りがいくつも張り巡らされており、
道の印象が似ていてまるで迷路のよう。
いい感じです。
そんな商店街の一角にある目立たない小さな入口から市場に入る。
するとそこは南国の熱気にあふれた世界!
カラフルな魚たち
お肉屋さんの脇には・・・
おお、豚だ!
市場の二階には食堂がたくさんあるので、お刺身定食を。
皮が青いけど鯛の味。汁物はソーキソバだ。
建物自体はなんというか古い団地のショッピングセンターみたいな感じ。
おみやげにシークァーサーを。
これをすこし搾って泡盛に・・・。むふふ。