この言葉から響いてきそうな淡いイメージから程遠いメンバーで誠に申し訳ない。
思えば40年前の高校三年生、同じクラスのメンバーなのである。
今年延岡商業高校が90周年記念だそうで11月に同窓会が開かれる連絡をいただいて、帰れそうもない返事をしていたら、今度戻ったら会おう、ということで幹事の高島君と急きょ会うことになって集まった次第である。
会えば40年前の話が中心になるのだが、今思ってもあのころは楽しい毎日であった。
その顔ぶれが今や子供や孫の話など、もういいおじいさんである・・・しかし、昔の話になると目が輝いていろいろとここでは書けない話がポンポンと出てくるのである。
マスターの工藤君は、ここ船倉という町で「かー坊」という焼き鳥屋を経営して18年にもなる、今夜も(19日)休日だというのに、カウンターから座敷まで満席である、頑張っているねぇー。
高島君は、学年の同期会のまとめ役、会長である。忙しい中、皆さんの連絡係となってよく動いている。学年の同期会は、今は5年ごとに行っていて今度は60歳になった時だそうである。
連絡がつかなくなった人もたくさんいて本当に大変だね。
今一人が私の隣り町で片田というところがあるのだがそこの住人である牧野君である。
大変活発な人で陸上部ではやり投げで頑張っていた人間である。
こんなメンバーと毎日教室でワイワイガヤガヤ・・高校三年生は本当に楽しく毎日学校に行くのが楽しみでしょうがなかった。
私の人生の中でも、忘れられない一年間だね。
こんなにして振り返って、話ができるのも今も幸せだからできる部分もあるのだろう、また、人によっては振り返りたくない人もいるのかもしれない。
そこを喜んで振りかえられる私たちは、幸せなんだね。
青春とは意気であり、熱であり、かえりみるときの微笑みである
誠にこの言葉を実感したひと時であった。