449,椿山荘・ほたるの夕べ

7月3日(木)、東京メトロ・江戸川橋で降りて椿山荘へ向かい「ほたるの夕べ」へ参加して食事をしてきた。
久々である。何年か前に細君と春の桜満開の頃、同じように江戸川橋駅から歩いてきて食事をして以来のことである。
 昔から椿山荘のほたるの夕べは知っていて一度は来たいと思っていてようやく実現した次第である。
 若いころ・・40年にもなろうか、観光バス助手のバイトをしていた頃、ここへは何度もお客の送迎をしていた、また、中でのパーティーでは、今夜のスタッフのように会場は違うがホテルの制服を着て従業員としてせわしなく働いていたなぁ。
 いつかはお客としてきたいものよ・・心ではそう思いながら働いていたものである。あれから40年・・・我ながら感慨深いものがある。
   閑話休題
ここ椿山荘は1300年代の南北朝のころから「つばきやま」と呼ばれ、明治に入り山縣有朋公爵が名園として造り上げたそうである。
 明るいうちについたのでしばらく庭園を散策することができた。


三重塔はここのシンボルだね、とりあえずはここで1枚でしょ。一回りしてから五階の会場へ行くとたくさんの人が待っている。一応テーブル番号もあるので席の心配はないのだがそれにしても大変な客である。
 おなじみのバイキング料理であるが、フリードリンク制というのがいい、と、言いながらもそれほどは飲まないのだが以外と水がおいしかったりして何回もお代わりをした。
 しばらくすると舞台では、料理の演出を初めて、アイスクリームを作るらしく炎がめらめらと立ち上るところが面白い。
私のカメラではうまく取れないが雰囲気は伝わるかな?
そうこうするうちに、早めに出てスポットライトで照らし出された庭園を散策しながら戻って行ったが、都会の喧騒を離れてしばしの休憩、いい気分転換になったねぇ。
肝心のほたるか、さすがに庭園では見かけなかったが飼っているみたいでそのような場所で見ることができた。カメラで撮るとフラッシュをたくと映らなくフラッシュを使うと御覧のようにフラッシュだけが映る、それでもフラッシュの下に小さい灯りが見えるがわかるかな?。
小さいころ田舎ではこの時期はいつでも見かけたものであるが今では、その田舎でも見るところが限られているそうである。ホタルの光窓の雪・・遠い現実ですなぁ。
 
 それよりも「恋し 恋しと鳴くセミよりも 鳴かぬ蛍が身をこがす」な~んてね、どうも寅さんのセリフになっちまう・・・
だけど青春の一コマなんだなぁ。
 
下へ降りて電車に乗ると現実に戻るのだが、同じ都内でもそう遠くはない、たまにはこんな夜もまた一興。
またの来場を期して、現実で頑張るとするか。

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