490・ラブユー東京

雑記も一か月以上掲載しないことは珍しい、と言おうか記憶にないほどである。
ジュニア大会が終わってしばらくどこも出かけないで大した用もなく称名寺とてこの暑さでは敬遠していることなので、何もない。
 8月4日(火)、ベランダで朝食をしようということで久々にベランダでのんびりした。
まだ朝方のこの時間は比較的に涼しいのである。窓が西側にあるので朝日は入らず日影のせいもあろう。
 実はこのマンションを引き払って横浜市鶴見区に移住することが決まっており着々と契約やその準備が進んでいるらしい。
というのもこのようなことは細君が一切を仕切っており、私は経過を聞くだけである。
鶴見の一軒家を購入して、そこで一階で美容室を経営して二階に住むようになるとのことである。
正式契約も終えて9月には転居するとのことだが、まだ何の準備もしておらず実感としてはまだない、というのが現状である。
人間至る所青山在り・・その覚悟はあるとはいえ、第2の故郷蒲田を去るのはなかなか思い切りが付くまでに時間を要したねぇ。
ましてや東京で活動していたのが横浜になるということは落胆を禁じ得ない。
引っ越し先が鶴見駅から10分もかからないところでこの蒲田からも電車で10分もかからないんだけれどもね。
このマンションからは富士山が見えて大変気に入っていたところである。ここを終の棲家と思ってはいたが、庭付きの一戸建ても捨てがたく、今回の物件は私も気に入っているところなので、半々・・というところか。
 しかし、しばらくもすれば向こうの良さに満足するであろうということはわかっている。確かに素敵な家なのは間違いないところだ。
ワンコウのことを思えば、私が留守の時でも下の店からはしょっちゅうのぞきに来れるので安心できるという大きな利点があり納得の一つでもある。
 そんなことを知ってか知らずか、この夏限りの食事もワンコウの目線は食い物ばかり、主の気持ちなど知る由もない。
桜の季節はここから呑川沿いの桜を眺め桜が散っては花筏となって風情を楽しませてくれた。
 カラオケに行っても歌う歌は、「東京の灯よいつまでも」「ラブユー東京」「おさらば東京」古い歌ばかりだがこんなレパートリーが並ぶのである。
 そんな思いの朝食であった。

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