師走を目前にし、あたりまえだが寒い日が続いている。
こう寒いと、トイレが近くなり、駅で用を足しても、外回りの間に行きたくなることもある。
そんな時にはコンビニで借りる方も多いと思うのだが、僕は役所とか図書館など公共施設にお邪魔させてもらっている。
大体いくつかパターンが決まっていて、今回寄らせてもらった『四番町図書館』も何度か利用している。(写真左上)
最初来たときは入ってすぐの所で、飲食をしている人たちがいたので目を疑ったが、ラウンジになっていて、れっきとした、飲食可のスペースであった。(写真右上)
正面入り口からそのまま直進すると目的地のトイレがある。
ここの図書館は、こじんまりしてる分、かなり落ち着いている雰囲気で、清潔感がある。
さすがに高所得者の住宅に囲まれている雰囲気がそのまま醸し出されている。
用を済ませ通って来た通路を戻りながら、ふと見ると何やら見慣れぬ機械が置かれている。(写真左下)
「ブックシャワー」と言うもので「図書館の本や雑誌を殺菌消毒できる機械です」とある。
「自動販売機ではありません」という注意書きも親切に添えられている。
そして先ほど通った「ラウンジ」のそばに「リサイクル本」コーナーがある。(写真右上)
色々な図書館でリサイクルを見ているが、かなり古い書物のことが多く、データなども使えない統計資料など置いてあることが多い。
ここも、ご多聞に漏れずである。
「まあこういうところだから」と踵を返そうとしたところ、一冊の本が目に止まった。
綺麗なのである。
手に取ってみたが手垢一つついていない。と言うか一人も読んでいないのでは?という状態である。
裏表紙を見ると海外で話題のミステリーのようで、嫌いな分野ではないのでもらってきました。
海外物なので登場人物だけでも把握するのが苦労しそうではある。しかも地名が…。イメージしづらい。
このあたりも、翻訳してくれればいいのにと思う。
「冬の生贄(上)」(写真右下)
モンス・カッレントフト←初めて聞く名前で、入力も間違っているかも
読み進めて(下)を読みたくなったらどうしよう。
ただ、最初の扉を読むだけで、かなり怖い。
「殴らないで。おねがい。この寒い真っ白な中に、」
と続いているんです。
児童虐待のようだ。
ちなみに「下」は置いていなかった。
新しいはずで2013年、4年前の発行である。
なぜ?
と思いながら外へ出てみると、先ほどからの怪しい雲が一段と怪しくなってきたので、早いとこ新橋方面へ移動することにした。
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