天災は忘れた頃にやってくる(1)強風

IT委員会武山

あすみが丘第一自治会が出来て、30年余りになります。その間に、千葉県に大きな被害を残した災害は次の3つです。
2011年3月11日東日本大震災、2019年9月8~9日台風15号、2019年10月25日豪雨。
いずれもあすみが丘も被害を受けましたが、幸い大きなものではありませんでした。
とはいえ、「天災は忘れた頃にやってくる」といいます。この言葉は寺田寅彦が話した言葉とされており、災害対策として歴史をたどることの重要さを示したものです。(実際は寅彦が書き残したものではなく、寅彦の弟子で雪の結晶の研究で有名な北海道大学の中谷宇吉郎が寅彦が言ったと伝えたものといわれています。)

第一回として、2019年の台風15号をとりあげます。南房総に大きな被害を遺した台風です。詳しくは次をクリックしてご覧ください。

台風15号―自治会としての備えはー
この時の土気あすみが丘周辺の被害は、広範囲な倒木による交通混乱・停電・断水でした。幸い我が自治会の範囲は被害は少なかったですが。屋根に損傷を受けたお宅も見られました。

教訓として、次のことを思い出して下さい。

自助(自分のことは自分で)
各自、この際チェックしましょう。
汚物処理用の古新聞・黒ビニール袋、風呂の残り湯の貯め置き。断水でトイレが流れなくなった時に役立ちます。
給水ポリタンク。給水を受けるときには必要です。
卓上ボンベ。ガスが止まったとき便利。
懐中電灯と電池。
飛来物を出さないように、庭の片づけ。
など

共助(近所の助け合い)
ブロックをよく知っているボランティアの「見守り隊」、「ブロック別防犯パトロール隊」は、停電時の熱中症など困ったときに助けになります。とくに、高齢者所帯には。ご近所とは日ごろからご挨拶を。阪神・淡路大震災の時の教訓。まず、自分を助け、家族を助け、次はいつも声をかけている人を助ける。知らない人を助けるのはその次になったと言います。
油断しないで下さい。油断するな

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