アーカイブ | 2018年9月14日

自治会の歴史(追加1)平成22年以降、広報「あすみ」から

「あすみ」130号(2018.5.13発行)に、川上さんに整理して頂いた資料をもとにして、あすみ1号から130号の記事を、次の4区分にして纏めて報告した。

1.基礎作り期(~平成7年頃、会長:飯高・鈴木・小川・鶴見)

2.成長期(平成8年~14年頃、会長:井上・高橋・泉田)

3.広報「あすみ」の最盛期(平成15年~21年頃、会長:森山・片山・寺本)

4.転換期(平成22年~30年、会長:吉川・井出・長谷部・須田・森山)

このうち、基礎作り期と成長期については、『自治会二十年の軌跡』に、6人の会長経験者の座談会としてよく纏められている。編集は7名で行われているが、当時会長だった片山会長は現役時代にコピーライターをしていたと聞いており、編集が巧みである。

続く最盛期までは、順調に自治会の発展の歴史が「あすみ」に記載されている。

今回は、『自治二十年の軌跡』にはない転換期(平成22年~30年、会長:吉川・井出・長谷部・須田・森山)について少し詳しく補強する。この期間は、広報「あすみ」の発行が少なくなっており、これだけでは十分なフォローが出来ないので、総会報告と実行結果を付け加えて纏めた。

この時期の最初である平成22年、吉川会長の時に、自治会活動の大きな潮目の変化が見られる。そして、現在の森山会長の時期に、自治会30年の歴史で最大の問題に直面している。大きく分けて、3つの変化が見られます。

1.平成22年度、吉川会長の時から、「あすみ」の発行回数が大幅に減少した。

2.平成26年度、長谷部会長の時、「あすみ」の発行回数の減少による会員への情報伝達力の低下を補う手段として、ホームぺージの再開と新たにブログの提案がなされ、実行に移った。しかし、平成28年度須田会長の時に、会長側から総会にブログ閉鎖の提案がなされた。総会で大きな議論を巻き起こし、1年継続審議となり、平成29年度の総会で、廃案となり、従来通り、ホームページ・ブログの継続が認められた。

3.平成29年度、森山会長の時、会則の大幅改定自治会館建て替えプロジェクト自治会の法人化という自治会30年の歴史で最大と思われる問題が役員会の多数決結果ということで、提案され、大きな議論となった。会則の改訂は、一部変更はあったが、大筋は総会の決議として承認された。法人化と自治会建替えプロジェクトについては、平成30年度に検討されることになった。しかし、必要情報の共有が不十分と考え、筆者は広報担当の立場から、ブログに情報の提供を行っている。IT委員代表も、ホームページのリンク先の「新あすみが丘エクスプローラー」に情報を提供している。

以下、各会長について、特記事項を少し詳しく述べる。

1.吉川会長:従来年4回~6回発行されていた、「あすみ」の発行回数を2回に限定した。珍しく「あすみ」に会長挨拶を一度も書いていないのいで、運営方針は分からない。

2.井出会長:「できるだけ役員の意見を尊重し、役員会がオープンで効率的に進めるように努める」という方針で進めた。

3.長谷部会長:会員間の風通しが悪いと感じ、ホームページの再開ブログの新設を提案し、実行した。

4.須田会長:ブログの廃止を総会に提案した。

5.森山会長:自治会30年の歴史のおいて、最大と思われる会則の大幅改定を主導し、実行した。自治会館建て替えプロジェクト自治会の法人化の提案を主導中。

次回「あすみが丘第一自治会30年野あゆみ」と関連付けて述べる。(つづく)