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自治会の高齢化とIT技術の活用

パソコン教室-COLLAGEIT委員会武山

2022年度の総会議案が回ってきました。第1号議案「2022年度活動報告」の冒頭に、第一自治会の高齢化と会議の参加人数の見直しとIT技術を用いた自治会活動への参加促進が取り上げられています。
私自身も高齢化して、防犯パトロールや見守り隊の自治会活動に参加できなくなりました。せめて、IT委員の一人として、細々と活動を続けていますが、それでも投稿の回数が減ってきました。
第一自治会のブログ型ホームページは故・長谷部正明さんが作ってきた非常に使いやすいシステムです。zoomによる会議もコロナ禍のもとに一般化してきました。
新しくITシステムを作るのは大変です。私たちはなんとか途切れないように努力してきました。ぜひ活用してください。
今までの活動は次に書いてあります。ご覧ください。
投稿の仕方は、IT委員長兀脇さんのお尋ねください。セキュリティーの問題も注意しなければなりませんが、幸い今までで大過なく経過しています。私も微力ながら、毎日チェックは続けています。

長谷部さんが自治会に残したもの

 

62年ぶりのドイツへの恩返し

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IT委員会武山

サッカーワールドカップ決勝トーナメントでは8強は果たせなかったが、日本チームの活躍は素晴らしいものでした。年寄りも元気を貰いました。
千葉大の近藤克則先生の『長生きできる町』(角川新書、2018年)に「スポーツが健康にいいことは、多くの人が知っていることでしょうが、スポーツをする人が多い町に暮らし、スポーツを見ていたり支えたりするだけでも、健康状態が良くなる可能性が見えってきた」と書かれています。膨大な調査研究に基づいた発言ですが、ワールドカップの期間中、私もテレビ観戦に浸っていました。いくらか寿命が延びた気がします。

ところで、高齢者の皆様は、昭和43年(1968年)のメキシコ・オリンピックでサッカーが銅メダルを取ったことを覚えている人は多いと思います。
その時に、日本チームを指導したのはドイツから招聘されたデットマール・クラマーさんでした。クラマーさんが来日したのは、昭和35年(1960年)で、今から62年前でした。
メキシコ・オピンピックの銅メダルから25年後の平成5年(1993年)には、Jリーグが誕生しました。また、この年はドーハの悲劇の年でもありました。クラマーさんはJリーグ設立にも貢献した人にもなります。

日本は今回のワールドカップではドイツを破って、決勝トーナメントに進出することが出来ましたが、これは大相撲で言う恩返しです。

当時のサッカー協会の理事長から「メキシコ・オリンピックに備えて、ドイツからコーチを招聘することに尽力してほしい」と頼まれたのは、成田十次郎さんでした。成田さんは東京教育大学体育学部出身で当時、東大大学院で修士論文として「古代ギリシャ競技史」を書きあげ、博士課程に進み、体育学研究のためにドイツへの留学を計画していました。
高校時代からサッカー選手として活躍され、大学生時代には日本代表になった方です。成田さんはクラマーさんの招聘に尽力されたのちに、帰国後は東京教育大学サッカー部の監督として、大学リーグ2連覇、大学大学選手権大会優勝を成し遂げ、後に筑波大学教授になりました。また、読売サッカークラブを創設され、初代監督になりました。
この方は高知県出身で、同郷の私もお付き合いがある方です。千葉の友人にサッカー関係者がおり一度、西千葉のスポーツ酒場に来ていただき、クラマーさん招聘のこと、Jリーグ設立のお話しを聞いたことがあります。今回の日本チームの活躍をみて昔を思い出しました。
4年後は8強を期待したいですが、私がまだ元気でいるかどうか?

 

23か国新型コロナ感染者推移

IT委員会 武山 油断するな

前回12月5日投稿では、イギリス・ドイツ・アメリカの欧米3カ国と日本・韓国・台湾の東アジア3カ国の新型コロナ感染者動向の比較をしました。

今回は、国数を増やして、統計が信頼おけそうな欧米諸国に日本・韓国・台湾・シンガポール・ニュージランド・オーストラリアを選んで、計23か国のコロナ感染者数の推移と死亡者数の推移を比較します。
1.ワクチンの接種率は今回も日本が一番高く、100人当りの接種数が250回以上の国は、高い順に日本・台湾・ポルトガル・シンガポール・韓国・カナダの6カ国です。220回以下は、高い順にイギリス・ノルウエイ・アイルランド・ルクセンブルグ・オランダ・スペイン・アメリカ・イスラエル・スイスです。日本がワクチン接種で如何に特異的かが分かります。(図は省略)
2.下の図1に累積感染者数の推移を表わします。多くの国が2021年12月から2022年4月にかけて、感染者が急増しています。この変化はオミクロン株への変化と対応しています。
2022年7月時点で感染が遅れているのが、台湾・日本・ニュージーランド・カナダ・韓国・オーストラリア・シンガポールのアジア・大洋州の国とカナダです。
欧米の多くの国ではこの間に人口の30~40%が感染しています。実際はこれよりも多く、自然感染による集団免疫が支配的になっているのではないでしょうか。この半年くらい感染者の顕著な増加のない国がたくさんあります。(図3も参照)
3.図1の曲線の直近の部分の傾斜を見ると最近の患者数の増加が見られます。増加が大きいのは、上から順にオーストリア・フランスの欧州2カ国と韓国・シンガポール・オーストラリア・ニュージーランド・台湾・日本のアジア4各国と大洋州2各国です。アジアと大洋州の国はいずれも新型コロナの感染が遅れた国です。フランスは例外です。図3も参照ください。
4.図2は累積死者数の推移を示していますが、アジア・大洋州の6カ国は全体的に低く抑えられ、良く管理されています。低い順に言うと、シンガポール・日本・ニュージーランド・韓国・台湾・オーストラリアです。
5.各曲線の最後の部分の傾斜は直近の死者の増加を表わしますが、台湾の増加が大きいのが気になりますが、他の国は日本と同程度に抑えられています。
6.欧米の死者が非常に多いのは、2020年12月から2021年2月です。(図4も合わせご覧ください)。この間の感染者数は2項の2021年12月から2022年4月の感染者が非常に多い時期に比べると感染者数は低くなっています。アジア・大洋州6カ国では、死者の増加の主体は2022年に起こっていますが、欧米に比べると低く抑えられています。

7.ほかの理由もあるでしょうが、オミクロン株の感染力は強いが、重症化率は低いという特徴を表わしていると思います。

詳しくは次をご覧ください。
比較する国が多く、複雑ですが、矢印ポインタをマウスで動かしながら、国名に当てると、特定の国の変化だけが読み通れます。また、矢印を途中の年月日に合わせると、その時点での感染者数などが読み取れます。興味のある方は試してみて下さい。

図1 23か国累計感染者数比較(人口100万人当り)
図2 23か国累計死亡者数比較(人口100万人当り)
図3 23か国感染者数比較(人口100万人当り、7日移動平均)
図4 23か国死亡者数比較(人口100万人当り、7日移動平均)

欧米の群衆はマスクをしていない、大丈夫だろうか

油断するな

IT委員会武山

テレビを見ていると、欧米の群衆は新型コロン対策のマスクをしていない。大丈夫かなと思います。
手元にあるデータを基に素人なりに考えてみました。皆さまも一緒に考えてください。
イギリス・ドイツ・アメリカとアジアの韓国・台湾・日本を比較してみました。

私の結論は、
1.ワクチン接種が進んでいるのは、日本が第一。続いて、韓国・台湾です。イギリス・ドイツ・アメリカは1年ほど前から、一人2回接種平均の所から、あまり増えていません。(図1参照)
2.それでも、直近の人口100万人あたりの感染者数の増加は、イギリス・ドイツ・アメリカが、日本・韓国・台湾よりも低くなっています。イギリス・ドイツ・アメリカの直近の感染死者の増加も日本・韓国と同レベルです。台湾は、直近の死者の増加は他の5か国よりも多くなっています。(図2参照)
3.以上から判断すると、感染者の増加とワクチンの接種率との間には直接の関係はなさそうです。なぜでしょうか。
これは自然感染した人が圧倒的に多くなっているからだと思います。
欧米を比較すると、累積感染率の概数は、ドイツ40%、イギリス35%、アメリカ30%です。この3国は、2022年の春から夏にかけた急増しています。この感染により生じた抗体による免疫が急増したためだと考えられそうです。
ちなみに韓国では、2022年春と秋に感染が急増して、累積感染率は50%になっています。台湾では2022年夏から秋にかけて累積感染率が急増して、30%程度になっています。
日本の累積感染率はまだ20%程度です。(以上、図2参照)
4.ワクチンによる抗体は半年くらいしか持たないと言われています。
一般論ですが、自然感染して出来た抗体はもっと長持ちすると言われています。3項の自然感染によって誘導された抗体もまだ有効なのではないでしょうか。
5.自然感染による抗体増加は、感染死者の増加というリスクを伴います。イギリス・ドイツ・アメリカ3国の大幅感染期の2022年春から夏にかけては、かなりの死者の増加を伴っています。
ただし、重症化対策が取られておらず、医療破壊を起こした2020年春と2020年秋から2021年春にかけての期間の死者の増加ほどではありません。韓国と台湾も感染期には死者数の増加を伴っています。しかし、欧米3国ほどではありません。(図3参照)
6.日本の人口100万人当りのコロナ累計感染死者数は一番低く管理されています。(図3参照)
7.ただし、累計感染者率は20%程度と低いので、重症化リスクのある人はワクチンの接種が必要だと思います。人込みではマスクも。

詳しくは次をご覧下さい。

図1 主要国のワクチン接種回数比較(人口100人当り)

図2 主要国の累計感染者数(人口100万人当り)

図3 主要国の累計死者数比較(人口100万人当り)

コロナ感染が疑われた時の対処法

油断するな

IT委員会武山

コロナ感染が急増しています。他人事ではなくなってきました。

みなさん、三密を避けるように注意しましょう。油断は禁物。マスク・消毒は大丈夫ですか。テレワークは活用していますか。
それでも、罹ったかなと思ったら、その時の対処法を千葉市のホームページから紹介します。次をクリックして下さい。

コロナに感染したと疑われた時の対策

➀ まずは、かかりつけ医に電話で相談して下さい。

② 発熱外来に相談することもできます。ホームページの地図を見て下さい。土気地区には、駅前の「あすみが丘耳鼻咽喉科気管食道科」他があります。電話して下さい。混んでいる可能性があります。詳しくは市のホームページをご覧ください。注意事項も詳し右書いてあります。

③市の相談センターについても書かれています。

くれぐれも油断されないように。

役員交代と会則改定 

IT委員会武山
旧役員の皆さま、コロナ禍が続く中、気配りご苦労様でした。
新役員の皆様、ブログの活用もよろしく。
総会第5号議案、「副会長」の改訂(案)がほとんどの方の賛成で、可決されました。会長に仕事が集中しないように、副会長がサポートしてください。

なお、コロナがなかなか収まりません。下記をクリックすると、最新のコロナ情報が得られますので、自治会運営に活用してください。
新型コロナの推移

 

厚生労働省コロナデータ

厚生労働省新型コロナデータ

IT委員会 武山
蔓延防止等重点措置が解除されましたが、まだまだ用心しなければなりません。
以下に厚生労働省の全国新型コロナデータについてのホームページを紹介します。ぜひ、毎日変化を眺めて下さい。次をクリックして下さい。

厚生労働省新型コロナデータ

最近の傾向を纏めると次の通り。

〇 新規感染者数は減少を続けているが、その速度は鈍い。
〇 40歳以下の若年層の感染が多い。
〇 重症者数も減少を続けている。重症者が多いのは、60~80歳代の男性。
〇 死亡者数も減少を続けている。死亡者数が多いのは70歳以上。とくに男性。
〇 入院患者数も減少傾向にある。
〇 クラスターの発生が多いのは、高齢者施設など福祉施設。次に学校・教育関係。

新型コロナウイルスの推移

IT委員会 武山

オミクロンがなかなか収まりません。注意しましょう。
日本、韓国、イギリス、アメリカ、ドイツの人口100万人当りで感染者数、死亡者数の推移、累積死亡者数を読みやすく比較してみました。
関心のある方は、毎日眺めて下さい。

➀ 人口100万人当りの感染者数は、アメリカは減少傾向。韓国が急上昇中。ドイツ、イギリスは1度減少に入っていたが、また増え始めている。日本は減少傾向にあるが、鈍い。
➁ 人口100万人当りの死亡者数は、アメリカが高止まり。韓国は上昇傾向。日本はやや減少傾向。
➂ 累積死亡者数では、欧米3国は日本、韓国に比べて1桁上。

次をクリックしてみて下さい。

感染者数推移(人口100万人当りの7日移動平均、対数表示)

 

死亡者数推移(人口100万人当りの7日移動平均、対数)

 

累積死亡者数推移(人口100万人当り、対数)

3回目接種がモデルナの場合は1/2量でOK

IT委員会 武山

千葉市から3回目接種券が届きました。
この接種券には、3回目接種をモデルナにする時は、接取量を1/2にすると書かれています。
これについて、武山の1月29日投稿の「3回目接種情報」をご覧ください。
この投稿を開いてみると、3回目接種をモデルナにすると、抗体の回復量が非常に大きくなっているので、1/2量でも十分という判断だと思います。
3回目接種は、ファイザーでもモデルナ1/量でも十分な効果が出ると期待されているので、どちらでも安心して良いと思います。