282、五反田

五反田で忘年会をした折に、昔、もう25年くらい前になるのだろうか、勤めていた、レストランが近くにあるのでいって見ましょうということで、それこそ辞めて以来、初めて訪ねてみた。

 残念ながら、もう店は閉店時間となっていたが、外から垣間見れるので見てみたが大体の様子はそう変わっていないように思えた。
 懐かしいねぇ、会社員として勤め始めた頃、コーヒーショップのフロントマネージャーとして働き出したのだが、コックの店長とどうしてもそりが合わず、とうとう店長を脅して「ハイ、それまでよ」
あの頃は我慢ができず、喧嘩しては辞め、生活に困り果てながらもまた、次の職を探すという繰り返し・・・、辛抱症がなかったんだね。
池上線で蓮沼から大崎広小路まで、毎日通い、アルバイトが足りない時は、朝の8時から夜ラスト10時まで毎日働き、ヘルニアの手前までいった。

 それで、理解のない店長にぶちきれて、やめたのだが、ま、ここにも青春のひとコマがあった。
そんなことを話し合いながら、駅のほうへ向かって違う店に入ったのだが、五反田の活気も変わったような感じを受けた。
 これも年のせいなのかな・・。
                                   静かな18日である。

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