281、忘年会

 おかげさまで、月刊空手道、連載「温故知新」も何とか一年を迎え、忘年会をやりましょうということで担当のHさんと五反田に繰り出した。五反田でグルジア料理店を空手の先生が開いており、それも今月で閉店ということなので一度いきましょうということで、なれない五反田に行ってきたが、突然の訪問なので先生はいなかった。
 グルジア専門料理店というのは日本でもここだけではないのかな?それほどになじみのない国である。
聞いてみるとソビエト崩壊の時にグルジア民族が独立したそうで、地図で見て、ああ、このあたりか・・・と知ったくらいである(勉強不足で失礼しました)。
 何年か前、トルコ料理を食べたことがあるが、そんな感じを私はうけた。
ワインが有名だそうで、何々?「クレオパトラの涙」ここは一つ押さえておかなければならないところだ、う~ん、デリ~シャス!(わかってんだかどうだか・・)
そんでもって、Hさんと一通り味わって、ほろ酔い加減であたりをブ~ラブラ。
 30年前の五反田は、活気があったような記憶があるのだが、年末にしては寂しい人通りである。サウナに行こうと交番で尋ねると五反田にはないという、これだけの繁華街にしては珍しい。
 それで、どこかでもう一杯と思って探すと、目に付いたのがショットバーブルドッグ、雰囲気がよさそうなので入ってみたら、案の定落ち着いた感じで大人の社交場といおうか若者が来てガヤガヤとするようなところではないのでしばらくたたずんでいた。  カラオケも置いてあり、ほかに客もいないということで、今夜はしっとりとアキラ節、「惚れた女が死んだ夜は」「あれから」など大変マニアックな歌を聴いてもらった。
Hさん、どうだ大人の雰囲気でしょう・・
 落ち着いて話せて、歌えて、気に入ったねぇー、こんな場所でグラスを傾ける、とてもいい気分で後にした。
帰りは遅くもならず、いい一日であったとしみじみ思ったね。
                          まだ、その余韻に浸る17日

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