310、ある夜の川崎教室

拓大空手道部で活躍している桑原が、夏休みとかで、友達を連れてきた。
拓大ボクシング部で、高校時代は全日本大会で優勝して、雑誌などでも紹介され、すでにスポンサーもついているという有名人なのだそうである。写真掲載も肖像権などもあるそうだが、ここは私的なブログ、せめて名前はIさんということで紹介しよう。
 私も若いころはボクシングを志したこともあり、空手にボクシングのエッセンスを取り入れてもいるので、勉強になればと、川崎の女性などとマススパーをお願いした。
ま、けがをしないようにということで、ホンの軽く程度にしていたが、いろんな打撃界の人と交わることによって何かをつかむことと思っている、一般の人も自分の稽古を休んで見学である。
 寸止めと防具空手とボクシングの合同稽古である、楽しいね、面白いねぇ。
先週は、他会派の人が来て合同稽古をやり、先日の演武会では、型演武のほかに試割りなどを行うなど、空手でいろんな楽しみをしている、また、いろんな人間関係もあって楽しいものもある。
 稽古はきついが楽しい!こう思ってもらえるとありがたい、皆さんに空手を通して楽しんでもらって、人生において何かが残ればこんなうれしいことはない。
ただサークルではなく武道でもあることも忘れてはいけない。
私たちの道場では道場訓はないが、「礼節」「感謝」「協調」「勇気」の四つの言葉をモットーとしている。
参考までに、私が高校時代空手部の道場訓を紹介しておこう
   一、礼節を重んじること
   一、誠の道を守ること
   一、努力の精神を養うこと
   一、人格完成に努むること
   一、血気の勇を戒むること
これであったと思うが順番は定かでない。
 血気盛んなころに、これを戒めるなんてできなかったなぁ、やんちゃ盛りに人格完成なんて難しいものだった。
礼節は人以上に重んじていたし、規則なども遵守して行っていた、努力、これは才能のない自分にとって努力しかないと思って人一倍努力をしてきたという自負がある。
しかし、これは目標であって、唱えているところにいつの日か自覚する時が来るであろう、そういう感覚であった。
世の中に出てずいぶん役に立った部分もあると思うので、会員の人にも伝えていきたいと思いますね。

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