319、あゝ青春

10月2日の詩吟大会の懇親会が、横浜相鉄線、天王町駅前の中華屋で行われることので、私は早めに行って、近くの洪福寺交差点へ出かけてきた。
 今から40年ほど前、私が宮崎から上京して、新横浜の運輸会社を半年でやめて、横浜市西区の洪福寺交差点にあった牛乳屋に住み込んで1年ほど働いていたところである。
東京に移り住んでからは行った記憶がないほどのところである。
 今は、ジーンズショップやマンションとなっている、が、確かにここに牛乳屋があってこの2階に住み込んで、国道沿いの交差点で、夜中に交通事故や、大型トラックが通るたびに2階まで振動が伝わってきていた。
 ここの前には横浜でも安売りの店として有名な松原商店街がありいつも賑わっていた、この日も御覧のように人で一杯である、懐かしいねぇー、一通り歩いてみた。
 この公園があったこの角に乾物屋さんがあったのだが、今は駐車場になっていたりしているがなんとなく覚えがある。
牛乳屋の裏には、映画館があってたま~に見ていた。「ライオン座」といってなかったかな、あのころは「女囚・さそり」や「御用金」であったか、東映系がよく放映されていた。
 よく行っていた銭湯があったよな、「保土ヶ谷浴場」・・・あったよ、あった、今は営業していないみたいだが、入口と煙突は今も残っている。
 あの頃はボクシングジムにもシャワーがあって風呂は節約していたが、シャワーは水シャワーだけだったので冬はさすがに銭湯に行っていた。
 懐かしいねぇ―このあたりは西区と保土ヶ谷区の境である。ほかの商店街などがあまりにも様変わりしている、時代の流れといえばそれまでなのだが、やはりそれだけの年月を経ているのだねぇー。
私も年を取るわけだぁ、そんな中で青春にタイムスリップしたひと時でありました。
こんな時間もいいもんですねぇー。

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