374、水戸の御老公

来春、相方の詩吟の会の吟行会が水戸に決まったそうで、その下見に行きたいということで私も付き合うことになり19日、水戸まで出かけてきた。
 偕楽園、西山荘を訪ねたいということで、とりあえず西山荘のほうから行ってみることにした。
テレビでおなじみ「水戸黄門」光圀公が隠居して亡くなるまでの10年間を過ごされたのだという。
屋敷に入ると「よくおいでくださいました・・・」などと御老公が座って机に向かっている姿で自らの声で迎えて下された。
 ここは私も「御尊顔を拝し奉り、恐悦至極に存じます・・ハハァッ」というところであろうか。
昔の屋敷だけあって質素で、冬は底冷えをしてこんなところではさぞかし大変だったと思うのであるが、その時代はこれが当たり前であったのだろうと思われる。
中には、歴代の黄門さま御一行が訪れた写真が展示されてあった。
 時は、紅葉の季節でちょうど見ごろできれいであったねぇ、テレビでは水戸のご隠居はここから旅立つのであるが水戸の城下からすれば結構な距離でそう簡単には来れまい、と思うようなところで意外であった。
時代劇ファンの私としては一度は訪れてみたかったところである、ワンコウは入場できないので、入り口の事務所で待機して交代で行ってきたのである。
 その隠居所の近くに助さんの住居跡があるのでそこも訪ねてみたが、ここは井戸跡が残っているのみであった。
時間があれば、もう少しゆっくり見たかったのだが、その後の予定もあるのでさらっと見てきたのであるが、いあやぁ、これでまた一つすっきりしたねぇ。
帰りには御用達のお土産を買い求めて、ここを後にした。

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