383・大雪

1月14日(月)、東京地方には大雪注意報が発せられ、今冬一番の雪が降って積もった。大雪といっても御覧の通りでそれほどの積もりかたではない。
北国の人に言わせれば笑われるかもしれないが、首都圏は大混乱なのである。
道行く人は転んで腕を骨折したり、チェーンを掃除していない車は追突事故を起こしたり、電車はストップはするは・・などで相変わらず雪や大雨に弱い首都圏をさらけ出したね。
 この日の私は、川崎駅近くの会場にて詩吟の「初吟会」があって出席してきたのだが、中ではそれらに気付かず皆さんがそれぞれに盛り上がって楽しい新年会であった。
 私たちの教場は、昨年NHKのど自慢に出て、「修学旅行」を歌って特別賞を受賞した人がいて、みんなでこの歌をワイシャツ姿で歌ったが、何しろ半世紀も前の青春歌である。
 だけど、今日、役員から発表があって、200人程の砂子吟志会の平均年齢が70,1歳、80歳代が36名、大正生まれが8名いての会なのである。
 私は今年60歳の還暦を迎えるが、まだまだ若僧なのだである。
この私が21歳でこの会に入り足かけ40年、よくぞここまでやめないで来たものだと我ながら感心するねぇ。
 それには宗家の暖かいご理解と応援があり、今は亡き細川先生の支えとご支援のおかげ、あるいは周りの吟友との暖かい交流のおかげだと心より感謝するのである。
 そんな吟友との楽しい交流を終えて外へ出ると周りは一面の銀世界、足元に気を付けながらそろりそろり駅前へ行って、吟友と中華屋へ寄ってから家路へ着いたが、外では今日成人式を終えた女性であろうか振り袖姿で雪の中を歩いてくるのを見て気の毒に・・今日は晴れてほしかったなぁ。
 わがマンションの芝生も御覧の通り銀世界だ、いろんな思いの中の大雪の1日であった。

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