386、北鎌倉

2月11日(月)祝日ながら何とものどかな天候となったものだ。
「どこかへ出かけたいね」手ごろなところで鎌倉はどうでしょうか、話はすぐにまとまり一路北鎌倉へ・・・明月院本堂からの朝の眺めが素晴らしいとかで早めに行ってみることにした。
明月院、アジサイ寺としてあまりにも有名だが、もちろん今はその季節ではない。
 早めに行ったので人出はそうでもなく、ゆっくりとみることができた、本堂からの眺めはさすがに素晴らしいものがある、ここは私も初めて・・かな?
 このお寺には北条時頼公の墓があり、私たち詩吟愛好者にとっては「春流」という歌碑もあってこたえられないところでもある。
 相方の所属する六郷岳精会が吟行会で来た時にはここで合吟をやったのだそうだが、私は心の中で一吟、というところか。
 北条時頼の物語で「鉢の木」がありその物語には感動するのだが、どんどん話がずれていくのでここではこれくらいにしておかなくてはいけない。
ちなみに、この近くに「鉢の木」等料理屋があるのだがこれにちなんだものだというのは疑いのないところだろう。
 お参りを済ませて、ハイキングコースへと向かい途中浄智寺へ寄ってここも一回り、そこを抜けて源氏山公園へ行って頼朝公の銅像を探したがわからず近所の人に聞いてようやくたどりついた。
 私も自称、源氏の末裔を標榜するからには一度は来てみたかったところである、写真に納まって満足・・。
 それからコースに戻って銭洗弁財天へ行ったがここは、何十年前であろうか・・40年近くにもなろう・・来た記憶があるか無いかぐらいにしかない。
 しかし、今日はしっかりとお参りをしてわずかに残っていた小銭を洗ってきたが、おもしろい看板には思わず笑ったね、やはりこの中のお金を持って行く不届者もいるんだろうねぇ。
 ここで甘酒などをいただいてしばし一服・・・。
改めてコースへ戻り、近くの佐助稲荷神社へと向かう。
 道も狭い、人家の背戸を通り抜けているような感覚である。
稲荷神社らしく赤い鳥居が数多く並ぶ、結構人出があるのには驚いた。謂れを読むと面白いものがある、こういう所へ来て、名前の由来や土地の謂れなどを読むのが楽しみである。
 それらを読むと感動するものや不憫な思いに駆られることもある、ここは、キツネの恩返しにちょっと感動。
ここを出ていよいよハイキングコースも終盤へ、目指すは、高徳院鎌倉大仏様!もったいぶるわけではないが、写真掲載も多いので次項へと続く・・・

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