480,鶴岡八幡宮

甥っ子が今年厄年だそうで、おはらいをしたいということで、鎌倉の鶴岡八幡宮へ連れて行った。平日の午後2時過ぎは人が少なくて私たちは前の組が始まったそのあとに入ったようで、祝詞をあげるときに一番最初に私の名前が呼ばれてにんまり、気持ちのいいものだ。
甥っ子は厄払いだが、私はとりあえず家運隆盛、というところかね祈祷をしてもらった。
終了後は、御朱印帳に記入をしてもらって並んでいるときに目に留まったのが、ペットのお守りである。びっくりしてみたが、考えてみればペット仲間のレトリバーが末期がんで寿命よりも早く終えようとしている飼い主のやせた姿を見ると私までつらくなるものがあるが、やはり寿命まで生きてほしいという願いはある。何の迷いもなく買い求めた私に、自身で驚いている。
小さいころ新聞配達のころに配達先の犬に追われて犬は大嫌いだった私である。私も変わった・・自分で思うねぇ。
 終わって頼朝公の墓に参って、道中上杉家の歴史と源氏とのかかわりを説明しながら歩いたのだが、若い世代にも少しは響くものがあったのかね、真剣に聞いていたようだった。こういうものは語り継がなくてはいけないと思っている。

八幡太郎義家の伝説、我が家の蔦の家紋、宗派、曹洞宗の由来など武士にまつわる歴史などを説明した。
 墓へ参ると地元のボランティアの人がいて、また詳しく説明をしてくれた。毎日花を手向けているそうな・・ご苦労様である。
その後、八幡宮へ戻り、小町通りを散策しながら入り口の不二家で一休み。
 少し歩いたようでそこそこの疲れも気持ちのいいものである。
 春のひと時、いい記念にもなった。

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