京都神社巡り2019(11/3の続き)①

鴨神社から、入って来た狭い道路を出て幹線道路を右折する。
次の目的地、上賀茂神社へ向かう。
賀茂川の紅葉が3割から4割ほどで、少し紅葉狩りには早い感じであるが、前日に続いての好天に恵まれ、なかなかの絶景を車窓から眺めていると、ほどなく目的地に着いた。

ここまでは、比較的スムーズに移動できた。

正確に言うと、上賀茂神社の入り口を13:10頃に超えたのだけど駐車場へ向かう道へ左折した瞬間に止まってしまったのです。
左にバスの操車場を眺めつつ、過ごすこと20分。
100m程度のところだから、文字通り亀の歩みである。
直進し、係のお兄さんに駐車場代金を現金で渡す。

正規の駐車場は満杯で、直進して、次の係員の指示に従え、ということのようだ。

先に進むと、係員のお姉さんが、さらに、そのまま直進しろと言う。

かなりどん詰まりの空地への駐車となった。

本殿へのお参りを済ませる。(写真上)

他にも見どころが多数あるようだったけど、車に乗り込む。

上賀茂神社
上賀茂神社と清明神社

次の目的地は予定では「御金神社」である。

ナビに「みかね…」と入力し、Hr氏の運転で車を進める。

大通りに入ったところで、St社役員のNs氏が最後部の座席から
「提案があるのだけど皆が良ければ後から行くことになっている“清明神社”が手前にあるから先にそっちに寄ったらどうでしょう」と教えてくれた。

彼は、7月にもほぼ同じコースを連れてこられたらしい。

もちろん異論がある者はいない。ナビに清明神社を入れると、ほんの目の前にまで迫っていた。

「神社の駐車場がないので、近くのパーキングが空いていたら入れて下さい。」Ns氏だ。
清明神社で、お参りをすると両横に桃のオブジェと清明像があったので、それぞれ賽銭を入れ触ってみる。
清明像は特に説明書きがなかったが、皆さんが足元を触っているし、足先の塗装が剥げているので、それに従った。
桃のさらに右には楠の大木があり、ここにも賽銭箱がしつらえてある。(写真下)
そして、階段のついたベンチがあり、皆さん一段高く昇って触っているのです。
樹齢300年の御神木ということで、賽銭を入れ触ってみる。

触った後(特に何もお願いとか何もしていないが)、左腕の肘から手首のあたりがくすぐったいというか、なんか変な感覚に包まれてしまった。
このあたりで、昼飯にしようということになったので、Ns氏が近くのラーメン屋さんを探して、予約してくれた。
その時、突如として雨が降ってきたのであった。

やっぱり続く

これを書き始める前は一気に夜のエピソードまで書くつもりでしたが、ちょうど区切りがいいので、分割させて頂きます。

今日は京都?!

これを書いているのは11月4日なので正確には昨日の話になるのですが、ホテルへ戻ったのが深夜を回り(つまり今日11/4の日付)で、とにかくこのグループで行動すると、国内なのに時差ボケをするといった塩梅なのです。

というわけで、11月2日に激混みの伊勢神宮参拝をした翌日は、松阪から京都神社巡りとのS先生からの指令?だったのです。
観光シーズン3連休の中日に何と6つの神社を回る計画に、絶対混むから無理だろう、と皆の口を突いて出たのです。
朝ホテルを10時に各車出発。
今日もHr会長が運転するセレナで男6人が同乗する。

一時間ちょっとで、京都東インターへ着いた。
ここまでは順調である。

ところがそこから先が一向に進まない。ほぼ停止状態なのである。

進んでみてわかったのですが、ここ京都東インターから今回の第一目的地の上賀茂・下賀茂神社方向へ進むには、四の宮のところで、二回にわたり左からの合流、車線減少が繰り返されるのであった。

これでは動かないのも無理はないのである。
数百メートル進むのに「20分」を要してしまった。

下鴨神社へ向かう。
ナビの案内に従い進んだ先は閉鎖中で、ぐるっと回り駐車場を突き止める。

ここもまた、かなり狭い入り口、そして出庫の車両が連なってくるので実際は入り口だったが「出口専用なんじゃないか」と言ったぐらいであった。

ここでの指令は、「川合神社へ行って“美人水”なるものを飲め」というものだ。
案内図を見ると川合神社は、奥の方であることがわかったので、順番に回ることにした。

空気が澄んでいて、ひんやりと気持ちが良い。

下鴨神社は干支ごとに神社があった。
写真を撮ったのですが、どれも人が映りこんでいて使えないので割愛します。
川合神社へむかう。
途中「さざれ石」があり、君が代に謳われているさざれ石であるとの説明がある。(写真上)

さざれ石
さざれ石

参道の大木に混じって、個人名が記された若い「献木」が多数植えられていたので、「これが全部大きくなったらどうなるんだ」というような会話をしながら進んでいく。

最初に車を止めようとした場所に川合神社はあった。
中に入ると「かりん美人水」と大きく書いた貼り紙がある一角に、まさしく美人水と思われるものを飲んでいる女性達が存在したのです。

気を取り直して見渡すと、多くの女性が同じものを飲んでいるのです。

確認すると、男で飲んでいる者は「ゼロ」。

こちらは、男6人グループである。

一歩にいたSt社役員のNs氏(30歳独身)が「僕買って見まーす」と女性の間に入るという、勇敢な行動に出たのである。

数分すると扉を開いて美人水を持って現れた。(写真下)

「もし、良かったら僕が口を付ける前に試してみてください」というのに応じHr会長その他が試す。

「どんな味だった?」と尋ねると、「のど飴なんかにある、甘いかりんの味」ということです。

なぜ、自分が飲まなかったかって?

男性が飲んでいいのか?というところが問題で、もしかすると「罰当たりな行為なのでは」と思ったからなのです。
あとがき
さっきまで、昨日の一日分を纏めようかと思っていたが、下鴨だけで結構長くなってしまったので、続きは、また後日談としてどこかで載せていけたらと思ってます。

今朝、松阪を10:00チェックアウト。
順調に進みナビの予想では我が家に17:00には到着、のはずが、伊勢原あたりで事故があったらしく大幅に遅れてしまった。

Hr会長はもう、(車両返却場所の)初富には着いたかな?

1年ぶりの伊勢参拝

てつもなく混んでいた。

いきなりの書出しですが、去年6月以来の伊勢参拝にやって来ました。
(その時は何も新たなことがなかったのでブログはお休み)

S先生のグループでは毎年、年初に参拝に来るスケジュールを組んでいるのですが、「新年は毎年混む」ということで、前倒ししての参拝だったのです。

我が社のHr会長の運転で昨日の夜、東京を出発、途中、清水のあたりで、工事渋滞11Kmに巻き込まれ宿泊予定地に3:30に着いたのです。
翌朝(今朝ですね)、S先生の招集があり、Hr会長とY氏(4年ぶりにこのブログに登場)小言を頂き、Y氏は今夜のお供へ。
11:00にホテルを出る。

このグループではいつものパターンだ。
ナビの表示も「30分」で到着とある。
しかし、外宮に近づくにつれ、車が増えていく。
沿道には「11/3駅伝で通行度め」の看板も見える。

外宮の駐車場にたどり着き、右折で入ろうとするが、係の方に、「Uターンして最後尾から入って」という指示で、次の信号からまた並び、外宮へたどり着く。

御影石での参拝を済ませてから多賀宮へ行くと、ここもまた大変な並びよう。

初詣の明治神宮のごとく、係の方が「広がって、詰めて進んでください」と行ったり来たりである。
一通り参拝をし歩いていると、人だかりができている一帯に遭遇。しかも皆カメラを構えているのである。

はて、これは何だろう?

と思って見ると、何と白馬がいるのであった。(写真上)

伊勢参り2019
伊勢参り2019

月夜見宮を経て内宮へ向かう。
ここが大変な渋滞であった。

しばらく進むとかなり酷いダメージを負った衝突事故現場に遭遇。
内宮の駐車場も一杯で、一番遠い(と思う)B5へ行き着いた。

車から降りると、メンバーの一人が、「この風景、素晴らしい!」と言うので振り返ると確かに山と清流で心洗われるのであった。(写真下)

しかも、写真ではわかりにくいが(赤丸)鉄橋がいい味だしている。
Nゲージのジオラマのようだ。(電車が通ればなお良かったけれど)
川を眺めながら歩くとウグイかオイカワなのか小魚が群れている。

歩を進めると何となく見たような景色が。

いつも歩いているおかげ横丁の裏道を歩いていたことが判明したのでした。

内宮では時間が押していたので、神楽を先にしてもらった。
お札を受け取り、お清めのお神酒を素焼きの杯で頂く。
いつもなら赤福で、遅めの腹ごしらえをするところ、すでに5時を回ってしまっているので、ほぼ一日飲まず食わす状態になってしまった。

P社のU氏(2年ぶり登場)のお気に入りで「一升びん」と言う焼肉屋さんで、舌鼓。
かなり混んでいたのだが彼の顔で?2階の個室でゆっくり過ごすことができました。
(写真の編集省略に付、お肉の写真はありません)

明日はどうなる?
続く

久しぶりの伊勢旅行2018②

最悪なホテルだった。
昨夜エレベーターが故障していたので階段で10階まで上がってきたのに、チェックアウトの時にお詫びの一言もない。
(担当も違うし、顔も覚えていないじゃないか、などという意見もあるかと思うのですが、昨夜、一緒に部屋まで行っているのでRNは控えられるだろうし、宿泊客には一声あってしかるべきである。)

これだけではない。
シャワーを浴びようとし、バスタオルを開くと、何と髪の毛が付いている。(←1本だけだけど、かなりテンション下がりますよ)
そして、朝コーヒーだけ飲んでみたが、インスタントだっだ。

AUホテルに集合だったので、H氏に「AUの方がいい」と言ったところ、「ここだってエレベータが一つしかないし同じようなもんですよ」と言われてしまった。
しかし、コーヒーに関していえばAUの方が良かったし、大浴場がある分プラス点だ。

今日の本題はここではなかった…

S代表とH氏は毎月のように「伊勢」+「松阪」=「和田金」余り「まるよし」
という方程式(これは今適当に作りました。)で頻繁に来ているのですが、個人的には約2年ぶりの訪問となった。

朝開店と同時に店内へ入る。(朝コーヒーだけにしたのはこのため)
既に家族連れらしい3人組が店内で待っている。

こちらは総勢20名の大所帯。

テーブルは人数ぴったりで指定される。

S代表が「各テーブル必ず一皿取るように」と指定してきたのが、「松阪牛ロース芯だけステーキ」150g(時価20,520円)

まるよし芯だけステーキ
まるよし芯だけステーキ

これに各自メインを追加して注文する。
僕は「肉鍋」をチョイス。
全員がメインを注文したので、仲居のおばちゃんが(ここの仲居さんは街中の定食屋さんのようです)「ステーキのご飯が余分だね、ご飯、外しておきます?」
と尋ねてくれた。

Hr会長(元社長)が「値段は変わりますか?」と伺うと、「抜いた分はスープ、サラダもセットで安くなりますよ」ということであった。
Hr会長(元社長)がカレーライスを注文し、「大盛で」とオーダーする。
「カレーのライス大盛はできないんですよ」と言い「さっき外したライス付けましょうか?」となった。

食事が運ばれる。
お冷の追加もこまめに行われる。
他のテーブルのメンバー達は「しゃぶしゃぶ」や「陶楽焼」を愉しむ。

僕が注文した「肉鍋」を見るとライスが少ない。
こんなことなら大盛にしておけばよかった思う。
「肉鍋」は大盛にできるメニューである。
あと、肉鍋の卵は別に生卵にしてもらったほうがいいみたいだ。

やっと、ステーキのお出まし。
H氏が4等分に切り分けてくれる。
一口サイズになってしまった。
すかさず「これで5000円ですよ」と付け加える。

歯を使わずに味わう。
さすがにとろける感じがする。

迂闊だったのはバターが載っていた切り身をチョイスしたこと。
これだけの高級な肉は素で味わいたい。

そして、肉汁のソースがもったいなかった。
フレンチのようにバケットがあれば、漬けながら平らげることができる。

同じテーブルで食していたI氏が「目隠しをして、他のステーキと比べてもわからないのではないか」と言い(どのあたりが境界線でわかるかななどと考え)「さすがにモモとだったらわかりますよ」といったちょっとした論戦をした。
すると、H氏曰く「懐石コースでも1万5千円なんだから、2万円のステーキを食べたというステータスとして刻んでおけばいい」というようなことを言い一同納得。

「空いたお皿おさげします。」
と言うのでお願いすると、その後がすごく早い。
お茶を頂き、ここで解散。

今日はかなり健全。「笑点」の時間には我が家の前で、メンバーと別れたのである。
2日間伊勢までの往復一人でハンドルを握り続けてくれたHr会長(元社長)お疲れさまでした。
余談、書いていて気が付いてのですが、先日からHr氏を紹介する際(元社長)となっていて、ややこしいのですが、先日、(1月4日)に社内人事の刷新が行われたためです。
HPには変更済みで紹介されていますが、このブログでは別の機会があれば紹介したいと思います。

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久しぶりの伊勢旅行2018①

【プロローグ】
このブログで何度か伊勢に行った話題を載せているように、年に数回伊勢に来ることが有る。
前回は去年の6月に静岡への出張の後、反対方向であるにもかかわらず、神楽殿でのショーを鑑賞し、とんぼ返りという強行スケジュールであった。

今回は、久しぶりの松阪1泊滞在、伊勢参拝をしたのである。

【雪見の温泉】(写真①左上)
東京を出発したのが丁度、深夜0時。
Hr会長(元社長)の運転で四日市ICに近づくにつれ、道路に雪がうっすらと積もってきた。

ノーマルタイヤで雪道サクサク。
早朝4時過ぎ、まだ付近が暗い中今回訪れた「ゆーゆー温泉」がひときわ目立つ。
東京の雪と違いサクサクである。東京の雪は水分を多く含んでいるので、非常に重い感じがする。

受付で、「今お入りになると2820円かかってしまいます。もしよければ30分程お待ちいただければ早朝料金で600円ですので、お待ちいただけますか」
と言う申し出があった。

勿論異論があるわけではない。

4時45分になり受付をしてもらったので、温泉に。
すっかり冷え切った体に心地よい。

素晴らしいのはタオルはもちろん、カミソリ、歯ブラシ、館内着…などほぼすべて揃っている。
特筆すべきは、シェービングフォームがリンスインシャンプーとBODYソープと共に洗い場に設置してあることだ。
これは非常に珍しい。

温泉に2回入り、ユーユーをあとにする。

 

おかげ横丁

【一路、伊勢参拝へ】
松阪で先発隊と合流。伊勢の回転ずしでブランチを取る。
結構な量を頂いたのだが、4人で5千円。
大変リーズナブルである。

伊勢は外宮・内宮ともにかなりの人出で、混雑がすごい。
内宮では、駐車もかなり遠く、おはらい町を歩いて到着。

神楽殿でショーを鑑賞し、お約束の赤福。
としたところ、ここも、人が一杯であった。
白鷹で「極上純米大吟醸一合」と「焼き卵」を頂く。
これですっかり出来上がってきたのに、斜め向かいの「伊勢萬」という酒屋さんで「生原酒」というものを、試す。

これが、パイナップルジュースを彷彿とさせる、ジューシーさで、うっかりすると飲みすぎの危険がある。
【おかげ横丁初潜入】(写真②右上)
おかげ横丁に入り、横丁そばを頂く。850円。(写真③左下)
冷えた体を癒してくれる。

その後何人かが射的に興じる。
皆さん結構うまく景品をゲットしていく。(写真④右下)
【エピローグ(落アリ)】
6時過ぎに松阪に戻り、「エースイン」というホテルにチェックイン。
7時にAUに泊まっているK氏、S氏と合流し近くの庄屋へ。

座敷に案内してくれ、お土産も付いている。
勿論、途中の接客も合格点だ。

いい気分で、ホテルに戻る。(約2時間前・リアルタイム編集です。)

ルームキーを請求すると
「エレベーターが故障しているのでしばらくお待ちください。」と言うのである。
すでに、15分止まってるという。

いつ直るかわからないので、非常階段に案内され、10階の今いる部屋へ戻ってきた。
息も絶え絶えである

最悪の結末。これが落ち。
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九州・福岡(2日目)オマケ付き

日は8時にフロント集合という事なので、寝る間もなく起床し、シャワーと朝食を済ませる。
朝食はバイキングなのだが品数がなく、量だけのバイキングと言う塩梅である。

ここ(古賀)から周船寺(これを「すせんじ」と読むというが、違和感たっぷりです)まで電車での移動だ。と言っても、いつものように自分ではわからないのでIさんと合流したAさんに連れて行ってもらったという方が正しい。

周船寺まで来たのは「懇親ツアー」に参加することになったからなのです。この「ツアー」の存在は1か月前位に判明し、Se社の通称「こまっぴぃ」さんが「S代表はこういうの好きだから行くことになると思いますよ」と予言されていたのである。
車で帰京するので、遅くても午前中には福岡の地を後にしなければならないスケジュールだったので、うちらは「セーフ」となるはずだったのですが、昨日の懇親会で「ぜひ」という主催者の方のお誘いにS代表も「帰京組も参加しましょう」という鶴の一声になったのである。

「こまっぴぃ」の予言的中であった。
それでも、お昼ごろまでに失礼できれば、と帰りの計画を練っていた。

案内されたのは、切り絵のギャラリーで招待してくれた方の亡くなったお父さんの作品だという。
この辺りのくだりはグーグル先生に聞いてもらえばweb上にいくらでもあると思うのでここでは割愛します。(興味のある方は「福岡 喫茶 切り絵」等で検索してみてください。)
そうなのです。興味のある人だけ詳しく知ればいいのです。(この行は声を「大」にして読んでください)

お父さんの経歴とか、ギャラリーを運営する下りは説明としては必要だし、切り絵についても最低限の説明なら必要なのはわかるのですが、手法とか、その道に精通している方でないと理解できないことまで、全員細かく聞くことになってしまったのです。
まあ、気持ちはわからなくはないのだけど。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
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説明の後、コーヒーとケーキを頂いて、ちょうどお昼の時間になったので、やっと解放、と全員が思った(と思う)ところ、折角来たのだから福岡の名所を案内します、ということになった。

東京まではどれくらい時間かかるんですか、と聞くので「16時間くらいです」と答え、S代表も「私たちもこれから大阪に行くのですが、そこのホテルのチェックインが12時までなんです」と言ったところ、奥さんが、「この前あなたが一人で大阪まで運転したとき7時間くらいでしたわね」とご主人(今回案内してくれた方)に問いかけ、「6,7時間で着きますよ」という返答で、結局行かざるを得なくなってしまった。
行き先は「唐津」というところで、30分もあれば着くといわれ、K氏の運転で、後を付いていった。

30分走ったがなかなか着かない。同乗していたIさんがスマホで見ると「佐賀」に向かっていることが判明した。(佐賀まで行ったのが「オマケ」)
松林を抜け(これを見せたかったらしい)右手にある、バイキングの大きな看板のあるホテルに入っていったので、「またいつものバイキングじゃん」と言って車から降りたが、ホテルと反対の垣根を掻き分けて、砂浜に出てしまった。
ここでなぜか海とサーファーをバックに集合写真(?)
いよいよ昼食か。と思いきや車に乗り込み、来た道を引き返す。「今の何だったの?」車内は騒然とする。

松林にある「和風 欧風」レストランという(わけのわからない)ところに入る。
「うちではせいぜいパスタぐらいしかないから」と先ほどの奥さんが予約を入れていてくれたところである。

和風ではなく、どう見ても欧風料理のオンパレードで、メインのステーキ肉はとても柔らかい。ランチコースだから3千円位かな?と思ったが1800円と大変リーズナブルである。
恒例のじゃんけんでまた負けてしまった。さっきのケーキ+コーヒーに続いての連敗である。

H氏に「<(_ _)>また負けてしまった。」と言ったら「昨夜の支払いに比べたらかわいいもんです。」とカードで全員分払ってくれた。

「急かすようで申し訳ありませんが」と主催者の方から挨拶があり、参加していたうちのお一方を福岡空港まで送り(この時点で15:30を過ぎていた)、家路についたのでした。(本当の朝帰り)

九州・福岡(1日目)②

なり長距離歩いたのと、そもそも九州の上空あたりから大分気温が上昇していて熱くなっていたので、ベストを脱いで車内に座る。
一人旅なので、あちこち観察してしまう。

こちらの市営地下鉄は凝っていて、駅名がピクトグラムのようにデザインされているので、「次の駅はどんなデザインなのか」と興味をそそられる。
もう一つ良かったことは、電車のドア付近にある「つり革」のレイアウトである。
ふつうは直線のパイプにそのまま配置されているのだが、この電車はサークル上にレイアウトされているので、どこからでも掴みやすそうであった。つり革を眺めながら子供の頃「つり革」に掴まりたくて背伸びしていた記憶が蘇ってきてしまった。

目的地に到着し、懇親会に参加。といっても、関係者に合流しただけのような状態であった。
さんざん飲み食いをして会場を後にし、福岡の夜を迎えることになった。(話がだんだん核心に近くなってきました。)

僕は翌日のこともあるので、ホテルに戻ることになっていたのだが、土地勘もないため同じホテルに宿泊するIさん(元すし職人25歳)のいるコースについて行くことにした。
このIさんは飲食店で働いていただけあって、さっきの懇親会でも、そこで働いている「ボーイさん」のように融けこんでいた。
中洲見学コースへ参加したのは、僕とIさん、H氏、K氏(H氏とK氏は何度か登場済み)のたったの4人である。みんな「水炊きコース、カラオケ付き」へ行ってしまったようだ。
駅の周辺は地方都市としてはかなり大きく、池袋の雰囲気がある。そういえば、さっき乗り換えのため地下街へ足を踏み入れた時も、池袋の雰囲気を感じているのである。
しかも、これは後からわかるのだが、近くにはご丁寧に「明治通り」まであるという凝り方だ。

しばらく街を歩き進むと屋台が並んでいて、ここがよくテレビで紹介されている有名な屋台街だ!と感動しカメラに収める。(やはり暗がりで手振れになってしまった。川面にネオンが映える構図だったのだが・・・)
祭りのハッピでコスプレしている女性のグループがいたので、「何ですか?」と尋ねたところ、本当の祭りで昨日(28金)と今日の2日開催だそうである。「えっ明日はやらないの!?」と聞き返してしまったが、今日までだそうである。

プロレスをやっていたのでしばらく眺める。大技の連続である。実況中継もされており「20分経過しました」というアナウンスも入る。すかさずH氏が「こんなことよく20分もやってられるな」と感想を漏らす。
2.5カウントで復活したが、最後はやはり大技のブレーンバスターで試合終了。(一番ましな写真です)

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
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屋台街から離れ、町のギョーザ屋さんに腰を据える。
H氏が「チーズギョーザと」と言うとマスターが「そんなの食べないで、やぶれ餃子とか定番の方がいいよ」と薦めてくれたのでそれにした。
ちょうど日本シリーズをやっていて、グランドスラムが起きた頃である。

お腹も満たされた(ビール類で)ので、どこかお店ないですか?と聞くと、この上にショーをやっている店がある、とそこのパンフレットを渡しながら進めてくれた。

結局その店にはいかず、2軒同じような店(2軒とも同じお兄さんのご紹介)を梯子(本来はここが核心の部分なのですが長くなったので省略します。)し、Iさんとタクシーで古賀にあるホテルへ向かったのである。

九州・福岡(1日目)①

週金曜日に「明日は福岡だ」で終わったので、翌日すぐ載せようとも思ったのですが、なんと、詳しくは本文内で認めますが、中洲での夜遊びが度を過ぎてしまい、編集はおろかせっかく持っていたPCも開く時間もない状態でした。
短期の国内出張は、出張応援パックなどという格安の旅行パックを利用したことがあるので、それで予約しようとしたとも考えたのですが、帰りは車でホテルの予約もH氏がしてくれるというので格安のLCCを予約することにしました。
これが、国内線でもほとんどが成田発なのである。成田はほとんど利用したことがないし、かなり遠いイメージ(失礼)があった。

しかし路線を調べると、思っていたほど時間はかからないし、今回利用したバスは事前予約で900円とリーズナブルである。
早く乗り場に着いてしまったので、案内にラウンジが表示されていたことを思い出し、しばらく歩いて行ってみた。
ラウンジ自体は小じんまりとした2F造りで、カウンターに案内の女性が一人いるきりである。
土曜の10時過ぎだったのだか閑散(長椅子で寝ている人が一人のみ)していて、トイレを利用したところ清潔な感じの一人用であった。
他には自動販売機があり、WiFiが使えるPC用のテーブルも誂えてある。
最近はどこでも無料のサービスが充実している。こちらは「30分までの利用」とあった。

時間が迫ってきたのでコンビニで昼飯を調達し乗り場へ並ぶ。後からぞろぞろとやってくる。
予約者が優先で番号や画面ではなく氏名で認証しバスに乗り込む。全席自由。予約時に発行された「座席番号」は何のためだったのだろう。

ほぼ満席になり成田へ出発。今回予約したのは「P」の路線である。
搭乗手続きを済ませ、ロビーで昼食を済ませ、早々にセキュリティーチェックを受ける。

1週間前に予約したときは座席にかなり(本当にほとんど空だった)空きがあったので余裕をこいていたところ、こちらもぞろぞろと人が押し寄せてきた。
20分前に搭乗案内が始まる。AF(それぞれ窓側の席)から先に案内される。
通路側の方が都合がいいし、万一の時は後ろの方が安全と思っているのでかなり後ろの席を予約していたのだが、今回乗ってみてLCCは前の扉しかで入りできないし、狭い通路が一本のみなのでこの選択は大失敗であった。
LCCは「座席の間隔が窮屈」という知識があったが今回乗った「P」社では窮屈さは感じられなかった。

福岡空港は離発着が多いとのことで、上空を10分ほど「とんび」のように旋回し着陸を待つ。
「すぅー」と着陸してくれた。これはなかなかの腕前である。下手な人は「ドスン」とショックがあったりする。

空港で「地下鉄どこですか?」と聞いたら「ここでて右に行けば下に行くエスカレータありますよ」と教えてくれた。

地下鉄は、ホームドアがあり、こっちでゆう「南北線」みたいな感じだったが、なんとBGMがかかっている。これはなかなかありそうでなかった発想だ。
調べた通り「天神」で乗り換えのため下車をする。地下街に入った感じは池袋の地下街にちょっと雰囲気が似ている。「七隈線」に乗り換える為、歩を進めていくが、歩けど一向に乗り換え口がない。
やっと「天神南」の案内が表示される。ちょうど一駅分ある感じだったがそれもそのはず、駅名が違うのである。

東京ではこのような乗り換えは「30分以内」だが、こちらは「120分」。これはこれで経済効果はあるのではと思ってしまった。
天神南のホーム着き、何気なく壁の広告スペースを見たところ「駅から歩く。Subwayダイエット」という看板を発見し妙に納得。
すかさず写真を撮ったのだが、暗すぎてひどいブレのため没。代わりに市の交通局HP「subway-diet.com」から無断転載しています。

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予定より大幅に長文になってしまうので1日目を2回に分けて記載します。

お伊勢参り後日談(3)-⑦京都散策④

た道を戻る形で北上する。(と書いておきながら、京都の街をまともに散策するのは初めての僕は、なんと「東西」方向に移動しているイメージのままでいた)。
移動しながら「さっき(午前の電柱やラーメン屋さん。お伊勢参り後日談(3)-④京都散策①参照)こっから1,2本左に並行している道路を通ったんだよな」などと考えてみる。
清水寺の交差点で左折する。観光バスは先程にも増して(お伊勢参り後日談(3)-⑤京都散策②参照)、なんと、反対側の車線で(それも清水寺からかなり離れた)乗降をしているバスで溢れかえっていた。
その先の交差点を右折する。行きに六角堂の付近は通っているので、方向は目安が付いている。途中、斜め方向にショートカットできそうな道があった(後で地図を見ると来た道が少し斜めに進路を変えていた。)ので、入ってみる。広くはない通りだが、かなりの繁華街の様子である。
次の大通りに出でると、目の前に寺町通アーケードがあり、「確か、行願寺が寺町と書いてあったけど、この先かもしれないな。だけど自転車は入れないみたいだな」としばらく勝手に考え、来た方向から見て左折し六角堂を目指したのである。

六角堂はやはり都会にあり、アクセスが良いためか、観光地化している。で、ここで、「お伊勢参り(3)-②(高野山から京都へ)」で少し触れた、親切な庭師の方に出会うのであった。(予定では「行願寺」のエピソードまで書くつもりでしたが、結構疲れてしまったので続きとします。)
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お伊勢参り後日談(3)-⑥京都散策③

六波羅蜜寺」でほっと一息つき、大通り(東大路通)へ出たが、次の目的地への見当が付か無くなってしまっていた。すると「東山区役所」があり、隣接する図書館があったので「るるぶ」でも見ようと思い入ってみたのである。
旅行ガイドは何種類か揃っていたのだが、シリーズの中で、京都の物が見事に無いのであった。事前に「西国三十三か所のうちの5つの寺が回りやすい」と情報を得ていたので、「清水」「六波羅」と来たから次に行こうとした。六角堂は朝、京都駅へ来る途中に案内板があったので、帰り道に寄ることになる。
自動的に「観音寺」の選択肢となってしまい午前中に行った方向にまた逆戻り、さっき通った清水寺の交差点を人ごみを掻き分けて突破していく。しばらく行くと案内板があり、それに従い山門を潜っていく(正式には山門かどうかはわかりません)。

山門の先は自転車で進むのも失礼かと思い、自転車を放置し歩いてみたが、かなり先のようだし自動車もすれ違ったので、引き返し、自転車で進むことにした。
幼稚園なんかもあったりして、やっと「観音寺」の山門に着いたので、ここで自転車から降りる。
しばらく歩いてたどり着く。やはり観光地化されておらず荘厳な佇まいであり、五重塔のようなものも完備されていていかにもパワースポット的である(何の根拠もありません)。
自転車を置いた場所まで歩いて戻ったが、ここ(本堂)まで自転車はおろか、自動車で入ってきてもよかったのであった。(もうすこし続きます)
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