今年のプロ野球は、パリーグ3位のロッテがクライマックスシリーズでパリーグの代表となり、セリーグ優勝の中日ドラゴンズと日本一をかけて争い、見事日本一に輝いたことは記憶に新しい。
私も何年か前、千葉幕張本郷の会員との付き合いで、ファンクラブの会員になったことがあった。
その頃はまだ弱くて、観客も少なく「先生、観客席で横になって見れますから・・」といわれて見に行ったこともある。
当時、印象に残ったのはファンの応援マナーがとても素晴らしいことであった。
あの頃は、球史に残る連敗記録を打ち立てたりと、それはさんざんな頃であった。
けれどファンは、いつも暖かく、「明日は頑張ろう!」という声援をおくっていたなぁ、負けているのにもかかわらず、相手チームのファインプレーに拍手を送るなど、一つの武士道精神を見た思いであった。
どこかのチームの熱狂的なファンは、三振でもしたら、ぼろくそにけなすし、相手チームの三振には拍手喝さいである。
チームが負けようもんなら、出口で待っていてそれこそボロクソものである、私も何度か見たことがあった。
西村監督は、現役の頃は申し訳ないが記憶にない。私も野球にそれほど興味があるわけでもないからなのだが、どこの所属かも知らない、しかし、えてしてこういう監督が選手の目線でとらえ、成功することはままあることなんだね。また、こういうチームが優勝すると嬉しいねー。
私たち空手界も応援マナーも見習いたいと思うほどである。
全国大会などは、地方から一人で参加する人もいるのである。
それを、地元の人の特権か、大勢の人が地元を応援すると、地方の人は、それも子供であればなおさら、萎縮してしまうんだナァー。
競技というものは対等な条件で争うのが、公平であると考えている。
プロならば大人であれば、あるていどの納得はするのであろうが、子供の場合は公平にしてあげたいと思っている。
今度の全国大会、過激な応援は自粛して欲しいと思っているのである。
話がずれた感もあるが、ロッテの優勝にふと、過去のいきさつなどを思い出したのである。
何はともかく、西村ロッテ日本一、おめでとう!
11月14日、武道館決戦の日である