286、北鎌倉

相方が休みの24日、午前中で用事を済ませたとの事で、急に鎌倉に梅見に行こうと言い出した。
私は夜は空手があるし時間がない、というと、東慶寺へ行って梅を見てくるだけだという、鎌倉というと一日がかりという印象があったが、行ってみると、1時間で着いた。
 北鎌倉駅で降りて、建長寺まで歩いた、近くの円覚寺や、明月院までは行くのだが、建長寺まで足を伸ばすことはめったにない。
行くと鎌倉五山第一の寺というだけあって大きなお寺である。荘厳な長めに歩くだけでも心が洗われるみたいである。
ゆっくりの時間もないので、戻って東慶寺へ入ろうとすると、終了だという、時間はまだ4時前、5時に閉門ではと尋ねると今は冬時間で4時閉門なのだが、本堂に行くぐらいなら急いで入ってください、といわれあわてて行ってきた。
ここの梅見物に来たのだが、まだ早く、つぼみがほとんどであった。
 近くに蝋梅があって写真に納まってしたりして、駅前に歴史を感じさせるような中華店があり、ラーメンを食べてから戻ってきたが、本当に早く行ってこれるものだね、戻ってプウチャの散歩をする時間もあって、それから空手に行ったのだが、中身ビッシリの半日を過ごせた。
鎌倉というと特別な思いがあり、北鎌倉は山の内という地名で、ここの住人の上杉氏が越後まで行って長尾家に庇護されて長尾景虎が養子となって上杉を名乗り、後の上杉謙信となるという歴史があるのである。
 いつの日かこの鎌倉に於いて空手教室を開くのが、夢でもあるのである。

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