322、演歌の竜

大井町で、設計事務所を営む社長、荒井さんである。
この人も長い付き合いで、20年ほど前は、目黒の詩吟教室に行っていた頃は一緒に習い、帰りはよく途中下車をしてカラオケに行った、「演歌の竜」と異名をとるほどのカラオケ同志であった。
 詩吟をやる人はおしなべてカラオケがうまい、声量やコブシが演歌に通ずるのだろうか・・
それでお互いに張り合って歌うので順番を取るのが大変である、譲り合いの精神・・・ナ~イナイ・・この場にはなかった。
 今回何年かぶりに会って、懇親会でも隣に座り、いやぁよく話し込んだ。
今夜も久しぶりに終わったら行こう、という話だったが、どこかではぐれた。
 あの当時、お母さんのために自宅を新築した時に家庭内エレベーターを取り付けていたのだよ、びっくり。
大井町御殿というと本人が照れるので豪邸ということにしておこう。
 今、一人今回は大会会長・森川宗家を補佐する副会長として活躍をした中島さんである。この人も現役時代は誰でも知っている大手広告代理店の部長をしていたという慶応ボーイである。
我が家の近くに住んでいて、愛犬シーズーを買っていて名前が「ダグラス」そう、あのハリウッドスター、カークダグラスにちなんだそうである、まぁまぁ、大変だね。
 散歩のついでに家にお邪魔したこともあって気楽に行けるのである、最近体調を壊して心配していたがぼつぼつ復活して何よりである。
 
 このように、詩吟の仲間というものは大変にありがたく、私の人生においても大きな比重を占めているのである。
月刊空手道で「温故知新」として毎月連載させていただいているがこれも詩吟を習っていればこそである。
人との出会いが人生を豊かにさせ、大きな財産となっていく、そう思わずにはいられない。
 そうして私は空手に専念していけるのである。
ありがたきかな、ありがたきかな・・・皆さんの幸せとわが人生に乾杯!

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